2023年5月の記事一覧

かわり納豆

 納豆は、蒸した大豆に納豆菌を加えて発酵させた食品です。納豆は、発酵することで大豆

よりも消化がよくなるばかりか、大豆の栄養もそのまま吸収できます。また納豆菌によって

ビタミンB2がゆで大豆より約6倍も増えるほか骨を丈夫にして骨粗しょう症を予防するビタミンKなど、

大豆の含まれる有効成分がさらにパワーアップされます。このほか、腸内細菌を整えたり、血栓を溶かしたり、

抗菌作用などがあります。

 給食では、チーズやかまぼこ、青菜の漬物、かつお節などを納豆に混ぜて、食べます。

栄養やおいしさもアップします。

ジャーマンポテト

 手軽なジャガイモ料理のジャーマンポテトは、ジャガイモ料理の定番として知られています。

実は、このジャーマンポテトという名前は和製語で、ドイツにはいわゆる「ジャーマンポテト」

は存在しないということなのです。

 ただ、ドイツにも似たような料理があり、「ブラート・カルトッフェルン」といい、炒めじゃがいもという意味で、

日本のジャーマンポテトにとてもよく似ていて、ドイツではごく普通の基本的な料理だそうです。

 今日は、茨城県産の新ジャガ・新玉ねぎを使って、作りました。

クロックムッシュ

「クロックムッシュ」とは、フランスで食べられていたトーストの一種です。

パンにハムとチーズを合わせ、軽く焼いて、温かいうちに食べます。

 ゆで卵や野菜をはさんで食べるなど、アレンジもいろいろあります。

クロックムッシュの上に目玉焼きをのせたものは、「クロックマダム」とも呼ばれているそうです。

 朝ごはんがパン派の人は、ぜひお家で、食パンにスライスのハムとチーズをのせて焼いて作ってみてください。

アスパラの彩りソテー

 アスパラガスとは「たくさん分かれる」というギリシャ語が語源で、

新芽という意味をさすといわれています。

また、ユリ科の多年草で、南ヨーロッパからウクライナが原産地です。

日本においても、簡単な調理でもおいしく、料理のいろどりとしても

映えるところから 人気が高まっている野菜です。

 アスパラガスの旬は、5月から6月にかけてですので、まさに今がアスパラガスの最もおいしい時期です。

茹でるだけでおいしく食べられるアスパラガス、朝食などでも利用してほしい食品です。

 

ランチルームでの給食

 本校には、70名ほどが一堂に会して食事ができるランチルームがあります。

コロナ禍では、対面での食事ができなかったため3年生がクラスごとに使用していました。

 本日3年ぶりに3年生の2クラスが集まり、給食の時間を過ごしました。久しぶりに賑やかな声が

ランチルーム中に響き渡っていました。初めての場所での給食準備に戸惑いながらも、さすがは3年生、

テキパキと役割を果たし、楽しく会食していました。今後は、全学年がローテーションで使用します。

切り干し大根の炒めもの

 切り干し大根は、大根を細く切り、天日で干して乾燥させたものです。

太陽の光を浴びることで、糖化されて甘味が増し、栄養価も増加します。

 骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、

代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍と、同量の大根と比べた場合、栄養価は非常に高くなります。

なにより食物繊維が豊富に含まれているというすばらしい食材です。

 5人分として切り干し大根10g(水で15分程度戻します。4倍の重量になります。)

にんじん20g、油揚げ10g、さつま揚げ15gをそれぞれ細切り、糸こんにゃく30gも切ります。

油で材料を炒め、砂糖5g、みりん5cc、しょうゆ15cc、だし少々で味つけします。

出てきた水分で切り干し大根が柔らかくなるまで炒め煮します。ぜひお家でも作ってみてください。

じゃが芋のソテー

 じゃがいもの原産地は南米アンデス山脈の高地といわれ、16世紀に、スペイン人により

ヨーロッパにもたれされました。

 日本には1600年頃にオランダ船によりインドネシアから運ばれ、「ジャカルタから来たいも」

として「ジャガタラいも」、さらに「じゃがいも」と呼ばれるようになったといわれます。

 じゃがいもの収穫は、桜の花のように日本列島を北上していきます。

春には九州を出発し、初夏には関東、そして夏から秋に東北や北海道に産地が移っていきます。

じゃがいもはおもにエネルギーになる食品ですが、ビタミンCも多く、かつ熱に強いという特徴があります。

今日は、鹿児島産の新じゃがを使って、ベーコンやピーマンと炒めた、「じゃがいものソテー」としました。

 

 

七穀米

今日の給食は、「七穀米」をつかってごはんを炊きました。

七穀米にはいっているものは、発芽玄米、黒米、押し麦、ひえ、あわ、きびなど7種類の雑穀です。

白米が貴重だった時代には、かさ増しのために雑穀が米に混ぜられていましたが、

現在は健康のため「ヘルシーフード」「健康食」として食べられています。

雑穀は種類によってさまざまな栄養素を含むため、白米には足りないようなビタミン類やミネラル類、

食物繊維やポリフェノールなどの豊富な栄養をバランス良く摂取することができます。

また白米と比べて噛み応えのある雑穀は、満腹中枢が刺激されて少量でも満足感が得られやすいのが特徴です。

手作りさつま揚げ

 さつま揚げなどは、お店で買ってくるものというイメージが強いと思いますが、実は家でも作るこ

とができます。魚の身をフードプロセッサーやすり鉢ですり潰し、塩などの調味料を加えてよく練る

とすり身ができます。小判状に成形して揚げればさつま揚げの出来上がり。

「練り物」という名前の通り「塩を加えて練る」ことがポイントで、これによってタネの粘り気や、

仕上がりの弾力が生まれます。

給食では、ぐちという魚のすり身を使い、玉ねぎやごぼうなどの野菜を加えて給食室で手作りしました。

ぷっくりとした見た目で、中はもちもちとした食感のさつま揚げとなりました。

エビチリソース

日本では、麻婆豆腐や、八宝菜、餃子など、中国生まれの料理をまとめて「中華料理」と呼んでいますが、

中華料理は、中国の各地方によってさらに細かい種類に分けられます。今日の主菜「エビチリソース」は、四川料理です。

四川の特徴は、山椒や豆板醤などの香辛料を効かせていることです。また、四川料理には、「エビのチリソース炒め」

の他に、「麻婆豆腐」、「担々麺」などがあります。