野菜や魚などのいろいろな材料を、小麦粉で作った衣と混ぜ合わせて、油で揚げた料理を「かき揚げ」といいます。
かき揚げは、たくさんの材料と組み合わせることで、味が混ざり合ってよりおいしくなるだけでなく、
いろいろな栄養素を同時にとることができる栄養バランスのとれた料理のひとつです。
今日は「たんぱく質」を多く含んだちりめんじゃこといか
「ビタミン」や「ミネラル」を多く含んだ玉ねぎ、にんじん
「炭水化物」を多く含んだ小麦粉の衣と混ぜ合わせて、油で揚げました。
今日の主食は、ソフトめんです。具だくさんのしっぽくうどんとかき揚げの組み合わせは相性バッチリでした。
ピラフは、中近東発祥の料理で、世界三大料理の一つトルコ料理が有名です。
生のお米、玉ねぎのみじん切りをバターで炒め、肉や野菜、スープを入れてじっくり炊く、
炊き込みごはんの一種です。
三春中ではごはんも給食室で炊飯しているので、ピラフのような炊き込みごはんも作ることができます。
似たような料理に「チャーハン」がありますが、チャーハンは炊きあがったごはんを炒めて作ります。
今日の健康応援メニューは、切干大根とほうれん草のすまし汁です。
ほうれん草は西アジア原産で、ペルシャで栽培されていました。
日本へは17世紀に中国から伝わりました。
ほうれん草の葉は、下の葉ほど広くタンポポの葉のように広がっています。
これは、すべての葉が太陽の光をまんべんなく浴びることができ、風の影響
を受けにくくなる合理的な形なのです。冬の間に栄養をせっせとためて、
春になったら真っ先に茎を伸ばして花を咲かせたいため、葉を広げてじっとがまんして冬を過ごします。
こうして寒さに耐え育ったほうれん草は、甘みが増し、味もよく、栄養分もたっぷりなのです。
人も同じ、辛抱が肝心ですね。
ほうれん草には、ビタミン類やミネラルが豊富、特にビタミンAは120g(約6枚分)
食べれば1日の必要量をとることができます。
今日は卒業式を前にお祝いの献立として、お赤飯を炊きました。
日本では古くから赤い色には邪気をはらう力あると考えられていて、神様に赤米を炊いて供える風習がありました。
稲作技術の発展で、赤米は作られなくなってきましたが、赤い色のごはんを供える風習は残り、
白いお米を小豆で色付けしたものが、お赤飯として、お祝いの料理となり現代まで残ったといわれています。
3年生は今日で給食が終わりです。3年間で食べた給食の回数は、549回になりました。
今日も3年生のリクエスト献立です。
甘辛のタレがからんだしょうが焼きは、ご飯が進みますよね!
今や定番のしょうが焼きですが、その発祥は昭和20年代。
東京の料理屋さんが「手早く大量に作れる料理」として考案したといわれています。
昭和時代までは関東地方周辺のローカルメニューでしたが、外食産業の発達に伴い、
現在は全国的に定番の豚肉料理となっています。
今日のリクエスト給食は、鮭と卵のチャーハン、ぱりぱりサラダ、わかめスープ ぶどうゼリーでした。
ぱりぱりサラダは、三春中学校で一番人気のサラダです。
レタス、きゅうり、かにかまぼこにすりおろししょうがを混ぜたしょうゆベースのドレッシングで和えたものに
ぱりぱりとした食感に揚げたギョウザの皮をトッピングしたサラダです。
フレンチトーストとは、牛乳にたまごを加えた液をパンに染み込ませ、フライパンなどで焼いたものです。
フレンチトーストとは、英語でフランス風のパンという意味ですが、
フランスでは、パン・ペルデュ(pain perdu)「失われたパン」と呼ばれています。
牛乳や卵につけることで、硬くなったパン(「失われたパン」)を「生き返らせる」
ものであることがその理由です。
今日は、コーヒー味のフレンチトーストです。
福島県で人気の乳業メーカーの「カフェオレ」を使い、隠し味に練乳を加えて作っています。
今日のデザートのデコポンは「清見」と「ポンカン」を掛け合わせてできた柑橘の愛称で、
上部がこぶのようにぽっこりと盛り上がっているユニークな見た目がチャームポイントです。
「デコのある清見ポンカン」を縮めてデコポンと名付けられたといわれています。
生産量日本一は熊本県で、全国の生産量の約30%を占めています。
次いで愛媛県が約20%、和歌山県が約10%と続きます。
柑橘類の中でも特に人気が高く、全国のミカンの産地で生産されています。
いよいよ、今年度の給食も残りわずかとなってきました。
給食では、3年生の卒業をお祝いし、今日からリクエスト献立を実施していきます。
給食では、みなさんに喜ばれて、かつ3年生が試験で力を精一杯発揮できるように、
より栄養バランスに配慮した献立にしました。
今日から3月12日まで、3年生は、思い出の給食を味わいながらしっかりエネルギーを蓄えてください。
また、1・2年生は、3年生の思い出の給食の味を楽しみながらいただきましょう。