学校日誌

合格 昨日の理科の課題より 6/24

日食と月食どちらが起こりやすいか。という課題を出しました。5年生が3名6年生が1名,朝に声をかけてくれました。(後から6年生が4名追加で持ってきてくれました。合計8名の参加。理由も書けて正解は4人でした。)

5年生の解答を紹介します。

 

日食と月食の起こりうる範囲を,絵で表現してくれました。

なるほど,確かに日食の起こりうる範囲は,太陽を背に広い範囲で月が光を遮るということがわかります。

また,月食の範囲は,あくまでも,地球の影の大きさの中を月が通過するので,月食の範囲が日食より限られていることが絵からわかりました。

 

この絵は,かなり答えの的を射たものです。

 

この絵から,加えて天体間の距離も一緒に考えるともっと,答えに近づきますね。

月食の方が太陽からの月までの範囲になり天体間の距離が遠くなります。

日食は,太陽から地球までの間で起こるので,月食よりは,天体間の距離が近くなります。

天体間の距離が近い方が,確率的に起こりやすくなるということですね。 

 

インターネットで検索するとすぐ答えがでます。この他の5年生も,どのサイトで調べたのか「出典」を明らかにしていました。著作権意識がありますね。

 

日食は新月の時に起こるから,月1回のタイミングなので,日食が多いと言う『答え』を書いた児童もいました。確かに日食は新月(地球から見て,月が太陽を背にした時)に起こるので,月1回のチャンスですが,月食も満月(地球から見て,月が太陽の光を全面に受けて光る時)に起こるので,どちらも月1回というチャンス自体は変わらないのです。もう一度再チャレンジお持ちしています。