学校紹介

教育目標
 三春に暮らす生徒一人ひとりの将来に対して喜びと生きがいのある人生を主体的に創造する力を育み、地域に信頼され、ひいては、国際社会に貢献できる人材を育てる。

 この教育目標は、(1)「三春町の教育理念」、(2)「生徒、保護者(地域)の願い」、(3)「国の教育目標」を網羅したもので、さらには「三春中学生としての誇りを持ち、一致団結してより良い環境での学校生活を送り、将来はすべての生徒が、地域の発展に貢献するような人間であり、世界や全国の舞台で活躍する人間になってほしい。」との願いが込められ策定されました。

 

生徒の行動目標
 目指す生徒の姿を次の言葉に集約して、生徒の行動目標とします。生徒一人ひとりはそれぞれの活動において、この3つの言葉を意識して行動します。

 ○ うるわしい心をもつ生徒「忠恕」
 ○ 夢に向かって学び続ける生徒「探究」
 ○ 心身を鍛え、未来を切り拓く生徒「必達」

 

学年型教科教室による学校運営
 本校では、国語・社会・数学・英語の教科教室を学年ごとに使用する、学年型教科教室の運営を採用しており、次のことが期待できます。

(1)教科教室型の学校運営方式のよいところ
1 「わからないこと」が学べる教科学習が期待されます。
2 教科独自の学習環境が整えられ、学習へのモチベーションを高め、学びに連続性を持た
 せることができます。
3 教科教室の学校は「受ける授業」から「自分から進んで行う学習」へ転換できます。
4 『移動する』生活形態を積極的に受け止めた学校運営は、生徒指導の原理である「主体
 性」「自立心」を育む ことに立ち返るきっかけにもなります。


(2)教科教室型の施設の一般的特徴
1 全ての教科が部屋を持ち、生活の拠点であるホームベース(HB)で学級の特色を出します。
2 学習は教科教室、休憩はオープンスペース(OS)やHBなど、けじめを付けた生活を送ることができます。
 また、リフレッシュができるよう、校舎中央にコミュニティガーデン(CG)が設けられています。


(3) 教師ステーションの設置
1 各フロア中央の「教師ステーション」を活用しオープンな雰囲気の中で生活自体を支援し
 ています。
2 学年教師の控え室や教科の研究室、準備室として活用しています。また、教師ステーショ
 ンを拠点に、教科教室やOSを学習相談や個別指導、補充学習の場として活用しています。

 

活動期間を設けた「意欲付け」
 本校では2期制を更に5つの活動期に区分し、意欲付けと目標を明確にした生活を送っています。節目には生徒アンケートを行い達成感と満足度の高い学校づくりを目指しています。

  第Ⅰ期:「出会い・決意期」 4月上旬 ~  4月下旬
  第Ⅱ期:「努力・熱中期」  5月上旬 ~  7月下旬
  第Ⅲ期:「挑戦・向上期」  8月下旬 ~ 10月中旬
  第Ⅳ期:「感動・継承期」 10月中旬 ~ 12月下旬
  第Ⅴ期:「夢作り・感謝期」 1月上旬 ~  3月下旬


開かれた学校づくり
 本校では、学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)を活用し、教育実践を保護者・地域に検証を求め、地域の学校づくりに努めています。

 

校章
 桜の花を縦に切ったものを図案化したもので、格調の高さと科学する心を表し、三枚の花弁で三つの春・三春を象徴しています。

校章制定日:昭和22年4月4日
デザイン:前川治朗先生(当時美術担当)

校章は昭和22年に制定された、旧三春中学校のものを継承しています。

 

校歌

作詞:天野多津雄
作曲:岡山  直
   
春うらら 城山かすみ
咲き競う 梅桃桜
世々香る 文化の花を
うけつぎて 世紀を拓く
理想をかざし 集いて学ぶ
あゝわが学舎 三春中学校

秋さやか 綾なす紅葉
谷々は 清らに澄みぬ
とこしえに 平和の国を
うちたてん 希望に燃えて
正しく直く 互いに磨く
あゝわが学舎 三春中学校

校歌は、旧三春中学校のものを継承しています。

校章は昭和22年に制定された、旧三春中学校のものを継承しています。

 

讃歌 「輝く時代(とき)」

作詞:三春中生徒会
作曲:秋 透
   
まぶしい朝日に 駆ける足音
響く歌声 走らすペン音
今日は 何が 待っている

さあ進もう 未来にむけて
大切な時間(とき)を 心に刻んで

ここにはいつも友がいる
希望に満ちた笑顔がある
輝く時代(とき)に 麗しく生きる

廻る四季の中 あなたと出会い
共に語らい 共に流す汗
今日も 一つ 強くなる

さあ創ろう 歴史を超えて
仲間との絆 強く信じて
涙を流すときもある
でもみんなが支えてくれる
煌(きら)めく眼差し 生きる証に

ここにはいつも友がいる
希望に満ちた笑顔がある
輝く時代(とき)に 麗しく生きる

 平成25年4月の開校当初から、生徒や教職員がみんなで歌える歌があったらと生徒や教職員で話題になっていました。生徒会が中心になって沢石中、要田中、桜中そして旧三春中の4つの想いを受け継ぎ、それを1つにして新しい三春中の歴史を作っていきたいと願い、その象徴として『三春中讃歌』の制作を文化祭の活動として位置づけて取りかかりました。
 歌詞の制作では、生徒全員から歌詞を募集し、生徒会役員と文化祭実行委員が全校生徒の思いと言葉を選び、「輝く時代(とき)」を作り上げました。
 作曲はプロの作曲家に依頼することを検討していました。特設合唱部が自由曲として「雨のあとには」を演奏したご縁で、作曲家の秋透先生に依頼しました。