校長室からお届けします

校長室だより「自立の丘」№55 令和7年3月21日発行

2025年3月24日 09時22分

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◆ 素晴らしい子ども達と教職員に拍手

  沢石小学校の令和6年度が本日の修了式・卒業式で幕を閉じました。1年間、本当によく頑張った子ども達でした。勉強面では、どの学年も町のトップクラス。そして、学年によっては県のトップクラスの成績を多くの学力テスト等で収めました。特にうれしいのは、学年が上がるにつれて学力が伸び続けていることです。これは、本校で学ぶことが学力を高めることになっているという証しです。先生方の指導がしっかり実を結んでいる証しでもあるので、指導にも熱が入っていたように思います。

 「少人数の学校だから学力が高いのでしょう」と考える方がいますが、そうではありません。その証拠に、本校と同じ小規模の学校でも、多くの学校は学力が伸びずに苦しんでいます。では、沢石小は他校と何が違うのでしょうか。

 まずは、子ども達の「素直さ」です。素直とは従順とは違って、「他者の言葉や良い行動を受け入れる能力」だと、私は思います。素直さによって勉強ばかりでなく、運動面でも様々な活動に全力で頑張ってきた子ども達でした。校長が集会の度(たび)に行った、たくさんの賞状の伝達が、それを物語っていました。

 次は、先生方の「授業づくり」です。三春町では小中学校全てで、大人が小中学校で受けてきたような「教え込む授業」からクラス全員が参加する「学び合う授業」に変えようと研修を積んでいます。それが最も進んでいるのが本校です。遠くは鹿児島から視察に訪れた教員もいたほどです。授業によって、子ども達の学ぶことへの意欲が、とても高まりました。これほど向学心の高い子ども達に、私は出会ったことがありません。そして、先生方を陰で支え続けてきた本校職員の皆さんの存在も大きかったことを忘れては、いけないと思っています。

 子ども達と教職員とで力を合わせて成し遂げた、この沢石小の姿をあと数年後が検討されている閉校の時まで、ぜひ続けてほしいという思いで、エールの拍手を贈りたいと思います。『エクセレント!(大変よくできました)』

◆ ご愛読に感謝いたします

 再任用校長制度が3月31日をもって終了となり、私は退職となります。2年間、校長を務めさせていただきましたが、教員生活の最後を誰もが憧れる沢石小で迎えることが出来て幸せだったと思います。学校の様子や校長の教育方針を分かりやすく伝えたいという思いで創刊した「自立の丘」の最終号となります。2年間のご愛読に感謝いたします。