2023年4月の記事一覧

味噌かんぷら

 今日の副菜の「味噌かんぷら」。この「かんぷら」とは一体なんのことでしょうか?

これはじゃがいもを指す言葉で、福島の方言でじゃがいものことを「かんぷら」と呼ぶことから、

そのまま料理名として使われ、今でもその名前が残っています。

 福島の郷土料理「味噌かんぷら」はコロコロとした小玉のじゃがいもを味噌で味付けした料理。

小さく出荷できないじゃがいもを、家庭で食べるために考案されたアイデア料理で甘く味付けした

味噌とのハーモニーが懐かしい味で、昔から多くの人に愛され、おやつがわりとしても食べられています。

給食では、じゃがいもを食べやすい大きさに切って作りました。

ポークステーキ

 豚肉はたんぱく質を多く含む食品です。たんぱく質は、体内で様々な体の材料となる栄養素です。

成長期の中学生にとって、骨や筋肉の形成、血液を作る上で特に重要です。

 では、大好きなお肉をたくさん食べればいいかというと、そこには別の問題があります。

お肉、お魚には、たんぱく質と同じくらいの脂肪も含まれています。食べ過ぎはカロリーや脂肪の取り過ぎになります。

体を作るのに十分で、脂肪の取りすぎにならない。それが給食でのお肉の量です。毎日の食事でも参考にしてください。

 

ソース焼きそば

 今日は、2・3年生が行事で給食がありませんでしたので、1年生のみ給食を実施しました。

前回、塩焼きそばを2年生に実施したので、1年生はソース焼きそばにしました。

通常焼きそばは、釜で炒めて作りますが、焼き物や蒸し物・煮物・炒めものまで作ることができる

スチームコンベクションオーブン(通称スチコン)に肉や野菜、麺などの材料と調味料を入れて、

コンビ(蒸し焼き調理)モードで作りました。

 スチコンで作ることにより、油の使用量をおさえ、ヘルシーに作ることができます。

お花見給食

 例年より早い桜の開花で、学校周辺の桜も終わってしまいましたが、

今日の給食は、お花見メニューです。

 1年生は昨日、2年生は明日滝桜ウォークが行われます。

 お花見は奈良時代の貴族の行事が起源とされ、当初は梅を鑑賞しながら歌を詠んでいましたが、

平安時代以降は桜をめでるようになります。

 庶民が花見を本格的に楽しむようになったのは江戸時代からです。八代将軍徳川吉宗(1684~1751)は飛鳥山

や御殿山、隅田川の土手など風光明媚な場所に桜を植え、庶民に開放しました。

これをきっかけに、桜の木の下で宴会を楽しむ現在の花見のスタイルが広まったのです。

 「花より団子」と言われるように、お花見といえば花見団子。給食ではみたらし団子にしました。

みたらし団子は京都の下鴨神社の「御手洗祭り」が始まりとされる、砂糖醤油のくずあんをかけた団子です。

 

海鮮塩焼きそば

 今日は3年生が修学旅行、1年生は滝桜ウォークのため、2年生のみ給食でした。

少人数の時にしかできないメニューを!と思い、焼きそばにチャレンジしました。

エビやイカの入った塩味の焼きそばとしました。