食育

ヤンニョムチキン

 ヤンニョムチキン(양념치킨)とは、鶏のから揚げに、コチュジャンやニンニクなどで作った

甘辛いタレを絡めた料理のこと。

1980年代に韓国でブームになり、今ではファストフードやお酒のおつまみとして定番となっています。

また、日本でも韓流ブームとともに急速に知られるようになり、現在ではスーパーや総菜店、韓国料理店など

さまざまな場所で見かけるようになりました。

 ヤンニョムとは、薬味や香辛料などを混ぜ合わせた韓国料理における合わせ調味料の総称のこと指します。

みなさん大好きな唐揚げを、ひと手間加えていつもとは違ったから揚げにしました。

 

ブロッコリーのおかか和え

 ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜です。キャベツの変種で、カリフラワーも同じ仲間です。

原産地はイタリアを中心とした地中海沿岸です。

ブロッコリーには小さな緑色のつぶつぶがたくさんついていますが、

これは1つひとつの花のつぼみです。そして、それらが集まったものを「花雷(からい)」といい、

その花雷の部分と花茎(かけい)の部分をブロッコリーとして食べています。

含まれている栄養素の種類も多く、特に多く含まれているのがビタミンCで、続いて、たんぱく質、

ビタミンE、葉酸、カリウム、カロテン、食物繊維などたくさんの種類の栄養素が含まれています。

 今日は、キャベツ、コーンとともに、かつお節としょうゆで和風に仕上げました。

 

ぶどう

ぶどうの歴史は古く、紀元前3000年頃には、すでに栽培が行われていました。

また世界で最も多く生産されているくだもので、その種類も1万種以上と言われ、

生で食べるほかにワインの原料としても使われています。

ぶどうには体内に吸収されやすいブドウ糖や果糖などの糖質が多く含まれており、

これらは体内で代謝の経過を経ずにそのままエネルギーになってくれるので、

疲労回復効果が非常に大きいと言えます。また直接脳の栄養源となり、

脳の働きを活発にし、集中力を高める効果があります。

 

食欲の秋

「●●の秋」にはいろんなものがありますよね。

食欲の秋、読書の秋、実りの秋、芸術の秋、スポーツの秋…。みなさんの秋はどれでしょうか?

気候も過ごしやすくなって、いろんなことに打ち込める絶好の季節の到来です。

なぜ秋には食欲が増すのでしょう?

1:日照時間が短くなると、心身の安定につながる脳内の「セロトニン」の分泌が減り、

 それを補うためにたくさん食べたくなる。

2:気温が下がると基礎代謝が上がるため、寒い冬に備えてカロリーを蓄えておこうとする。

…と、いろんな説がありますが、中でも1番有力なのは、秋は、果物や穀物などさまざまな

食材が旬を迎えるため、旬の美味しいものを食べる機会が増すから「食欲の秋」と呼ばれる

ようになったという説です。

旬の食材はその時期の体に必要な栄養をたくさん含んでいます。

おいしいだけでなく栄養もたっぷりな秋の味覚を楽しんでみましょう。

 

ミートローフトマトソース

 今が旬のトマトをたっぷりと使ったソースがかかったミートローフが今日の主菜です。

湯むきをして角切りに切ったフレッシュトマトと玉ねぎやにんにくを加えて手作りしました。

さっぱりとしたソースが、こってりとしたミートローフよく合います。

なすのミートソースグラタン

 なすは、独特の食感と、紫色の皮の印象から、嫌いな人が多い野菜かも知れませんが、

なすの皮には、「ナスニン」といわれる「ポリフェノール」が豊富に含まれており、

がんなどの病気を予防してくれます。

 また、給食では、なすをよりおいしく食べてもらえるよう、油で揚げてから、調理しています。

今日のミートグラタンは、広報みはる8月号に掲載されています。動画で作り方も紹介されていますので、

ぜひおうちでもお試しください。

カレーライス

 夏の定番メニューとしてカレーが食べられるのには理由があります。

カレーに含まれるスパイスには、食欲増進、消化促進の効能があり、夏バテの防止に最適です。

それにカレーの定番具材である豚肉には、ビタミンB1がたっぷり。

ビタミンB1は、炭水化物などの糖質をエネルギーに変換します。

疲労回復にも大きな役割を果たすことから、夏の日差しでダメージを受けた身体をケアしてくれます。

 

夏休み明けの給食

 夏休みも終わり、今日から学校生活が始まりました。

 夏休み明けの給食メニューは

枝豆ごはん、鮭のレモンソース、ひじきのサラダ、チンゲン菜のスープ、牛乳です。

少しでも食べやすいものをと思い、レモンやお酢を使ったさっぱりメニューとし、

ごはんも枝豆とわかめごはんの素で混ぜごはんとしました。

久しぶりの給食でしたが、暑さにも負けず食欲旺盛な生徒の様子にホッとしました。

まだまだ暑い日が続くと思いますが、しっかり食べて、規則正しい生活を心がけましょう。

旬のふくしまスタミナメニュー

 夏休み前最後給食は、「旬のふくしまスタミナメニュー」として福島県産の食材を使った献立としました。

県産の牛もも肉をゆでて冷却し、県産のほうれん草やもやしとともに特製だれで和えたビビンバ。

お米はもちろん三春産米です。

トックスープは、県産の米粉を使ったトックと、キャベツ・卵も福島県産で、野菜の甘みが感じられ

るスープでした。

副菜は福島県の郷土料理「味噌かんぷら」をアレンジしたもので、本来は小さいじゃがいもを油

で炒って作りますが、給食では、じゃがいもに油をからめ、蒸し焼きにしてヘルシーに仕上げました。

デザートは三春町産のブルーベリーと県産のヨーグルトを合わせた手作りシャーベット。ブルーベリーの

酸味がさわやかで涼しげなデザートとなりました。

1年生のフロアーでは1個シャーベットをめぐり、盛大なじゃんけん大会が繰り広げられ

ていました。

 

ピーマン

 給食では今日も夏野菜が大活躍です。

三春町で多く栽培されているピーマンは、肉厚で苦みが少なく、色が濃いのが特徴だそうです。

三春町とその周辺では、夏から秋にかけて収穫される夏秋ピーマンを露地栽培している農家が多く、

年間およそ1400トンが出荷されています。一日当たりの出荷量が多いときでおよそ25トンに

のぼるということです。

 ピーマンを細切りにし、お湯でさっと湯がいて、おかかと共に和えました。シャキシャキの食感で、

さっぱりとした和えものでした。