校長室からお届けします

にっこり 校長室だより「自立の丘」№2 令和5年4月18日発行

◆ 1年生を迎えるフレンド歓迎会
 入学式から丁度1週間後の先週の木曜日に児童会行事としてフレンド歓迎会(1年生を迎える会)が行なわれました。
 明るい音楽が体育館に流れる中,2年生9人にエスコートされて1年生の入場です。1年生は3人なので,それぞれ両手をつながれた上に,一人が付き添うようになりましたので,1年生がすっかり囲まれて,守られている感じです。
 会のはじまりは,1年生へのインタビューからです。6年生に質問される「好きな色は?」等の質問にきちんと答えていく姿に,1週間ですっかり学校に慣れることが出来たんだなあと安心しました。続いて,2~6年生の自己紹介です。いすに座る1年生の前に車座になって縦割り班のメンバーが一人ずつ自己紹介していきました。だんだんと覚えてくれることでしょう。この頃には,ちょっぴり緊張気味だった1年生の表情が明るくなっていました。
 次は,いよいよ楽しそうなゲームの時間です。最初は「YES・NOクイズ」。引いたカードに書いてある言葉を質問によって,みんなが当てるゲームです。全校生が3つのグループに分かれて,実に和やかな雰囲気で進められていました。そして,「ハンカチ落とし」です。自分の背後に落とされたハンカチを持って鬼を追いかける,足の速い子に有利なご存じのゲームですが,高学年の子が下級生に追いつかないように思いやっている姿がありました。「優しい子達だな」と,うれしくなりました。
 最後に,1年生へのプレゼント贈呈です。かぶると6年生の背丈に追いつく程の長いピカピカの王冠,そして顔より大きな1年生の似顔絵の描かれたペンダントを身に着けた3人は,上級生に「かわいい!」を連発されて,3人の女王様が誕生した光景のようです。2~6年生の心を込めて準備した歓迎会に胸が熱くなったひとときでした。

◆ 全校生での滝桜ツアー
 昨年は滝桜が国天然記念物に指定されて百周年でした。それを契機に始まった滝桜ツアーですが,今年は14日(金)に全校生で行って参りました。花はすっかり散っていましたが,巨木の持つ荘厳さを十分に満喫できました。さらには,昭進堂の花見団子の登場です。学校が工夫して費用を捻出しました。
 葉桜となっても観桜客が結構いました。沢石小学生の姿や声に,うれしそうに微笑む方が多く,私までうれしくなりました。バスから観桜客に手を振って三春町観光に一役(ひとやく)買った子ども達を誇らしく思いました。
 午後には,三春の里の広場でお弁当を仲良く食べ,遊具で思い切り遊んで,良い思い出がさらに一つ増えました。