沢石小Diary

学校保健委員会開催

 1月25日(水)、学校保健委員会を開催しました。

 学校医・学校眼科医・学校歯科医・学校薬剤師・教育委員会・保健センター・保護者の方々と学校職員が出席し、「元気な沢石っ子」をめざして健康状態と生活習慣の改善について意見の交換や学校医の先生方や関係機関の方々のお話をいただき充実した会になりました。


 福島県の子ども達と同じように沢石小学校でも肥満・むし歯・視力の低下・睡眠時間が短いことが健康問題になっています。これらは生活習慣に大きく関連があります。学校と家庭、関係機関の方々と手を取り沢石小学校の子ども達が学校生活を生き生きと過ごし、将来にわたり健康に生活できるようにご協力をお願いします。
以下、各委員の方の話を紹介します。

○学校医の先生からは肥満に関連して高学年の児童の肥満対策の重要性と乾燥肌の対策として和食が良い事や生活習慣を整えると良いことをお話いただきました。

○眼科医の先生からは、近視になってから良くするのは難しい。視力が低下の予防や進行を止めるためにはメディアに触れる時間を決める、明るさ姿勢など環境を整える、日頃から戸外で遊ぶなどが良いことをお話していただきました。

○学校歯科医の先生からは。むし歯は生活習慣の延長上にある。自分から自発的に生活できる子どもの育成が大切。フッ化物洗口が始まるが、歯の汚れを取ることがむし歯予防に大切であるとお話しいただきました。

○学校薬剤師の先生からは乾燥肌の子はタオルで強く肌を洗わない、保湿剤は5分以内に塗ること。食生活についてはコンビニ弁当などを多くとることによってミネラルの吸収が妨げられることによって起こる飽食時代の栄養失調という新型の栄養失調があることを教えていただきました。

〇学校薬剤師の先生と保健センターの方からは子どもたちの健康観を育てるために学校から正しい情報の発信の必要性についてお話がありました。(保健センターからは沢石の大人世代は健康診断の受診率が低く、血糖値が高い人が多い。甘いのみ物や栄養剤を使うことなど地域の文化が関係しているのでは、とのこと)

○保護者の方からは親子で取り組めるように「元気な沢石っ子を育てる健康10ヶ条」などを作り家庭に配付してはどうかという意見をいただきました。