2018年10月の記事一覧

かわり納豆

 今日の献立は、ごはん、かわり納豆、じゃが芋の味噌そぼろ、五目汁、牛乳でした。

 納豆は、日本独自の食品です。精進料理として納所(なんしょ、寺院の倉庫)で作られ、これが名前の由来といわれています。

 納豆とは、「煮た大豆の表面に納豆菌が増殖し、【納豆の糸】といわれる独特な粘質物と特有の風味を生じた食品」です。

納豆菌は増殖するときに、大豆のたんぱく質を分解し吸収しやすくするとともに、各種ビタミンや酵素類などを作りだし、栄養に富んだ食品にします。

今日は、かつお節やごま、かまぼこ、チーズで作った具を納豆に混ぜて食べました。発酵食品である納豆とチーズ、野菜の組み合わせで免疫力がアップします。

卯の花炒り

 卯の花とは「おから」のことを指します。おからを「卯の花」と呼ばれる語源は、初夏に小さな白い可憐(かれん)な花を咲かせる「ウツギ」という植物からきています。白くてフワフワしたおからを「卯の花」に見立てて、そう呼ばれるようになったそうです。

 おからには食物繊維が豊富に含まれています。おからの食物繊維は「セルロース」という水に溶けないもの。セルロースは腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進する効果があります。

 配膳の時に「今日のこのおかずは何ですか?」と聞かれました。「卯の花炒りです」と答えると「何からできているものですか?」と「おからです」といってもピンとこない様子だったので、「豆腐を作るときにできるものです」というとようやく理解できたようでした。