朝食について見直そう週間運動

 三春中学校では、今日から5日間「朝食について見なそう週間運動」を行います。

この運動は、福島県教育委員会が子供たちの望ましい食習慣を形成するために、

生活リズムを改善して1日3食バランスよく食事がとれるよう、朝食摂取率を高めることを

重点に、県内の幼稚園から高校まで取り組んでいます。

 脳のエネルギー源は、ごはんやパンなどの主食に多く含まれるブドウ糖です。

ブドウ糖は体内に大量に蓄えておくことができず、すぐに不足してしまいます。

また、体は寝ている間もエネルギーを使っているので、朝にはエネルギーや必要

な栄養素が少なくなっています。

つまり、朝起きたときは脳も体もエネルギーが不足した状態なのです。

そのため、朝食でブドウ糖をはじめとする様々な栄養素を補給し、午前中から

しっかり活動できる状態を作ることが大切です。

しかし、ドリンクやゼリーなどで栄養を摂りさえすればよいというわけではありません。

朝食でもうひとつ大切なことは「よくかんで食べること」です。

「噛むこと」で脳が覚醒し活発になります。また、口に食べ物が入り、胃に送られてくると

腸や大腸が動き始め、内臓も目覚めます。脳や体を目覚めさせるためにしっかり朝食を食べましょう。