食育
キャベツのペペロンチーノ
ペペロンチーノはイタリア語、peper 唐辛子からきている言葉です。
にんにくと唐辛子をオリーブ油で炒めて、ゆでたスパゲティを和えて
食べるスパゲティ・ペペロンチーノが一般的です。
今日はスパゲティではなく、ゆでたキャベツを和えて副菜とします。
キャベツは、季節に合わせた品種が早くから作られ、一年中出荷されています。
ヨーロッパの地中海、大西洋の沿岸が原産地。栽培の歴史は古く、紀元前600年ごろに
ケルト人がヨーロッパ各地に伝えたといわれています。
日本では、江戸時代末期からつくられはじめ、戦後、食生活の洋風化とともに急速に消費が伸び、
今では食卓に欠かせない野菜になりました。
三色そぼろごはん
そぼろごはんは、盛り付け方でおいしさが違ってきます。
そこはさすが中学生。短時間の配膳でも彩りよく盛り付けをしていました。
おからドーナツ
おからは、豆腐を製造する過程で豆乳を絞った際に出る絞りかすですが、
ビタミンB群や食物繊維が多く含まれています。
普段は「卯の花炒り」として給食に登場するおからですが、
今日は、小麦粉や卵、牛乳と一緒に混ぜて、油で揚げた「おからドーナツ」としました。
外側にまぶされている粉は大豆から作られるきなこです。豆腐も大豆から作られますね。
おからを料理やお菓子に取り入れると、低カロリーで高栄養の食事作りに役立ちます。
切り干し大根
日本の切り干し大根の90%近くを、宮崎県が生産しています。
宮崎の特産品となっているのは、冬場に雨と雪が少なく、宮崎平野には、霧島おろしといわれる
乾燥した風が吹くなど、切り干し大根の加工には最適な自然条件がそろっているところからです。
薄く切った大根を広げて、日光で乾燥させて作る切り干し大根、食物繊維がたっぷりです。
風邪予防
かぜやインフルエンザの流行が心配な季節です。
原因となるウイルスは手などを介して、口や鼻の粘膜から人間の体内に入り込み、
人間の細胞を使って自分のコピーを作り出します。
一番の予防は石けんでよく手洗いをしてウイルスを体内に入れないことです。
抵抗力を高める秘訣は、早寝・早起きをして規則正しい生活を送る、気持ちを明るく持つ、
適度な運動をする、そして栄養バランスの整った食事を朝昼夕の3回、きちんととることです。