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手作りいちごジャム

 ジャムとは果物に砂糖を加え、加熱濃縮することによって果物の水分を砂糖に置き換え、酸とペクチンの力によってゼリー化したものをいいます。

 ジャムの歴史は非常に古く、今から1万年 ~1万5千年前の旧石器時代後期に、人類がミツバチの巣から蜜を取っている風景がスペインの洞窟(どうくつ)で発見され、その後果実を土器で煮た跡が見つかっています。果物をハチミツでジャム状にして保存したと考えられています。

 有史以前からあった最古の保存食ですから、ジャムの作り方は難しくありません。酸味のある果物に、その重量の3分の1程度の砂糖を入れ、煮詰めていけばジャムになります。(酸味が足りないときはレモン汁を少々加えます。ぜひ手作りジャムに挑戦してみてください。