2023年12月の記事一覧

切り干し大根

 日本の切り干し大根の90%近くを、宮崎県が生産しています。

宮崎の特産品となっているのは、冬場に雨と雪が少なく、宮崎平野には、霧島おろしといわれる

乾燥した風が吹くなど、切り干し大根の加工には最適な自然条件がそろっているところからです。

薄く切った大根を広げて、日光で乾燥させて作る切り干し大根、食物繊維がたっぷりです。

風邪予防

かぜやインフルエンザの流行が心配な季節です。

原因となるウイルスは手などを介して、口や鼻の粘膜から人間の体内に入り込み、

人間の細胞を使って自分のコピーを作り出します。

一番の予防は石けんでよく手洗いをしてウイルスを体内に入れないことです。

抵抗力を高める秘訣は、早寝・早起きをして規則正しい生活を送る、気持ちを明るく持つ、

適度な運動をする、そして栄養バランスの整った食事を朝昼夕の3回、きちんととることです。

クロックムッシュ

「クロックムッシュ」とは、フランスで食べられていたトーストの一種です。

パンにハムとチーズを合わせ、軽く焼いて、温かいうちに食べます。

 ゆで卵や野菜をはさんで食べるなど、アレンジもいろいろあります。

クロックムッシュの上に目玉焼きをのせたものは、「クロックマダム」とも呼ばれているそうです。

 朝ごはんがパン派の人は、ぜひお家で、食パンにスライスのハムとチーズをのせて焼いて作ってみてください。

 

中華どんぶり

 昭和時代の初めごろ、東京のある中華料理店で、お客さんから、「八宝菜をご飯にかけて欲しい」

と頼まれて作ったのが 中華丼誕生のきっかけだそうです。

日本人は、「親子丼」や「牛丼」など 手早く食べられる丼物が好きですから、中華丼が誕生したのかもしれません。

季節の野菜と肉、魚介類など豊富な食材で、おいしく栄養を摂れる料理です。

 

 

寒さに負けない食事

 今年も残すところ1ヵ月切りました。寒さも本格的になり、空気が乾燥し、低温になるため

風邪のウィルスやインフルエンザウィルスが増えてきます。そんな寒い冬を健康的に乗り切るために

食事にも気をつけてみましょう。ポイントは体を温めることです。

 朝ご飯を食べると、噛むことや、食べたものを吸収するために、内臓が動き出し、身体を中から温めます。

気温も体温も下がっている朝は、しっかりと朝ご飯を食べましょう。肉・魚・卵等のたんぱく質は、身体を作る

大切な栄養素です。筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げ、身体をじっくりと温めることができます。うなぎや

緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAは、鼻やのどの粘膜を強くし、ウィルスが入るのを防ぎます。

野菜や果物に多く含まれるビタミンCはウィルスを外へ追い出す働きがあります。1日3食栄養バランスのよい

食事を食べて風邪を予防しましょう。

 

タラのグラタン

タラは漢字で魚へんに雪と書くように冬が旬の魚です。

日本でタラと呼ばれる種類には、マダラ、スケトウダラ、コマイなどがありますが、

北海道沿岸と北陸ではスケトウダラをその他の地域ではマダラを指すことが多いようです。

 白身の魚ですが、ビタミンA、D、Eを多く含んでいます。脂質が少ないところからクセの

ない淡泊な味で、鍋物やコクのあるグラタンやシチューに向いています。

今日の給食では、タラの切り身を焼いてから、野菜やきのこと一緒にホワイトルウで味付けしました。

コクが増し、よりおいしく食べられます。