学校日誌

星 水星を見つける。 12/27

今月、木星と土星が約400年振りに最接近しました。その時、月は半月。火星に、宵の明星と、後水星があれば惑星1週間揃いでした。

 

実は。水星は、観測が難しいのですね。

水星は、太陽系第1惑星。太陽に1番近いので、太陽の光に邪魔され、中々見ることが出来ません。更に、金星と同じ内惑星ですから、まん丸に見ることもできません。

かの、コペルニクスでさえ、生涯水星だけは、観測することが出来なかったと言われています。

(ポーランドのワルシャワは,高緯度で観測しづらい上,日没時に霧がかかりやすいという説も・・・)

 

では、水星の観測は不可能でしょうか?

チャンスは、大きく2回。西方最大離角と東方最大離角です。太陽から、1番離れた時ということですね。

 

来年の1月24日、東方最大離角があります。24日から、前後1週間、18日から31日までの間。日の入り前後30分から45分間。西南西の方角、仰角10度です。

双眼鏡を使えば金星のように欠けた水星が見られるようです。太陽を間違って見ないように注意。

 

しかし、中妻地区、西側が仰角10度で視野が開けている場所が、、、中々見つかりませんね。学校の屋上でも、きっと、高さが足りないでしょうね。

水星観測。してみたいものです。