2023年2月の記事一覧

ソフトめん

 今日の主食は、ソフトめんです。

給食で食べられている「めん」には大きく分けると「ソフトめん」と「中華めん」があります。

「ソフトめん」は学校給食向けに開発されたもので、一般のめんに比べて「汁の中でもしっかり

歯ごたえが残り、消化がよい」という特徴があります。

 

カレーライス

 中学3年生にとっては、最後の給食のカレーライスでした。

月に1回必ず登場するカレーライス。3年間で35回は食べたことになります。

月曜日にカレーライスをすると、「週末もカレーだった」という声を聞くことがあります。

それでも、いつも食缶は空っぽ、ごはんが足りないという声もあるほどです。

 これほど好まれる料理のひとつになった、カレーライスはインドからイギリスへ、

さらに日本へと伝わってきました。

インドからイギリスに伝わるときにごはんとセットで伝わったため、日本には最初から「カレーライス」

として入ってきたそうです。

ルウの中に野菜(副菜)と肉や魚(主菜)が含まれ、ごはんと合わせることで主食も摂取でき、

しかも、調理中は加熱するため食材の栄養吸収性が高まり、スパイスの辛みで塩分を抑えることもできます。

栄養価の高いバランス食であるカレーは次第に軍用食として広まり、戦後は給食から国民食になりました。

鰆の西京焼き

 今日のお魚は、「さわら」です。春が旬の魚で、漢字で魚に春と書きます。

体長が1m以上にもなる魚で、細長く、「サ」は狭い、「ハラ」はお腹を意味し、

腹が狭くスマートな体型というのが語源となっています。

 鰆は出世魚で関東などでは約50cmを境に小さいものは「サゴチ」、大きいものを「サワラ」と呼びます。

白身で柔らかく、味が淡泊でくせがないので高級魚とされています。

 今日は甘みのある白味噌で味付けした 西京焼きです。

西京とは「西の都」つまり「京都」のことを指します。

手巻き寿司

 今日の給食は手巻き寿司です。

給食では生ものは使えませんので、厚焼きたまごやハム、ツナサラダを具にして巻きます。

組み合わせは自分の好みに、また自分で作る楽しさもあります。

松風焼き

 今日の主菜は松風焼きです。給食ではおなじみの松風焼きは、身近な材料で作ることができる料理です。

そこで、今日は、5人分の松風焼きの作り方を紹介します。

 まず、木綿豆腐4分の1丁をボールに入れて崩します。そこに、鶏挽肉250g、パン粉50g、生姜5gをすりおろし、

細かく切ったねぎ40g、卵1個をボールに加えます。

味付けとして、みりん小さじ1杯、味噌・醤油・砂糖を各大さじ1杯加えます。

それをよく混ぜ、5等分にして形を整えたら、表面に白胡麻を振ってフライパンで焼きあげて出来上がりです。

簡単に作ることができ、お弁当のおかずとしてもおすすめの一品です。

ぜひ、お家で作ってみてください。

ふくしま健康応援メニュー

  今日の健康応援メニューは、具だくさんキムチチゲスープです。

 福島県民は食塩のとりすぎによる健康課題があります。そこでだしのうま味でおいしく減塩することができます。

昆布やかつお節でだしをとったり、干ししいたけやトマト、豚肉などうまみの強い食品を使ったりすることで、

塩味が少なくてもおいしくいただけます。給食では、かつお節でだしを取りました。

 また、いろいろな食材を入れて具を多くすることで、それぞれの食材のうまみが溶け出し、

調味料が少なくてもおいしくいただけます。キムチチゲスープには8種類の材料を使いました。

また、具が多くなることで、汁を少なくでき、そのぶん塩分量も減らすことができます。

チャプチェ

 チャプチェは、春雨と色とりどりの野菜・肉などを炒め合わせた、韓国の家庭でよく作られるおかずです。

チャプは「数々のものを混ぜ合わせる」、チェは「細切りにした食材」あるいは広く「おかず」を意味しています。

チャプチェの一般的な作り方は、牛肉やにんじん、きのこ、玉ねぎなどを細切りにして炒めておき、

もどした春雨に味をしみこませて混ぜ合わせるというものです。

肉の代わりに魚介類を入れたり、きのこを何種類もとり合わせたりと、さまざまなレシピがありますが、

共通しているのは、ごまやごま油の香り豊かに仕上げるところです。

チャプチェは韓国料理において、主菜というよりは副菜として食卓に並ぶことが多く、人気のある国民的な料理といえます。

 今日は、島根県からのお客様がいらっしゃり、三春町の教育委員会の方と給食を試食していただきました。

三春中の給食がとても美味しかったと大絶賛でした!

 

ジャージャー麺

ジャージャー麺は、豚ひき肉や細かく切った食材をみそやテンメンジャンで

炒めて作った肉味噌を、ゆでた麺の上に乗せて食べる料理です。

もともと、中国の北部、山東省に起源していましたが、今では中国国内で家庭料理として食べられています。

日本では、岩手県盛岡市で「じゃじゃ麺」として定着し、郷土料理として食べられています。

給食では、みじん切りにした玉ねぎやたけのこ、豚ひき肉で、麺とよく絡むよう少しゆるめの肉味噌になっています。

 

 

 

 

切り干し大根のナムル

 切り干し大根は、大根を細く切り、天日で干して乾燥させたものです。

太陽の光を浴びることで、糖化されて甘味が増し、栄養価も増加します。

 骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、

代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍と、同量の大根と比べた場合、栄養価は非常に高くなります。

なにより食物繊維が豊富に含まれているというすばらしい食材です。

  いつもは、煮物にして食べることが多いと思いますが、茹でてサラダにしてもおいしく食べることができます。

今日はにんじんやきゅうりと一緒にさっぱりとしたナムルに仕上げました。

さばの味噌煮

 毎週金曜日は、主菜を魚料理にした、「日本型食生活の日」です。

今日は、「ごはん・さばの味噌煮・野菜のごま和え・沢煮椀・牛乳」です。

ノルウェイ産のさばをたっぷりのしょうがとみそ、しょうゆなどの調味料で煮ます。

 年をごまかすときなどに使われる「サバを読む」

という言葉は、鯖が大量に捕れ、かつ鮮度低下が早いため、漁師が数を数えず大急ぎで売り

さばいたのが起源とも言われています。