学校日誌

期分けの式 校長の話

1学期の子どもたちの成長はめざましいものがありました。保護者の皆様のご協力の賜です。期分けの式では、1学期のがんばりや成長について話すとともに2学期に向けて期待することを話しました。

<期分けの式 校長の話>

 今年は5月から年号が変わり、テレビや新聞などで大きく取り上げられるなど節目の年でした。この記念すべき年、1年生は1年生なりに6年生は6年生なりにそれぞれの学年で皆さんががんばって大きく成長できたことは、私にとってとてもうれしいことでした。毎日の授業のなかで新しく学習することをしっかりと理解して身につけること、これが皆さんにとってとても大切なことです。これからも今までやってきたことを続けて、努力していってほしいと思っています。

 さて、今ラグビーのワールドカップが開催されて、日本の活躍で大いに盛り上がっています。私もテレビを見ながら応援しています。優勝候補のアイルランドとの試合はとても力が入りましたが、勝ったことでとてもうれしい気持ちになりました。そして、「みんなが一人のために一人はみんなのために」助け合っていたことが心に残りました。

他にもすばらしいと感じたことがありました。負けたアイルランドの選手たちが戦った相手の日本の選手に拍手を送り、褒め称えていたことでした。負けたことに対して悔しい気持ちはあったと思いますが、その悔しさを出すことなく、相手をたたえるという心の大きさがとてもすばらしいと思いました。

皆さんは、試合に負けてしまったときやテストの点数が悪かったとき、だれかのせいにしたり言い訳をしたりすることはありませんか。そのようなときどのような態度をとればいいのか、アイルランドの選手たちの行いは私たちに教えてくれているように思えます。まず、負けたことを認めること。結果が悪かったことを自分のこととして考えるようにすること。この2つのことができればこれまでよりももっともっと友達との関係がよくなるだけでなく毎日の生活が磨かれ、心の豊かな人になれるのだと思います。

2学期も皆さん一人一人が、ますますがんばるようになることを期待しています。