学校からのお知らせ

2021年3月の記事一覧

離任式 ~5名の先生とのお別れ~

 今年度、本校から5名の先生が転出することになりました。昨年度は離任式すらできず、お別れの言葉も交わせなかったわけですが、今年は例年に近い形で離任式を実施することができました。新しい学校でも元気にがんばってほしいです。

修了式 みなさん進級おめでとう

  令和2年度最後を締めくくる修了式を行いました。

 昨年3月は、突然の休校騒ぎで卒業式に在校生が参加できなかったり、修了式ができなかったり、春休み中の部活動が一切できなかったりと異例づくめの年度末でした。コロナ禍は続いていますが、学校で行う行事も平常時に近い形でできることを本当にうれしく思います。

 校長先生が1年間をふりかえり、これまで集会で話してきたことのふりかえりをし、そして進級する1,2年生に励ましの言葉を送りました。その後、1年生の代表田母神君、2年生の代表伊藤君が作文発表をしました。次年度につながるいい反省と目標を立てていました。明日から年度末休業が始まります。普段とは異なる生活パターンになります。コロナ対策を継続させ、健康や安全に十分配慮した生活をおくってほしいです。

卒業式 ~威風堂々、巣立ちました~

 あいにくの曇り空でしたが、気温が若干高く風もない穏やかな春の昼下がりに、卒業生43名は、在校生・職員・3年生の保護者に祝福され、学び舎を巣立ちました。コロナ対策を各校で工夫し、通常の卒業式を変化させながら迎えた3月12日だったと思います。本校でも通常とは違う形にした部分は多かったですが、できるだけ卒業生の思い出に残るいい式になるよう工夫して実施しました。

 まず、3年生の卒業証書授与ですが、緊張感のある雰囲気の中、呼名への返事、卒業証書を受け取る卒業生の凛とした姿に感動しました。在校生代表による送辞もしっかり感謝の気持ちをこめて伝えることができました。卒業生代表の答辞では、落ち着いた態度で大人びた声であいさつを述べ、「限界突破」というメッセージを伝えました。式の最後にのみ、在校生と卒業生のそれぞれの式歌を歌いました。式の中では歌えなかった『旅立ちの日に』を事前に録音しておき、退場する際にBGMとして流しました。

 教室に帰り、それぞれの学級で最後の学級活動を行いました。それぞれ工夫を凝らし、涙あり、サプライズありの思い出に残る時間になりました。43名のみなさん、卒業おめでとうございます。

 

卒業式準備~1,2年生ががんばりました~

 明日の卒業式にむけて1,2年生が午後から会場を作成しました。1年生は校舎内の3年教室や保護者控室、校舎内の清掃などを担当しました。2年生はメイン会場である体育館の式場設営を担当しました。みなさん自分の持ち場で一生懸命、準備をしていました。特に2年生は昨年、コロナ禍で卒業式準備を経験していなかったので初めての経験でした。人数も少なくなっている中でこれまでと同規模の式場を設営する難しさもあります。おかげ様で立派な式場準備ができました。明日、みんなで3年生の卒業をお祝いしましょう。

3.11 祈りを込めて

 東日本大震災から10年、本日14時46分に卒業式準備で学校に残っている1,2年生全員で黙祷しました。

以下は黙祷時に放送でお話した原稿です。「今から10年前の3月11日、午後2時46分に東日本大地震が発生しました。その災害により、多くの人命が奪われ、さらにその後、発生した大津波や原発事故によっても甚大な被害が発生しました。10年たった今でも長年住んでいるふるさとを離れ、生活をしている方々もたくさんいますし、先月、大きな余震が発生したように東日本大震災は終わってはいないのです。今日はこの災害で亡くなった多くの方々への追悼の気持ち、そして災害に備える気持ちを再確認する日です。そして10年間、福島県民として東日本大震災の当事者として、歩んできた日々を振り返る日です。そんな思いを込めて1分間の黙とうをささげます。」

3年生学級分散会・最後の学年集会

 明日、いよいよ卒業式を迎えます。本日は、学級分散会や学年集会を実施しました。天気が良かったので1組は校庭で体を動かし、2組は教室で発表活動をするなど、それぞれの学級が楽しい時間を過ごしました。学年集会では、学年の先生のお話を聞いたり、合唱で『桜』を歌い、先生たちに感謝の気持ちを伝えたりして、学年で過ごす最後の時間を有意義に過ごしました。明日、3年生たちが、すばらしい立派な姿で卒業していくことを期待します。

