校長室からお届けします

晴れ 令和5年度前期始業式の話です。

“ 学び つながり つくる 子ども ”  ~ 小さな学校の大きな自信 ~

令和5年度 前期始業式の話          沢石小学校長 安生昌弘

 2年生から6年生の皆さん,今日から令和5年度の前期,最初の1年間の半分が始まります。仲の良い友達が増えそうな人や新しい先生と出会った人もいますよね。楽しみですね。何かが新しく始まるということはとてもワクワクするものです。昨日,学校の周りの木々を見たら野鳥が来ていたり,ウグイスが,にぎやかに鳴いていました。春は,冬の間にじっと耐えていた,いろいろな命が動き出し輝き出す季節です。だから,一層わたしたちは,ワクワクするのですね。がんばるぞという気持ちになりやすいのです。その気持ちが萎(しぼ)んでしまわないうちに,前期の目標を立てましょう。沢石小学校では「自ら学び続ける子ども」「自らつながり合う子ども」「自ら身体をつくる子ども」という3つの目標で,がんばっていますので,この3つの目標を心に置いて自分の目標を立てることが大切です。             

 みんなが自分の目標を立てるときには,担任の先生と相談しながら立ててください。それは,自分に合った目標を持てた人が,すばらしい自分に近づくことができるからです。辛いことがあっても頑張ることができます。自分に合った目標を立てるコツは,難し過ぎないけれど,簡単過ぎない目標を考えることです。少し頑張れば,できそうな目標。長く続けられそうな目標。そんな目標を見つけられるといいですね。「目標」という名前のエネルギーを,自分の心に入れられる,やる気の溢(あふ)れる春にしてほしいと思います。

 先生方はみんなで話し合って,「学習や学校行事を通して“ぼく,私はできるんだぞという自信のある子どもたちを育てよう。」と先生方の目標を立てました。みんなもなるべく早く目標を立ててください。