学校からのお知らせ

救急救命法講習会(2年)

 日本赤十字社福島県支部の金子さんを講師にお招きし、2年生を対象に救急救命法の講習会を実施しました。前半は講義、後半は実技を行いました。まず前半の講義では、『救命の連鎖の4つの輪』について説明を受けました。その輪のうちの一つである「一次救命処置」について詳しく学びました。次に後半の実技では、人形やAEDの機器を活用しながら救命法の基礎を学びました。呼吸の確認は10秒以上かけないで、胸とお腹を見ること、胸骨圧迫は、30回を「強く(約5センチ)」「速く(100~120回/分)」「絶え間なく(中断を最小限に)」行うということを学びました。

「人が倒れています!」「周囲を確認」「異常なし」「外傷確認」「出血なし」……肩を叩きながら「大丈夫ですか」等など、生徒たちは講師の言葉の後に大きな声で復唱し、AEDの操作や胸骨圧迫の実技を行いました。

 コロナウイルス感染防止のため、2人に1体の人形を割り当て、間隔を広くとって実技を行いました。人工呼吸については方法の説明だけになりました。今やAEDはいろいろな施設に設置されるようになり、救急法を受講している人も多くなりました。しかしながら、実際に目の前に倒れている人がいても、ちゅうちょして行動に移せない人が多いそうです。2年生のみなさんは、今日、学んだことを生かし、実行できる人になってほしいです。