校長室だより「自立の丘」№45 令和6年11月7日発行
2024年11月8日 08時30分◆ 走ることって素晴らしい
持久走やマラソンは辛いものですが,実は素晴らしい効果がたくさんあります。子どもたちが少しでも前向きになるように全校集会で話をしました。
今,どの学年も持久走の練習に取り組んでいますね。素晴らしいことです。でも,中には「長い距離を走ったり,長い時間走るのは,辛いなあ」とか「いやだなあ」とか思っている人がいるんじゃないかな。でも,走ることは,良いことにもつながるので頑張ってほしいと思っています。どんな良いことがあるのでしょうか。 実は,みんなのおじいちゃんやおばあちゃんの世代の人は,足の速い人を「まるで韋駄天のような人だね」とか「韋駄天のように走るね」とか言ったりします。実は,韋駄天とは,お寺を守る神様の一人なんです。大昔,仏様の大切なものを足の速い鬼が盗んで逃げようとしたところを,鬼よりも速く走って捕まえて,大切なものを取り戻したと言われています。そこで,韋駄天は 韋駄天という神様と関係がないことでも走ることの良さがあります。子どもが走ると背が伸びるんです。子どもの体中の骨は,走ったときのジャンプの揺れが 持久走は走らなければ絶対に速くなりません。走れば必ず速くなります。そして練習をやり遂げたり,走りきった時の何とも言えない,良い気持ち「達成感」を感じることが出来ません。弱い自分に打ち勝つことが出来るのも持久走の良いところです。残りの練習を本気でやって少しでも自分の記録を縮めましょう。そして同時に,「自ら身体をつくる子ども」,つまり自分から身体を鍛えてつくる沢石の子どもになりましょう。 |