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校長室だより「自立の丘」№46 令和6年11月22日発行

2024年11月22日 10時57分

◆ 体育館がオペラ座になりました
 芸術の秋,第2弾の「二期会合唱団合唱公演~コーラスで楽しむオペラの世界~」が一昨日,本校体育館で開催されました。9月4日の第1弾狂言公演に続くものですが,今回は保護者の皆さんを始め,地域の方々にも多く来ていただき,子どもたちといっしょに鑑賞できたことに感謝申し上げます。来年は文化庁に他の舞台芸術を申請をしたいと思いますので,実現した際には,よろしくお願いします。
 東京二期会は,前日の夕方にスタッフが来校して舞台設置を行いました。体育館のステージとステージ前を使って,まるでシアターの雰囲気でした。客席は本校職員が準備をしてくれました。
 公演当日は,スタッフを含めて30名以上のプロフェッショナルのオペラ歌手が来校して第1部「合唱曲コンサート~世界の名曲~」からスタートです。最後には,先週お二人の歌手が来校しての事前練習をしていた「♪希望の歌」を全校生と二期会合唱団とで楽しく合唱しました。第2部は世界で最も上演されているオペラ『魔笛』(モーツァルト作曲)のダイジェスト公演です。華やかな衣装と工夫された舞台装置によって,“オペラ座”の雰囲気を味わいながら,オペラの名曲をたくさん堪能できました。

◆ 焼きいもで秋を満喫
 オペラ公演の翌日は,全校生で焼きいもを校庭で焼き,美味しくいただきました。サツマイモは,子どもたちが学校で栽培したもののほか,富沢のT・Tさんに全校生が収穫させていただいたものです。「飽(あき)きるほどの収穫が得られるから秋(あき)と言う」(諸説あります)そうですが,全校生が充分に収穫の秋を満喫できました。
 余談となりますが,焼いてもらうイモを抱えて嬉しそうに焚き火のところへ走って行く子どもたちが,前日に聞いたオペラの名曲“夜の女王のアリア”(テレビ等でよく耳にする,あの超ソプラノの曲)を歌っていました。とても微笑ましく,また嬉しくもなりました。