三角油揚げのねぎ味噌焼き

 三春町は古くからお寺が多く、寺院料理である豆腐料理が発達しました。

三角油揚げは、鶴が舞鶴城(三春城)の上空を高く飛ぶ姿をかたどっています。

その厚い三角油揚げの切れ目にみそを詰め、ほうろくでこんがり焼いたものが、ほうろく焼きと呼ばれています。

三春で用いられていたほうろくとは、ブリキ製の豆やゴマをいるためのフライパンのようなものです。

 ほうろく焼きの歴史は古く、三春藩三代目藩主・秋田輝季が鷹狩りの際に食べたところとても気に入ったという

逸話もあります。

 給食室では、味噌とねぎをはさんで焼きました。三春町の郷土料理を味わって食べましょう。