学校日誌

理科・実験 月食と日食どちらが起こりやすいか・・・解答編 6/29

先週の理科の自主課題の答えです。

 

月食と日食はどちらが起こりやすいか。

もう,ほぼ先週答えのような児童の解答をホームページで紹介しましたが,

正解は「日食」です。

 

日食は,1年間に2~3回のペースで起こります。しかも,日食は,月食が起こった前後でほぼ,毎回起こっているそうです。

ただし,日食は,軽微な物も含めますが,かなり観測しにくいので,あまり,回数として認知されていません

 

月食は,観測のしやすさから,ニュースになりやすく,他の児童の解答にもあったように,月食の方が多く感じるのですが,月食の周期は,1年-11日の計算で起こっているようです。なので,月食は1年に1~多くて2回なのです

満月や新月という月に1回という月の条件や,白道と黄道の軌道の重なり等の起こりうるタイミングは,ほぼ似通っていると考えられます。

 

前のホームページの5年生の絵のように,

日食は地球と太陽間の距離において,間に月が入ることで起こります。

月食は,太陽と月の距離において,地球の影が月にかかることで起こります。

つまり,月食の方が,日食より天体間の距離が離れているため,日食より起こりにくいというわけです。

※ 5年生の絵がベスト解答賞ですね。