学校日誌

戦争体験談を聞く

  

  

6年生は社会の学習で、第2次世界大戦、そして戦後の復興について学習しています。
今日は、サンボラのご協力により、戦争体験者が来校し、当時の話をしてくださいました。
戦争は遠くで起こった出来事のようですが、郡山大空襲の話や、三春に疎開していた方の話など、よく知っている地名を出されて話をしてくださいました。



昭和20年4月12日午前11時 たから山(現お城山)でB29爆撃機の大編隊が頭上に迫ってきた。三春小学校 下校舎の2階5年生教室で勉強中、空襲警報発令のサイレンが鳴り急いで避難を始め、たから山に走って登ると船引方面の上空から数十基の翼をそろえた飛行機がこちらに向かってくるのが見え、恐ろしくなって北町方面の8人は山道の崩れたくぼみに身を沈めた。・・・と話してくれました。

その8名の中に、東京からの疎開者がいました。その方は、10歳ぐらいでこの状況を見ています。記憶をたどり、その様子を絵にしたものがこれです。講師の先生の話とぴったりです。
(2016/8/13 HPに掲載済み)

この絵は、現在校長室の前に「忘れえぬ風景」として掲示してあります。

「忘れたくても忘れられない大きな出来事」子供たちの心に残る学習会となりました。
サンボラの先生、貴重なお話ありがとうございました。