学校日誌

晴れ 今朝のなかつま 10/2

天体ショーを見て少し眠い目をこすりながら,中妻に到着すると,少し吐く息が白く,秋の深まりを感じました。

コスモスとユウガギクの共演。中妻は自然の宝庫です。

 

 

今日の野草「ヒガンバナ」

大昔中国から日本に入ってきたと考えられています。

細長い花びらははじめは真っ直ぐのびますが,やがて反り返り,長いおしべやめしべが突き出る独特の形をしています。秋の彼岸頃に咲くので「彼岸花」と呼ばれています。ごんぎつねのお話にも登場します。別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」です。

 

花が咲く頃には葉がないんですね。不思議な花です。葉は,花が散った後に球根からのびます。これは,冬に他の植物が少ないことを利用して,光をたくさん浴びるための知恵なんですね。

 

ヒガンバナには種子ができません。球根で増えます。この球根には毒があるのですが,昔食べ物のない時代には,水に長時間さらして食べたという話もあるくらいです。球根を口にしてはいけません。

 

参考 学校のまわりでさがせる植物図鑑 秋冬