命を見つめる日~青年海外協力隊での経験を生かして~

 東日本大震災があった3月11日に毎年、「命を見つめる日」と称し、講演会を開いています。今年は、卒業式が12日ということもあって、1日早く本日10日の3,4時間目に実施しました。

 この行事は例年であれば、東日本大震災に関連するお話を聴き、命の大切さを考える日にするというものです。今年度は、青年海外協力隊員としてミャンマーから帰ってきた本校教諭のしおり先生に講師になってもらいました。しおり先生は、本来ならば、今月までが、ミャンマーのマンダレー教員養成校への派遣期間で、岩江中の皆さんとはこの学校でしおり先生に学ぶことはありませんでした。しかし、新型コロナウイルスの影響で派遣が打ち切りとなり、昨年の夏に岩江中に復帰しました。

 今、ミャンマーの社会情勢はニュースで伝えられているように混迷を極めています。しおり先生が肌で感じてきたミャンマーの文化の良いところ、日本人が見習わなければいけないことを伝え、『SDGS』の目標のように誰一人取り残さない社会の実現のために何をすべきかメッセージ性のある講演でした。全校生が1人ひとり、しおり先生のお話を受けとめ、自分のこれからの生き方に生かしてほしいです。

 また今日の講演は電子黒板やタブレットの機能を最大限生かしたものでした。しおり先生は普段の授業でも積極的にICTを活用している先生です。コロナ対策として本会場である食堂には3年生だけが集合し、直接講演を聞きました。1、2年生はリモートで自分たちの教室で講演を聴きました。今年度導入した備え付けの電子黒板・プロジェクターと、従来のプロジェクターを併用し、講演者の様子を伝える映像と講演者がプレゼンに使用しているスライド映像を同時に電子黒板に映し、臨場感のあるリモートを実現しました。また生徒は各自支給されたタブレットを使用し、随時、しおり先生の質問に答えるなどして、講演者が全校生の答えを確認しながら話を進めるなど同時性を実現しました。今後の授業や講演会、発表会などでのICT活用のヒントになる取り組みになりました。

 

校長先生の特別授業

 本日、5時間目に今週末卒業を控えた3年生を対象に、髙橋校長先生による理科の授業を実施しました。

 校長先生はもともと高校籍の先生なので高校で教える理科の内容について特別授業をしました。元素記号やモルのお話など、3年生にとっては難しい内容も多かったと思いますが、4月以降、高校での授業の疑似体験ができたのではないでしょうか。

倒木を片付けてくれました

 昨日の同窓会入会式に小林会長が来校された際、学校林に大きな倒木があり、処理に困っていることを相談しました。早速、地元の仲間を引き連れ、本日、チェーンソー等を使い、解体してくださりました。この木は、先日の強風で倒れてしまったものです。被害はなかったものの、樹木自体が大きかったため、処理に困っていました。本日、駆けつけて手伝っていただいたのは同窓会長さんの小林さん、前同窓会長の新田さん、山田地区の増子さんの3名です。たいへん助かりました。ありがとうございました。

 また、日頃から学校林の定期的な伐採をしたり、植物の苗木を植えたり、環境整備にご協力いただいている同窓会の皆様、地元の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

同窓会入会式

 本日午後に同窓会長の小林さんと副会長の荒川さんをお招きし、同窓会入会式を実施しました。

 同窓会より証書フォルダが贈呈され、代表で細川さんが受け取りました。そして、卒業後、同窓会の一員として母校を支え、応援していくという内容の「誓いの言葉」を安齋君が代表として述べました。同窓会長さんからも激励の言葉をいただき、卒業へむけて、いっそう自覚が高まりました。

卒業式予行練習

  今週末に卒業式が迫り、本日は時間をかけて卒業式の予行練習を実施しました。

 3年生にとって中学校生活も今日を含めて5日間のみになってしまいました。式予行といえども引き締まった表情で真剣に参加することができました。

第4回学校運営協議会

 2月25日(木)、今年度最後の学校運営協議会が行われました。令和2年度学校評価、令和3年度教育課程について、話し合いがもたれ、それぞれ承認していただきました。岩江の子どもたちのために頑張ってくれる地域の方々がたくさんいることに感謝し、地域の良さを生かした教育に努めたいと思います。