今日の給食は、十穀米いりごはん・豚肉のガーリック味噌焼き・さつまいものきんぴら・実だくさん汁・牛乳です。
コンビニやスーパーなどで見かけるようになった「五穀米ごはん」や「十穀米ごはん」。給食では、「十穀米」をつかってごはんを炊きました。
十穀米にはいっているものは、発芽玄米、黒米、押し麦、ひえ、あわ、きびなど10種類の雑穀で、すべて福島県内で栽培されたものです。
白米が貴重だった時代には、かさ増しのために雑穀が米に混ぜられていましたが、現在は健康のため「ヘルシーフード」「健康食」として食べられています。雑穀は種類によってさまざまな栄養素を含むため、白米には足りないようなビタミン類やミネラル類、食物繊維やポリフェノールなどの豊富な栄養をバランス良く摂取することができます。
また白米と比べて噛み応えのある雑穀は、満腹中枢が刺激されて少量でも満足感が得られやすいのが特徴です。
福島県民の食の特徴は、野菜不足と塩の取り過ぎといわれています。そこで県では、ふくしま食の基本として「主食・主菜・副菜がそろった食事+おいしく減塩」をテーマに県民の健康づくりを応援しています。今日の給食は、ふくしま健康応援メニューです。福島県の旬の野菜を使用し、減塩でおいしく、バランスのとれたメニューとなっています。
三春町ではピーマン栽培が盛んです。県内2位の生産量で、苦みが少なく、肉厚で濃いみどり色のピーマンが特徴です。今日は三春町産のピーマンを使った和えものです。この和えもの1皿で70gの野菜をとることができます。また、マヨネーズと和風のだしだけでおいしく食べられます。塩分もだしのうま味効果で抑えることができます。
ピーマンにはビタミンCが多く含まれていて疲労回復などに効果があります。さらに、ビタミンCの吸収を助ける、ビタミンPという ビタミンに似た物質も含まれており、かぜの予防に効果がある野菜です。
ですから、急な気温の変化で体調を崩しがちなこの季節には、ピーマンをたくさん食べてかぜを予防しましょう。
今日は「野菜の日」。
もっと野菜について認識してもらいたいと、8月31日の日付に「や=8」「さ=3」「い=1」の語呂を
合わせて、1983年に制定されました。
野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体の調子を整え、機能を正常に保ち、免疫力を向上させるための大切な
栄養素がたくさん含まれています。色や香り成分は生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。
野菜は1日に350gを目標にとることが勧められ、これは生の刻んだ野菜で両手に3杯くらいの量になります。
1回の食事ですべてとろうと考えず、おひたしや炒めものなどの料理も取り入れながら、3食でまんべんなくとりま
しょう。
今日の給食は、一人あたり177gの野菜を使用しました。デザートもかぼちゃを使ったパンプキンパイと
野菜たっぷりメニューでした。
昨日から学校も始まり、給食も開始となりました。
休み明け2日目の給食は、「ごはん・鶏肉のねぎソース・ひじきの炒めもの・いんげんの味噌汁・牛乳」でした。
いつもは賑やかな給食の時間ですが、今はコロナ禍なので準備から後片付けまで静かな時間となっています。特に会食時に
は、机と机の間隔をあけ、一人一人給食と向き合い黙々と食べています。
この状況が収まり、楽しい給食の時間が早く訪れることを願うばかりです。
今が旬のブルーベリーを煮詰めてジャムを作りました。
ブルーベリーは、その果実が濃い青紫色に熟すことからこの名前があります。
欧米では昔から、野生のブルーベリーを摘んで食用にしていました。
20世紀の初めより、アメリカ、カナダ原産の種類から品種改良が始められ、現在では広く栽培される果樹になっています。
三春町内でもたくさん栽培されています。
アントシアニンというブルーベリーの青い色素は、目の疲労をやわらげ、視力向上にも効果があると言われています。
(一日にカップ1杯分の摂取を続けての治験です。)
今日は、「滝桜湖ブルーベリー園さん」のブルーベリーです。三春町産のおいしい恵みに感謝していただきました。
「地産地消」
「地元生産-地元消費」を略した言葉で、「地元で生産されたものを地元で消費する」という意味です。
今日の給食は、まさに地産地消の献立でした。
牛丼の牛肉とたまねぎ、サラダのブロッコリーとアスパラガス、なめこ汁のなめこと大根、りんごゼリーに入っているりんご、毎日飲んでいる牛乳も福島県産です。
そして、週4回食べているごはんは、三春町産のコシヒカリを使用しています。この他にも、油揚げや糸こんにゃく、みそ、しょうゆなどの調味料も三春町で作られたものを使用しています。
このように、三春町や福島県にはおいしい食材がたくさんあります。みなさんも身近でとれる、食材を活用してみましょう。
今日の給食は、手巻き寿司。
卵焼き、ハム、きゅうり、ツナマヨを自分好みに巻いて食べます。
このときに大活躍するのが、手です。
海苔を手にのせ、ごはん、具をのせて巻き、口へ運びます。
コロナ禍なので、給食前の手洗い・消毒は徹底していますが、
これからの梅雨時期、今まで以上に衛生に気をつけてほしいものです。
新型コロナウイルスの感染拡大予防対策でも食中毒予防の「つけない」「ふやさない」「やっつける」
の3つの方法が有効です。
①つけない(清潔) 「せきやくしゃみをまきちらさない」「三密を避け、部屋はよく換気」
②ふやさない(迅速・冷却)「マスクをつけて体の中に入れない」「体の抵抗力を高める」
③やっつける (加熱) 「手を石けんでていねいに洗う」
今日は、愛媛県産の鯛を使った鯛飯です。鯛のうま味を存分に味わえる愛媛県の郷土料理です。
鯛は、高たんぱく、低脂肪のヘルシーな食材です。うま味が強く、ビタミンB1、さらに血液をさらさらにする
DHAやEPAという体によい脂も含まれています。
鯛には「鯛の鯛」と呼ばれる部分があります。これは胸びれ付近にある骨で、形が鯛の姿に似ています。
1匹丸ごと食べる機会があったら、ぜひ探してみましょう。
鯛は、昔は高級魚の代表で、おめでたい席によく出された魚でしたが、現在は養殖技術も高まり、お店でも手に
入りやすくなりました。
給食では切り身の鯛を焼いて、皮をはがしほぐした身を、鯛のだしで炊いたごはんに混ぜました。
今日のメニューは、子どもから大人まで大人気のカレーライスでした。
給食のカレーは「おいしい」といわれます。カレーライスの日は、ごはんが足りないともいわれます。
使っている材料もじゃが芋、玉ねぎ、にんじんと普通で、
カレールウも市販されている普通のものです。
おいしさの秘密は?と聞かれれば、たくさんの材料を大きな鍋で大量に作るからでしょう。
そして、調理員さんの愛情がたっぷりとはっているからだと思います。
今年は桜の開花が早く、学校の周りの桜も散り始めてきましたが、給食では「お花見献立」としました。
お花見は奈良時代の貴族の行事が起源といわれ、江戸時代には広く庶民にも広まっていました。
その頃から、お花見団子が庶民の花見のお供として定番となっていました。「花より団子」ということわざもあります。
給食ではみたらし団子にしました。みたらし団子は京都の下鴨神社の「御手洗祭り」が始まりとされる、砂糖醤油のくずあんをかけた団子です。ちらし寿司と一緒にお花見気分を味わって食べていました。ちらし寿司には、カニかまや錦糸卵、茎たち菜のおひたしをトッピングして、彩りよく、盛りつけていました。