2019年7月の記事一覧

勝ち飯Ⓡ

 2020年7月24日は東京オリンピックの開会式。そこで今日の給食は「勝ち飯」メニューです。

 「勝ち飯」は食品メーカーが考えたトップアスリートの体づくりを支援するための献立です。これは決してアスリートのためだけの食事ではありません。バランスのよい食事は、部活をする人の体づくりはもちろんのこと、受験勉強や夏バテ対策、体調管理など、私たちの健康作りにも欠かすことはできません。

 勝ち飯は、「たんぱく質」「野菜」「汁物」の3つのポイントをおさえた3度の食事に米やパンなどのエネルギー源となる主食を合わせたメニューで、家庭でも簡単に実践できます。特に味噌汁などの汁物は、入れる食材を工夫するだけで「たんぱく質」と「野菜」を一緒に摂ることができます。そして和食の基本であるうまみを引き出すための「だし」が汁物には使われます。だしの力で塩分の摂取量もおさえることができます。また、汁物を食べてから食事をはじめると、胃が消化を始める準備ができるようになり、消化・吸収を助け食欲が増します。みなさんも家族と一緒にだしを使った和食の料理で、勝ち飯を実践してみましょう。

七夕メニュー

 7月7日は七夕です。この日は、年に一度だけ天で会える織姫と彦星の伝説にあやかり、裁縫や技芸の上達を願う日でした。

 七夕は食べ物ともいろいろな関係があります。朝、里芋の葉の上にたまったしずくで墨をすり、筆で字を書くと字が上手になるといわれていたり、織姫が機を織る様子からそうめんを糸に見立てて食べたりします。

 さて、日曜日は七夕ということで、フルーツゼリーを手作りしました。パイン、みかん、星形のゼリーをたっぷり入れ、爽やかな味に仕上げましたので楽しみながら食べてください。

 

ズッキーニのキッシュ

 キッシュとは、パイ生地で作った器の中に、卵と生クリーム、チーズを混ぜた生地を入れて焼き上げるフランスのアルザス・ロレーヌ地方の郷土料理です。生地の中には、様々な材料を入れますが、一般的なものは、ベーコン、ほうれん草、たまねぎです。その他にも、じゃがいもやほうれん草、トマト、ひき肉、しめじなどもよく合う食材です。

 今日は、ズッキーニなど野菜をたっぷり入れた給食室手作りのキッシュです。

 今週は、郡山女子大学食物栄養学科の3年生2名が給食管理実習にきています。調理作業や栄養指導がんばっています。