ちいちゃんのかげおくりの読み取りに挑戦 11/12
2019年11月12日 09時34分3年生では,ちいちゃんのかげおくりの読み取りに挑戦していました。お話の中に出てくる2回のかげおくりの間に,何があったのか。順に追って表にまとめていました。
ちいちゃんのかげおくりも長く教科書の教材として読まれています。
家族を戦争の出征や空襲で失い,家族とバラバラになったちいちゃん。物が豊かではない時代,家族での娯楽がない中でも「家族いっしょにしたかげおくり」の記憶。「今日の記念写真みたいだね。」というお父さんの一言が,本当に最後の思い出になるのでした。次の日,体の弱いお父さんも出征します。
最後にちいちゃんが1人でかげおくりをすると,空にちいちゃんが吸い込まれて家族に再会するのですが・・・。
子どもながらに,悲しいお話だなと思った記憶がありました。文学作品として,こんな不自由で悲しい時代があったのだと考えさせられます。3年生は学習後にどんな感想を持つのでしょうか。ご家庭でも聞いてみてください。