食育

手作りいちごジャム

 ジャムとは果物に砂糖を加え、加熱濃縮することによって果物の水分を砂糖に置き換え、酸とペクチンの力によってゼリー化したものをいいます。

 ジャムの歴史は非常に古く、今から1万年 ~1万5千年前の旧石器時代後期に、人類がミツバチの巣から蜜を取っている風景がスペインの洞窟(どうくつ)で発見され、その後果実を土器で煮た跡が見つかっています。果物をハチミツでジャム状にして保存したと考えられています。

 有史以前からあった最古の保存食ですから、ジャムの作り方は難しくありません。酸味のある果物に、その重量の3分の1程度の砂糖を入れ、煮詰めていけばジャムになります。(酸味が足りないときはレモン汁を少々加えます。ぜひ手作りジャムに挑戦してみてください。

入学・進級お祝い献立

 

 今日から新年度の給食が始まりました。

学校給食は心や体を成長させ、健康に過ごすことができるようにつくられています。また、望ましい食習慣を身に付けられるように、栄養バランスのとれた食事で、地場産物や地域の郷土料理、行事食なども取り入れた献立が考えられています。

 さて、初日の給食は、入学・進級お祝い献立になっています。お祝い事の食事に欠かせない、お赤飯、鶏肉の照り焼き、ポパイサラダ、かきたま汁のメニューで、1年生は中学校初めての給食に、担任の先生からアドバイスをもらいながら配膳していました。

 

平成30年度 最後の給食

 今日のメニューは、ごはん さばの照り焼き 卯の花炒り 白菜のみそ汁 牛乳でした。

 毎週金曜日は、日本型食生活の日として「魚」を主菜とした献立を1年間提供してきました。

 生徒に定着していると思っているので、最後の給食もぶれることなく和食を中心とした献立としました。

 さばの照り焼きは、2月に行った和食のプロに学ぶ料理教室でホテル華の湯の総料理長から教えていただいた

 料理です。

  

もち米蒸し団子

 昨日から、2年生が修学旅行へ出かけていますので、お留守番の1年生の給食を作ります。

 食数が少ないときこそ、いつも以上に手のこんだメニューを!!と給食室も気合い十分です。

 今日の主菜は、中国の広東料理で、日本ではもち米の輝くような白さから「真珠蒸し」とも呼ばれています。

給食では、ひき肉にみじん切りにした玉ねぎ、たけのこ、干ししいたけを加え、よく混ぜて肉団子を作ります。

そこに、水に浸しておいたもち米をまぶし、蒸して作ります。1つは食紅でピンクに色づけしてみましたが、写真では違いが

でませんでした。蒸す前は、きれいなピンク色だったのに・・・残念 

真ん中の写真の右側のもち米が、ピンク色です。

 

 

卒業お祝い献立

卒業式を前にお祝いの献立として、お赤飯を炊きました。

日本では古くから赤い色には邪気をはらう力あると考えられていて、神様に赤米を炊いて供える風習がありました。稲作技術の発展で、赤米は作られなくなってきましたが、赤い色のごはんを供える風習は残り、白いお米を小豆で色付けしたものが、お赤飯として、お祝いの料理となり現代まで残ったといわれています。

給食試食会が行われました

1月26日(土)授業参観日に合わせて、給食試食会を行いました。

メニューは次の通りです。

 ・カミカミサラダ  ・チキンカツの味噌ソース  ・白菜の味噌汁  ・ごはん  ・牛乳

 

参加した保護者の皆様から次のようなご意見をいただきました。

・量がたっぷりでソースがおいしくもりもり食べました。ごはんもおいしくバランスがとれていると思いました。野菜たっぷりで健康的と感じました。

・とてもバランスよく健康に良さそうなメニューでした。

・野菜もたくさん入っていて、味もちょうどよくとてもおいしかったです。

・子どもの食べる量の基準値などを出してくれてとても分かりやすかったです。

・全体的に薄味だと思いましたが、塩分とかを考えると、あのくらいの加減にしなければいけないのかなと思いました。

1月最初の給食

冬休み明け最初の給食は、ごはん 松風焼き れんこんのきんぴら 七草白玉汁 牛乳です。

お正月料理の松風焼きやれんこんを使ったメニューにしました。

なぜお正月に松風焼きやれんこんを使った料理なのでしょう。

それは、それぞれの料理に理由やいわれがあるからです。

松風焼きは、表面はけしの実や青のりなどで飾ってありますが、裏は何もついていないので、

「裏が無い」=「隠し事がなく正直な様子」を表すからといわれています。今年一年、悪いことを

せず真っ直ぐ生きていきましょうというという思いが込められています。

れんこんがお正月料理によく使われるのは、れんこんには穴が複数開いていることから

「見通しがきく」と考えられているためです。

給食でも三春中のみなさんが健康で明るい一年を過ごせるようにという願いを込めて作りました。

 

 

 

クリスマス献立

 12月最後の給食はクロワッサン、鶏肉のハーブ焼き、コーンサラダ、冬野菜スープ、手作りチーズケーキでした。

 手作りチーズケーキは簡単に作れますので、休み中のおやつにつくってみてはいかがでしょう。

材料は1人分として牛乳10cc、粉ゼラチン0.8g、水4cc、砂糖5g、生クリーム10cc、クリームチーズ14g、レモン汁1cc、タルトカップ1個です。

作り方はクリームチーズを柔らかくしておきます。鍋に牛乳、砂糖を入れ火にかけます。(沸騰しない程度の火加減で)砂糖が溶けたらクリームチーズを少しずつ加えてよく溶かします。水でふやかした粉ゼラチンを加え溶かします。生クリーム、レモン汁を加え、よく混ぜます。タルトカップに流し入れ、冷やし固めればできあがりです。タルトカップがない場合は、ビスケットを細かく砕いたものに溶かしたバターを混ぜて固めたものやスポンジのうえに流し入れてもおいしくできます。

白菜のあんかけ煮

 今日の副菜は旬の白菜を使った、「白菜のあんかけ煮」です。

白菜の故郷は中国で、日本に伝わったのは日清戦争時代。

中国に赴いた兵士によって種が持ち帰り、各地で栽培されるようになったそうです。

 給食では、豚ばら肉、にんじんと一緒に煮て、片栗粉でとろみをつけました。

芯の部分と葉の部分に分けて煮ているので、葉っぱの部分もシャキシャキの歯ごたえ

が残っています。一手間かけたおいしさが味わえました。

「つながる食育推進事業」学校公開

12月14日(金)に文部科学省から指定を受けている「つながる食育推進事業」学校公開を行います。

午後には、郡山女子大学の亀田先生に食育についてご講演をいただきます。

保護者の皆様にもぜひご出席いただきたく、先日ご案内を配付させていただきました。

ぜひご来校ください。

食育講演会案内.pdf