2023年3月の記事一覧
令和4年度最後の給食
令和4年4月11日から始まった給食も今日が最終日でした。
1年間で189回の給食を実施しました。
この1年間どんなメニューが心に残りましたか。
お肉も魚も、お芋、野菜どれもみなさんの体を作りエネルギーとなって働いてくれたはずです。
春休みも毎日1本は牛乳を飲むこと、三食きちんと食べて生活リズムをつくることを心がけましょう。
また、食事作りで自分にできることをやっていきましょう。
新キャベツや菜の花、にらなど春に旬をむかえる野菜を入れた味噌汁作りなどに挑戦してみてください。
今日の主菜は手作りツナマヨパン。給食室で生地からこね、焼きあげました。120人分のパンを作るために、
早朝より調理員さんは粉をふるったり、生地をこねたりと大忙しでした。
ふくしま健康応援メニュー
今日の健康応援メニューは、ほうれん草のふわふわ卵スープです。
ほうれん草は西アジア原産で、ペルシャで栽培されていました。
日本へは17世紀に中国から伝わりました。
ほうれん草の葉は、下の葉ほど広くタンポポの葉のように広がっています。
これは、すべての葉が太陽の光をまんべんなく浴びることができ、風の影響を受けにくくなる合理的な形なのです。
冬の間に栄養をせっせとためて、春になったら真っ先に茎を伸ばして花を咲かせたいため、葉を広げてじっとがまんして
冬を過ごします。こうして寒さに耐え育ったほうれん草は、甘みが増し、味もよく、栄養分もたっぷりなのです。
人も同じ、辛抱が肝心ですね。
ほうれん草には、ビタミン類やミネラルが豊富、特にビタミンAは120g(約6枚分)食べれば1日の必要量をとること
ができます。
いわしの蒲焼き
いわしは鮮度が落ちるのが早く、日持ちがしないため、漢字で「魚へん」に「弱い」と書きますが、
「頭の薬」といわれるほど栄養的には優れた効能があります。中でも、EPA(エイコサペンタエン酸)や
DHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸が豊富です。EPAはコレステロールの正常化や動脈硬化、
高血圧の予防に効果があり、DHAは記憶力を高めたり、脳の働きを活性化させたりすることでも有名です。
カルシウムも豊富なので、成長期のみなさんにおすすめの食材です。またカルシウムの吸収を助ける、
ビタミン D も含まれています。
今日は開いたいわしに、片栗粉をつけじっくり油で揚げたものに、蒲焼きのタレをからめました。
卒業お祝い献立
今日は卒業式を前にお祝いの献立として、お赤飯を炊きました。
日本では古くから赤い色には邪気をはらう力あると考えられていて、神様に赤米を炊いて供える風習がありました。
稲作技術の発展で、赤米は作られなくなってきましたが、赤い色のごはんを供える風習は残り、白いお米を小豆で
色付けしたものが、お赤飯として、お祝いの料理となり現代まで残ったといわれています。
最後に3年生全員から、「3年間栄養バランスのよいおいしい給食をありがとうございました。」
との感謝の言葉をいただきました。調理員さんはとても感激し、涙腺が崩壊寸前でした。
3年生のみなさんありがとうございました。
ココア揚げパン
今日も3年生のリクエスト給食です。
ココア揚げパンが主食となります。揚げパンが生まれたのは、今から60年ほど前になります。
東京のパン屋さんが、給食であまって少し固くなったパンをおいしく食べる方法はないかと考えたのが始まりでした。
油で揚げたパンに砂糖をかけたものがとてもおいしく、その後学校の給食のメニューにも登場するようになりました。
揚げパンは、昔から給食の人気メニューですが、油や砂糖をいつもの給食より多く使うことになります。
今日、家庭でおやつを食べる場合は、甘いものや油をたくさん使ったものを食べ過ぎないようにしましょう。