学校日誌

了解 「先生!この虫なんですか?」 5/17

金曜日の帰り。まほらっこの児童と指導員の先生が,いつものように、校庭借用のお礼の挨拶をしに来てくれました。

その時に3年生の女の子が葉っぱについている木の枝の様な物を差し出しました。

 

「先生!この虫なんですか?」

 

画面の右上の枝のような長方形の物。虫に見えますか?木の枝に擬態している,ある昆虫の水生幼虫です。

理科を担当している私も,教務の先生もわかりませんでした。

 

インターネットで調べました。

「カクツツトビケラ」という虫の幼虫がさなぎになりかけている所だそうです。第4期の水生幼虫で,このままさなぎになり,羽化します。昆虫です。

 

 立派です!普通なら,ただの木の枝にしか見えない虫を,好奇心を持って教えてくれた3年生!さすがです。私も勉強になりました。ありがとう。この好奇心を持ち続けて欲しいです。今度は,ICTを使って,自分で調べられるように「知識・技能の指導」ができたら,自然とICTが融合した学習になりますね。

 でも,知りたい調べたいという「学びに向かう力」がなければ,学習は成立しません。この好奇心をどれだけ育てられるか,教師の声かけとしかけの力が,新しい指導要領で試されています。