学校日誌

オニヤンマの生態 羽化する瞬間


今日は特別講師の授業がありました。手に持ってるものに注目です。
子どもに人気の「オニヤンマ」です。大きくて、黄色と黒の模様がはっきりして、大きな目をしたトンボです。この時期にいるの? 先生の手から動かない。じっとしている。あれっ? 

  

ヤゴを持ってきてくれました。 土の中にいます、います。そっと起こして観察です。寒くなって土の中にいるそうです。しばらく食事をしていないようです。先生が糸ミミズを準備してくれました。「ヤゴさん。お食事ですよ。・・・」むっくり起きたヤゴが食事をします。「ヤゴがどのようにして食べるか初めて見た!」子供の声です。



ヤゴが、オニヤンマに羽化するのに、どのぐらい時間がかかるでしょうか?

時間を短縮したビデオを見せてもらいました。
体をくねらせ、少しずつ少しずつでてきます。そして、体を左右に振って周りに障害物のないことを確認し、羽を開いていきます。透明の神秘的な羽です。空気に触れ、色づいていきます。
なんと、なんと、6時間以上かかるそうです。ぴかぴかのオニヤンマの誕生です。子供から大きな拍手がわきます。 トンボすごい!

ちなみに、トンボ博士の講師の先生は、三春小学校の卒業生です。僕たち・私たちの先輩です。素晴らしい授業ありがとうございました。