2023年1月の記事一覧
もずくスープ
今日は「もずく」についてのお話しです。もずくは酢であえた「もずく酢」
が食べ方としては主流ですが、今日の給食ではスープの中に入れました。
もずくは海藻の仲間で、特徴として「糸のような形」「ぬるぬるしている」などがあります。
このぬるぬるの正体は「フコイダン」という食物繊維です。お腹の調子を整えてくれる働きがあり、
その他には風邪予防、美肌、美髪などに効果があると言われています。
もずくは、沖縄県が生産量日本一です。
給食で使用したもずくも沖縄県産です。
鰤
毎週金曜日の給食は・・・、魚を主菜にした「日本型食生活の日」です。
そこで、今日は主菜の魚、「鰤」についてのクイズです。
「鰤」は、出世魚といって、成長の段階で呼び名が変わる魚です。
では、鰤という呼び名の他にどんな呼び名があるでしょうか。次の3つから選んで下さい。
1番:アジ 2番:ハマチ 3番:スズキ
正解は・・・ 、2番のハマチ”でした。
体長約30~40cmの段階をハマチと呼び、体長約60cm以上を鰤と呼びます。
給食では、旬の「鰤」を、食べやすい 照り焼きにしました。
脂の乗ったおいしさを味わっていただきました。
具だくさん豚汁
今日は健康応援メニューの日です。メニューはだし感たっぷりの具だくさん豚汁です。ごま油で食材を炒める
ことで風味も豊かになります。さつまいものほっくりした甘味で食べやすい一品に仕上がりました。
県産食材で、三春町でも栽培が盛んなねぎ。原産地は中国です。紀元前から栽培され、
体をあたため、疲労を回復する薬用植物として大切にされてきました。
特有のにおいの元は、硫化アリル。ビタミンB1の吸収を高める働きがあります。
ねぎは日本にも早くから伝わり、日本人の食生活になじみ深い古い野菜のひとつとなってきました。
旬を迎え、ますますおいしくなる冬野菜のひとつです。
三角油揚げ
三春町は古くからお寺が多く、寺院料理である豆腐料理が発達しました。
三角油揚げは、鶴が舞鶴城(三春城)の上空を高く飛ぶ姿をかたどっています。
その厚い三角油揚げの切れ目にみそを詰め、ほうろくでこんがり焼いたものが、ほうろく焼きと呼ばれています。
三春で用いられていたほうろくとは、ブリキ製の豆やゴマをいるためのフライパンのようなものです。
ほうろく焼きの歴史は古く、三春藩三代目藩主・秋田輝季が鷹狩りの際に食べたところとても気に入ったという
逸話もあります。
給食室で、味噌とねぎをはさんでこんがり焼きました。三春町の郷土料理を味わって食べていました。
かわり納豆
納豆は、蒸した大豆に納豆菌を加えて発酵させた食品です。
納豆は、発酵することで大豆よりも消化がよくなるばかりか、大豆の栄養もそのまま吸収できます。
また納豆菌によってビタミンB2がゆで大豆より約6倍も増えるほか骨を丈夫にして骨粗しょう症
を予防するビタミンKなど、大豆に含まれる有効成分がさらにパワーアップされます。
このほか、腸内細菌を整えたり、血栓を溶かしたり、抗菌作用などがあります。
かわり納豆は、チーズやかまぼこ、青菜の漬物、かつお節などを納豆に混ぜて、食べます。
栄養やおいしさもアップします。
「ごはん かわり納豆 じゃが芋の味噌そぼろ すまし汁 牛乳」