2023年9月の記事一覧
お月見献立
今日は「十五夜」です。
きれいな月を見ることができるでしょうか?
十五夜は秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝する行事で、「中秋の名月」と呼ばれています。
お月見に欠かせないのが、すすきやお団子などのお供えものです。
お月見は秋の収穫と深い関わりがあったことから、この時期に収穫される里芋をお供えするのが主流でした。
その後、お米で作った団子も供えられるようになり、保存がきくことからお団子が主流になったと考えられます。
白くて丸いお月見団子は満月を表していて、収穫への感謝をこめてお供えされます。
また、丸い形は縁起が良いとされていたので、その団子を食べることで、健康や幸せを得ると信じられています。
給食では、しょうゆと砂糖で作ったみたらし餡を団子に絡めました。
クリームボックス
今日の主食は、郡山市のご当地パン「クリームボックス」
牛乳と砂糖、生クリームで作ったトロンとした優しい甘さのクリームです。
今日は厚切りの食パンにたっぷりクリームをのせ、軽く焼いてあります。
クリームボックスは1976年に郡山市のベーカリーが発売し、高校生を中心に人気となったそうです。
ミルククリームはお家でも簡単に作れます。手作りすることで、甘さの調整をすることもできます。
《材料》
牛乳 24g 生クリーム 24g 砂糖 7g
コーンスターチ 4g 無塩バター 1.2g
《作り方》
①砂糖とコーンスターチを混ぜておく。
②鍋に牛乳、生クリームを入れ、火にかけ①を少しずつ振り入れる。
③とろみがついたら、バターをおとし、溶かす。
④食パンにクリームをたっぷりのせ、オーブントースターで軽く焼く。
もち米蒸し団子
今日の主菜のもち米蒸し団子は、中国の広東料理で、日本ではもち米の輝くような白さから「真珠蒸し」
とも呼ばれています。
給食ではもち米に紫黒米も加えました。
ひき肉にみじん切りにしたねぎ、たけのこ、豆腐を加え、よく混ぜて肉団子を作ります。
そこに、水に浸しておいたもち米をまぶし、蒸します。
調理員さんが1個1個丸めて作りました。
スポーツと食事
明日からの新人戦田村支部大会に向けて、試合前日と当日におすすめの食事についてのお話です。
試合の前日と当日におすすめの食事は・・・エネルギー源となる炭水化物をしっかり補給できる食事です。
炭水化物は、ごはんやパン、めん、いも類、果物などに多く含まれています。また、炭水化物をエネルギーと
して利用するときに、大切な栄養素がビタミンB1になりますので、ビタミンB1の多い、豚肉やうなぎ、鮭等
を主菜に選ぶといいでしょう。ここで注意することは、調理法に気をつけるということです。
油っこい揚げ物は消化に時間がかかるのでおすすめできません。
さらに、ビタミンCの多い果物には、ストレスから体を守る働きがありますので、
朝、果物や果汁100%のオレンジジュースをとることもおすすめします。
そして、試合当日の朝食は、試合の3時間前には食べておくことが理想です。
では、明日からの大会、みなさんの活躍を願っています。
鮭フライ
日本では、様々な種類の鮭が食べられていますが、最も多く食べられているのはシロサケです。
シロサケは、秋から12月にかけて旬をむかえます。今日の給食に使った鮭も「シロサケ」です。
鮭には、カルシウムの吸収をよくしてくれるビタミンD、血液をサラサラにし、集中力を高めて
くれる脂が多く含まれています。また、鮭は、魚が苦手な人も食べやすいですよね。
毎週金曜日は、魚を主菜にした日本型食生活メニューです。