ふくしま健康応援メニュー ほうれん草

 今日の健康応援メニューは、切干大根とほうれん草のすまし汁です。

ほうれん草は西アジア原産で、ペルシャで栽培されていました。

日本へは17世紀に中国から伝わりました。

ほうれん草の葉は、下の葉ほど広くタンポポの葉のように広がっています。

これは、すべての葉が太陽の光をまんべんなく浴びることができ、風の影響

を受けにくくなる合理的な形なのです。冬の間に栄養をせっせとためて、

春になったら真っ先に茎を伸ばして花を咲かせたいため、葉を広げてじっとがまんして冬を過ごします。

こうして寒さに耐え育ったほうれん草は、甘みが増し、味もよく、栄養分もたっぷりなのです。

人も同じ、辛抱が肝心ですね。

ほうれん草には、ビタミン類やミネラルが豊富、特にビタミンAは120g(約6枚分)

食べれば1日の必要量をとることができます。