2023年2月の記事一覧

ふくしま健康応援メニュー

  今日の健康応援メニューは、具だくさんキムチチゲスープです。

 福島県民は食塩のとりすぎによる健康課題があります。そこでだしのうま味でおいしく減塩することができます。

昆布やかつお節でだしをとったり、干ししいたけやトマト、豚肉などうまみの強い食品を使ったりすることで、

塩味が少なくてもおいしくいただけます。給食では、かつお節でだしを取りました。

 また、いろいろな食材を入れて具を多くすることで、それぞれの食材のうまみが溶け出し、

調味料が少なくてもおいしくいただけます。キムチチゲスープには8種類の材料を使いました。

また、具が多くなることで、汁を少なくでき、そのぶん塩分量も減らすことができます。

チャプチェ

 チャプチェは、春雨と色とりどりの野菜・肉などを炒め合わせた、韓国の家庭でよく作られるおかずです。

チャプは「数々のものを混ぜ合わせる」、チェは「細切りにした食材」あるいは広く「おかず」を意味しています。

チャプチェの一般的な作り方は、牛肉やにんじん、きのこ、玉ねぎなどを細切りにして炒めておき、

もどした春雨に味をしみこませて混ぜ合わせるというものです。

肉の代わりに魚介類を入れたり、きのこを何種類もとり合わせたりと、さまざまなレシピがありますが、

共通しているのは、ごまやごま油の香り豊かに仕上げるところです。

チャプチェは韓国料理において、主菜というよりは副菜として食卓に並ぶことが多く、人気のある国民的な料理といえます。

 今日は、島根県からのお客様がいらっしゃり、三春町の教育委員会の方と給食を試食していただきました。

三春中の給食がとても美味しかったと大絶賛でした!

 

ジャージャー麺

ジャージャー麺は、豚ひき肉や細かく切った食材をみそやテンメンジャンで

炒めて作った肉味噌を、ゆでた麺の上に乗せて食べる料理です。

もともと、中国の北部、山東省に起源していましたが、今では中国国内で家庭料理として食べられています。

日本では、岩手県盛岡市で「じゃじゃ麺」として定着し、郷土料理として食べられています。

給食では、みじん切りにした玉ねぎやたけのこ、豚ひき肉で、麺とよく絡むよう少しゆるめの肉味噌になっています。

 

 

 

 

切り干し大根のナムル

 切り干し大根は、大根を細く切り、天日で干して乾燥させたものです。

太陽の光を浴びることで、糖化されて甘味が増し、栄養価も増加します。

 骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、

代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍と、同量の大根と比べた場合、栄養価は非常に高くなります。

なにより食物繊維が豊富に含まれているというすばらしい食材です。

  いつもは、煮物にして食べることが多いと思いますが、茹でてサラダにしてもおいしく食べることができます。

今日はにんじんやきゅうりと一緒にさっぱりとしたナムルに仕上げました。

さばの味噌煮

 毎週金曜日は、主菜を魚料理にした、「日本型食生活の日」です。

今日は、「ごはん・さばの味噌煮・野菜のごま和え・沢煮椀・牛乳」です。

ノルウェイ産のさばをたっぷりのしょうがとみそ、しょうゆなどの調味料で煮ます。

 年をごまかすときなどに使われる「サバを読む」

という言葉は、鯖が大量に捕れ、かつ鮮度低下が早いため、漁師が数を数えず大急ぎで売り

さばいたのが起源とも言われています。