卯の花とは「おから」のことを指します。おからは豆腐をつくる際にできる豆乳を絞った残りです。
おからを「卯の花」と呼ばれる語源は、初夏に小さな白い可憐な花を咲かせる
「ウツギ」という植物からきています。白くてフワフワしたおからを「卯の花」に見立てて、
そう呼ばれるようになったそうです。
豆乳の残りといっても、食物繊維やカルシウムをたっぷり含んだ食材です。特に食物繊維は、100g中に
11.5gも含んでいて、ごぼうの約2倍に当たります。おからの食物繊維は「セルロース」という水に溶けないもの。
セルロースは腸の蠕動運動を促進する効果があります。
今日の給食は、ふくしま健康応援メニューです。
福島県民の健康づくりのカギは「食事のバランス」と「減塩」です。
今日の健康メニューはトマトを使ったスープです。
トマトの最大の特長とも呼べる栄養素の一つにリコピンがあります。
トマトに含まれる赤い色素であるリコピンは生活習慣病予防や老化の進行を遅らせる
働きを持つ抗酸化力が優れています。
また、トマトはうま味成分のグルタミン酸を多く含む代表的な食材なので、うま味を生
かして減塩することができます。
ふくしまのおいしい野菜を使った「健康応援メニュー」でバランスの良い食生活を送りましょう。
火曜日は麺の献立です。
ミートソースは、イタリアのボローニャ地方が発祥のボロネーゼがアメリカ風にアレンジされたものです。
今では日本で最も親しまれるスパゲティのひとつとなっています。ひき肉と刻み野菜とトマトを煮込み、
ケチャップやウスターソースで甘みを強く仕上げるのが特徴です。
チョップドサラダは、具材を全てチョップする(叩くように切る)サラダのことです。
野菜だけでなく肉や豆などを組み合わせることで一度に様々な栄養素を摂取することができます。
ミートソースはスパゲティだけでなくグラタンやドリアなどにアレンジすることもできるのでぜひ
作ってみてください。
一週間の栄養管理実習も最終日を迎えました。各クラスで、それぞれ栄養指導を行いました。
パワーポイントでわかりやすい資料や栄養素の働きについてなどわかりやすく、生徒の前で話していました。
南部焼きとは肉や魚などに下味をつけ、ゴマを全体にまぶして焼いた料理です。
岩手県・青森県にまたがる南部地方がゴマの名産地であることが由来になっています。
さばは体内では作ることができない必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
また、さばの背の中央から尾にかけての皮に豊富な栄養素が含まれています。
さばを読むという数をごまかす際に用いられることわざは、市場でさばを数える際に早口で読み、
数をごまかしたことからといわれているそうです。
今が旬のさばを美味しくいただきましょう。
栄養管理実習も今日を含め、あと2日。献立の打合せは和やかな中にも、調理員さんからの質問
に緊張している様子が初々しく、微笑ましい光景です。
今日も実習生が考えた献立です。給食時間の指導資料も作成してもらっています。
今日は秋野菜献立です。夏から秋に季節が変わり、急激に気温が下がってきて、体調管理が難しくなっています。
今日は秋が旬の野菜を沢山使った暖かいスープと体を温めて冷え改善の効果があると言われているマーマレード
を使用した照り焼きを組み合わせました。
旬の野菜には栄養素が沢山含まれており、その時期に必要な栄養素を摂ることができます!
週末の文化祭に向けて、体調管理をしっかりして風邪をひかない強いからだを作りましょう!
栄養管理実習も中盤となり、調理作業にも慣れ、調理員さんとのコミューケーションもよくイキイキと
実習に励んでいます。
今日は郡山女子大の学生が考えた献立です。
今日の献立のカオマンガイ、トムヤムクンはタイ料理です。
タイ料理は辛味や酸味、ハーブの香りなどが特徴的な料理が多くあります。
主菜のカオマンガイはタイ料理の定番料理で、鶏肉のだし汁で炊いたご飯に蒸したお肉を乗せて食べます。
鍋や炊飯器で米と鶏肉を一緒に炊いて簡単に作ることもできます。
今日の給食では米と一緒に炊かずに鶏肉だけで蒸しています。ご飯にはだしのついた玉ねぎを混ぜて炊きました。
タイには他にもパッタイやガパオなど有名な料理が沢山あります。家庭でも簡単に作れるレシピなどもあるので、
機会があったら他の料理も食べてみてください。
学生か中心となり、調理指示や味付けなどを担当しました。大量調理現場は初めてで、調理室で右往左往して
いますが、ベテラン調理員さんのフォローもあり、珍しい世界の料理に中学生も目を輝かして食べていました。
イギリスのスコットランドで作られたものをスコットランド風のという意味の「スコッチ」
が付けられています。
スコッチエッグは、ゆで卵にハンバーグの生地で包み、パン粉を付けフライにした料理です。
イギリスではイベントで大きなスコッチエッグを作ることが競われてニュースになったり、
ピクニックの定番料理となっているなど、なじみの深い料理となっています。
給食では揚げずに焼き上げました。いつものハンバーグをひと工夫することで、栄養も豪華さもアップします。
うずらの卵を使って小さく作ると、お弁当などにも活用できます。
今日から郡山女子大学食物栄養学科の学生4名が給食管理実習のため来週17日まで三春中で実習を行います。
4名は給食調理や献立作成、栄養指導等の実践を通し、管理栄養士としての資質を養います。
給食室ではスコッチエッグの調理に携わり、計量や成形などを行いました。
明日からは、実習生が考えた献立が給食に登場します。お楽しみに
さんまは、鮮魚、解凍もの、加工品として一年中出回り、我が国の食卓に欠かせない食材ですが、
旬のこの時期の味はまた格別です。
さんまはサバなどと同じ青魚の仲間です。肉などに含まれる脂が飽和脂肪酸で白い固まりなのに対して、
青魚の脂の不飽和脂肪酸は常温では液体状です。体内に入っても固まりにくいこの性質が、血液の流れを
スムーズにしてくれます。
8月下旬から9月に漁が解禁され、北海道沖から三陸、女川と水揚げされていきます。
お魚屋さんが生のさんまを仕入れてくださいました。脂がのっておいしい旬のさんまをしっかり味わっていました。
さつまいものおいしい季節になりました。旬のさつまいもを使ったおやつの定番
大学芋はさつま芋を油で揚げて、砂糖や醤油で作った蜜をからめた料理です。
大学芋という名前は、大正から昭和にかけて、東京の神田近辺で大学生が好んで食べていたことに
由来しているといわれています。
また、当時帝国大学(今の東京大学)の赤門前に、お芋を売っているお店があり、そのとき蜜をからめた
さつま芋を揚げて売っていて、それを大学生が好んで食べていたことでも、人気となりました。