学校日誌

教務主任の徒然草~褒め方・叱り方~

 先日、新聞を読んでいたら、「子どもを叱る際『次は頑張ろうね』と励ました方が、原因を追及したり罰を科したりするよりも成人後の自立心や計画実行能力によい影響を与えるとの研究結果を神戸大と同志社大のチームが発表た。」・・・中略・・・「褒め方については『頑張ったね』と努力を評価したのが最高で、『偉いね』『褒美を与えた』の順に低下した」という記事がありました。「子どもは褒めて伸ばす」と言いますが、褒めるにしても叱るにしても、次に向かって頑張ろうという前向きな気持ちにさせることが大事なのではないでしょうか。「桃栗3年柿8年」ということわざがありますが、実はこれには続きがあって、梅は13年、梨は15年、柚子は18年、蜜柑は20年、林檎は25年、銀杏は30年だそうです。植えてから実を収穫できるようになるまで何年かかるかを並べたものですが、子どももいっしょで、成長するまでには長い時間がかかります。子どものためになる「褒め方・叱り方」を根気強くしていきましょう。