2023年1月の記事一覧
チーズ春巻き
今日の主菜は、手作りのチーズ春巻きです。
春巻きの皮で、「フランクフルトとチーズ」を巻き、
油できつね色になるまで揚げました。
海藻サラダ
のり、こんぶ、わかめ、ひじき、もずく、寒天など、
私たちの日本の食卓には海藻がよく登場します。
このように海藻をひんぱんに食べるのは、世界でも日本と韓国くらいだそうです。
エネルギーは控えめですが、鉄やカルシウム、マグネシウムなど健康に欠かせない
無機質(ミネラル)や食物繊維を多く含み、ヘルシーフードとして今、欧米でも注目されはじめています。
今日、給食では「海藻サラダ」にわかめやこんぶを使いました。
毎日、少しずつでも海藻を食べる習慣を心がけると、食事の内容も充実させることができます。
コーヒーフレンチトースト
レンチトーストとは、牛乳にたまごを加えた液を
パンに染み込ませ、フライパンなどで焼いたものです。
フレンチトーストとは、英語でフランス風のパンという意味ですが、
フランスでは、パン・ペルデュ(pain perdu)「失われたパン」と呼ばれています。
牛乳や卵につけることで、硬くなったパン(「失われたパン」)を「生き返らせる」ものであることがその理由です。
朝食がパンという場合にぜひ作ってみてください。
卵を割って牛乳100cc、砂糖大さじ1を混ぜ、パンにつけてオーブントースターに入れて出来上がりです。
今日は、コーヒー味のフレンチトーストにしました。
福島県で人気の乳業メーカーの「カフェオレ」を使い、隠し味に練乳を加えて作っています。
こづゆ
こづゆは、会津の代表的な郷土料理。お正月や節句、結婚式などお祝い事には欠かせない
「もてなし」の料理です。
ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩、にんじん、しいたけ、里芋、キクラゲ、しらたきなどが入ります。
材料の数は割り切れないようにと縁起のよい奇数が習わしです。こづゆの名の由来は、浅めに作られた
小さい朱塗りの椀に盛られることから「こじゅうのつゆ」となり、訛って「こづゆ」になったのではないか
と言われています。ごはんは会津産の紫黒米を入れて炊きました。
学校給食週間
日本の学校給食は、明治時代、山形県鶴岡市の小学校で、昼食を持参できない子どもたちを対象に行われたのが
給食の始まりです。その当時の献立は、おにぎり、塩鮭、漬け物などでした。
その後、学校給食は戦争のために一時中断されました。
しかし戦争が終わり、食糧が不足して子どもたちの栄養状態が悪化したことから、
昭和21年12月24日に東京都、神奈川県、千葉県の学校で試験的に給食が始まりました。
この日を「学校給食感謝の日」にしていましたが、冬休みと重なることから、
後に1月24日~30日を「学校給食週間」とするようになりました。
三春中では、給食週間中に福島県の郷土料理や特産物を使った給食を実施します。
今日は浜通りの料理です。主菜のかじきカツは、
「福島県立いわき海星高等学校」の生徒のみなさんが、
海洋航海実習にてハワイ沖で捕ってきた「くろかわかじき」を使っています。
もずくスープ
今日は「もずく」についてのお話しです。もずくは酢であえた「もずく酢」
が食べ方としては主流ですが、今日の給食ではスープの中に入れました。
もずくは海藻の仲間で、特徴として「糸のような形」「ぬるぬるしている」などがあります。
このぬるぬるの正体は「フコイダン」という食物繊維です。お腹の調子を整えてくれる働きがあり、
その他には風邪予防、美肌、美髪などに効果があると言われています。
もずくは、沖縄県が生産量日本一です。
給食で使用したもずくも沖縄県産です。
鰤
毎週金曜日の給食は・・・、魚を主菜にした「日本型食生活の日」です。
