2023年9月の記事一覧

キャベツ

 キャベツは世界最古の野菜の1つで、ヨーロッパ生まれのケールが祖先だったそうです。

ケールの子孫は、ブロッコリーやカリフラワーなど、長い歴史の中で人間は改良を積み重ねて、

多様なキャベツ一族をうみだし、食卓を豊かにしてくれました。

 キャベツの栄養成分はビタミンC・K、食物繊維などが多いこと。

特にビタミンCは、大きめの葉2枚分で1日の摂取基準量をクリアできます。

かぜなどの感染症をブロックしたり、がんや老化をおさえる働きがあります。

さらにキャベツ特有な成分として、ビタミンUがあります。傷ついた胃腸の粘膜を修復するため、

胃腸薬として売られているほどです。

 給食では、蒸したキャベツをにんにくとベーコン炒め、ホットサラダにしました。

 

 

ふくしま健康応援メニュー

 福島県民の食の特徴は、野菜不足と塩の取り過ぎといわれています。

そこで県では、ふくしま食の基本として「主食・主菜・副菜がそろった食事+おいしく減塩」

をテーマに県民の健康づくりを応援しています。

今日の給食は、ふくしま健康応援メニューです。福島県の旬の野菜を使用し、減塩でおいしく、

バランスのとれたメニューとなっています。

今月の使用野菜はピーマンです。三春町ではピーマン栽培が盛んです。県内2位の生産量で、

苦みが少なく、肉厚で濃いみどり色のピーマンが特徴です。

 今日はピーマンをメインに福島県産の野菜、豚肉を使ったごま味噌スープです。

野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体の調子を整え、機能を正常に保ち、

免疫力を向上させるための大切な栄養素がたくさん含まれています。

色や香り成分は生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。

 福島中央テレビが健康応援メニューの給食ということで、取材にきました。

放送は明日(21日)夕方の「ごじてれchu!」で放送される予定です。

 

ジャージャー麺

 ジャージャー麺は(ジャージアンミエン)、中国の北部(北京市近辺など)の家庭料理の一つです。

豚ひき肉と細かく切ったたけのこ、しいたけなどと、豆味噌などで炒めて作った「ジャージャン」

と呼ばれる肉味噌を茹でた麺の上にのせた料理です。

 

ひじきの炒めもの

ひじきは、波が荒い海岸近く、岩場などに多く繁殖します。

北海道の南部から広域で収穫することができ、中国や朝鮮半島などでも収穫されます。

ひじきは健康にとても良い食材です。ひじきは低カロリーかつ豊富な栄養素を含みます。

特徴的なのはカルシウムと食物繊維、そしてヨウ素が豊富です。

100gあたりで換算すれば牛乳の10倍以上もカルシウムを含んでいます。

カルシウムはよく知られているように骨の成形を助ける作用があります。

今日は、ひじきをじっくりと味を含ませた、ひじきの炒めものです。

 

ピザドックパン

今日のピザドックパンは、ソースも給食室で作りました。

簡単に手作りできます。(5人分見当で)

にんにく1かけ、玉ねぎ4分の1個をみじん切りして、油で炒めます。

そこにトマトピューレ100ccを入れ煮詰めます。塩、こしょう少々を加えて出来上がりです。

給食では、コッペパンにぬり、ソーセージとチーズをのせて焼きましたが、

これを厚切りパンに塗って、玉ねぎ、ピーマン、ベーコン等をのせ、とろけるタイプのチーズをかけて

焼きあげればピザトーストの完成です。

ピザはもちろんイタリアで生まれた、世界的に広く食べられている料理ですが、

生地を作らず、厚切りパンにのせて焼くピザトーストは日本で考えられた食べかたです。