三春町立中妻小学校
「なかのよい子・かんがえる子・つよい子・まじめな子」が学ぶ学校
三春町立中妻小学校
「なかのよい子・かんがえる子・つよい子・まじめな子」が学ぶ学校
3・4年生には,理科の先生から,「がとちょうの違い」について問題を出しました。
今週末の5・6年生には,こんな理科の問題です。
今週の日曜日の夕方「日食」が見られる日でした。なかなか曇り空で見えなかったという方も多かったと思います。
日食は,太陽と,太陽の光を受ける地球の間に,月(新月の位置)が入り込み,太陽の光を遮ることで起きる現象です。
次に日本で見られるのは2023年で九州の一部,全国的には2030年と計算されています。(観測のしやすさを優先し,軽微なものは抜いてあります。)
同じように「月食」というものがあります。月食は月(満月の位置)が,太陽の光を受けてできる地球の影のなかを通り過ぎる時,地球の影が満月に映り込む現象です。次回は2021年5月26日に20分程度で皆既月食が起きます。さらに2022年11月8日には20時頃、1時間26分皆既月食が観測できるという,非常に子どもたちにも観測しやすい条件だそうです。(図書室の『月のかがく』より。作者が福島県出身でした。旬報社発行,震災直後の2011年5月初版)
では,問題です。日食と月食はどちらが起こりやすいのでしょうか?
条件は,どんなに短時間でも太陽・月がかければよい。21世紀中に起こる回数での比べとします。
インターネットで調べる方法かまたは,図書室の本で調べる方法があります。
調べ学習の注意
インターネットで調べる際は,インターネットの約束を守り,お家の方の了解を得て調べてください。
一つの情報を信じるのではなく,複数の情報を比べて正解を導き出してください。
日食は,新月の時。月食は満月の時に起きます。月に1回のチャンスですが,毎月起きないのには理由があって,地球上からみた太陽の通り道(黄道)と月の通り道(白道)が互いに5°~6°の違いで傾いているため,毎月起こらないのです。では,日食と月食はどちらが起きやすいと言えるのでしょうか。考えてみてください。観測は月食の方が断然しやすいです。道具が要りませんから。その時間に起きられるかどうかです。
ヒント.1
日食と月食の太陽・地球・月の位置をイラストにしてみる自主学習もいいですね。イラストを根拠にしてもいいですよ。(対象の天体の端から端までの距離が遠いほど起こりにくい,近いほど起こりやすいということ。)
ヒント.2
中妻小学校の図書室の本にも,しっかり答えが載っている本がありました。
天体の所の本をよく見てください。「月のかがく」とてもいい本でしたよ。
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