校長室だより「自立の丘」№49 令和7年1月9日発行
2025年1月20日 08時20分
◆ 良い年になることを願います
令和7年は穏やかな三が日からスタートして,良い年の予感が高まりました。子ども達にとっても,それぞれの良い年になることを願いながら,昨日,話をしました。
何かを始める新しい一歩を踏み出そう 今日は令和7年,最初の学校の日です。みんなは学年が1つ上に上がる年のスタートの日です。特に6年生は卒業をして中学校へと進学する年になりました。いよいよという感じですね。今日は1月8日ですが,昨日までに家族から「あなたの今年の計画や目標は何かな。」と訊ねられた人はいますか。実は日本には古くから『一年の計は元旦にあり』といって「その年1年間の計画は元日の朝に決めると良い」ということわざがあります。これは本当は「計画は早いうちに立てて,すぐ取り組むことが大切なんだよ」という私たちの生き方へのアドバイスなのです。 「何かをやってみよう」とか「何かを続けてみよう」と計画を立てなければ,誰でも何もしないままに,過ごしてしまいがちです。そうなってしまわないように,日本人は『一年の計は元旦にあり』ということわざで注意をするように言い伝えてきました。 小さな計画をたくさんやり遂げると,関係ないようでも,いつか大きな夢をかなえることに必ずつながります。日本野球界で9年,USAメジャーリーグで19年,合計28年間も活躍し続けたイチロー選手も「まずは自分の目標を決めて,計画を立てることが自分を高める第一歩だよ」と言っています。つまり「はじめの一歩」を踏み出すことが大事です。 学校での2学期のめあてとは別に何か目標を決めて,「これからやってみよう」とか「続けてみよう」という計画を立てて家族に話しましょう。土曜日や日曜日に家で掃除機をかけようでも良いし,1日10分間,本を読むでも良いです。家族に話すと,きっとみんなを応援してくれるし,何よりも怠けそうになる自分を自分の心が励ましてくれるようになります。 まだ1月8日ですから間に合います。どんな小さなことでも良いですから,一人一人に合った,一人一人違った計画を立てましょう。新しい年のスタートに,みんなが「はじめの一歩」を踏み出すことを期待しています。 |