ラーメンの歴史

 今から約350年前の江戸時代に、中国から招いた儒学者から教えてもらったラーメンを日本で初めて食べ、

さらに作ってふるまったのは、水戸藩主の徳川光圀(水戸黄門)だといわれてきました。

現在はすでにそれより200年前、室町時代の中頃(1488年)には作られていたことを示す資料が発見

されたそうです。その後、明治維新(1868年)で、多くの外国人が日本にやってくるようになり、

港町などにできた中華料理店ではラーメンが出され、少しずつ、日本中に広まりました。

昭和20年に戦争が終わり、中国から引き揚げてきた人たちが生活のためにラーメンの屋台を出しました。

中国でおいしい作り方を覚え、さらに当時は安くたくさん手に入った小麦粉で作るラーメンは、たべものが

少ない戦後にぴったりで、人気メニューのひとつになりました。

 今日は野菜たっぷりの塩ラーメンです。