そこで、今日は主菜の魚、「鰤」についてのクイズです。
「鰤」は、出世魚といって、成長の段階で呼び名が変わる魚です。
では、鰤という呼び名の他にどんな呼び名があるでしょうか。次の3つから選んで下さい。
1番:アジ 2番:ハマチ 3番:スズキ
正解は・・・ 、2番のハマチ”でした。
体長約30~40cmの段階をハマチと呼び、体長約60cm以上を鰤と呼びます。
給食では、旬の「鰤」を、食べやすい 照り焼きにしました。
脂の乗ったおいしさを味わっていただきました。
具だくさん豚汁
今日は健康応援メニューの日です。メニューはだし感たっぷりの具だくさん豚汁です。ごま油で食材を炒める
ことで風味も豊かになります。さつまいものほっくりした甘味で食べやすい一品に仕上がりました。
県産食材で、三春町でも栽培が盛んなねぎ。原産地は中国です。紀元前から栽培され、
体をあたため、疲労を回復する薬用植物として大切にされてきました。
特有のにおいの元は、硫化アリル。ビタミンB1の吸収を高める働きがあります。
ねぎは日本にも早くから伝わり、日本人の食生活になじみ深い古い野菜のひとつとなってきました。
旬を迎え、ますますおいしくなる冬野菜のひとつです。
三角油揚げ
三春町は古くからお寺が多く、寺院料理である豆腐料理が発達しました。
三角油揚げは、鶴が舞鶴城(三春城)の上空を高く飛ぶ姿をかたどっています。
その厚い三角油揚げの切れ目にみそを詰め、ほうろくでこんがり焼いたものが、ほうろく焼きと呼ばれています。
三春で用いられていたほうろくとは、ブリキ製の豆やゴマをいるためのフライパンのようなものです。
ほうろく焼きの歴史は古く、三春藩三代目藩主・秋田輝季が鷹狩りの際に食べたところとても気に入ったという
逸話もあります。
給食室で、味噌とねぎをはさんでこんがり焼きました。三春町の郷土料理を味わって食べていました。
かわり納豆
納豆は、蒸した大豆に納豆菌を加えて発酵させた食品です。
納豆は、発酵することで大豆よりも消化がよくなるばかりか、大豆の栄養もそのまま吸収できます。
また納豆菌によってビタミンB2がゆで大豆より約6倍も増えるほか骨を丈夫にして骨粗しょう症
を予防するビタミンKなど、大豆に含まれる有効成分がさらにパワーアップされます。
このほか、腸内細菌を整えたり、血栓を溶かしたり、抗菌作用などがあります。
かわり納豆は、チーズやかまぼこ、青菜の漬物、かつお節などを納豆に混ぜて、食べます。
栄養やおいしさもアップします。
「ごはん かわり納豆 じゃが芋の味噌そぼろ すまし汁 牛乳」
卯の花炒り
今日は、副菜は卯の花炒りです。
卯の花とは「おから」のことを指します。
おからを「卯の花」と呼ばれる語源は、初夏に小さな白い可憐な花を咲かせる
「ウツギ」という植物からきています。白くてフワフワしたおからを「卯の花」に見立てて、
そう呼ばれるようになったそうです。
おからには食物繊維が豊富に含まれています。おからの食物繊維は「セルロース」という水に溶けないもの。
セルロースは腸の蠕動運動を促進する効果があります。
ツナトースト
今日のメニューは「ツナトースト エビとブロッコリーのサラダ レタスワンタンスープ 牛乳」です。
主食のツナトーストは、厚切りの食パンにツナとみじん切りにした玉ねぎ、パセリを加えマヨネーズで和えたもの
をパンにのせ、とろけるチーズをかけて焼きあげます。
主食と主菜が一緒にとれるので、朝食にぴったりです。
約300枚のツナトーストを作るのに、約1時間30分ほどかかります。
調理員さんは今日もフル稼働で調理作業をしていました。
旬の食材のよさ
今日のメニューは「ビーフストロガノフ 白菜とりんごのサラダ 水菜のスープ 牛乳」です。
白菜やにんじん、りんご、水菜など冬が旬の野菜や果物をふんだんに取り入れた献立です。
旬の食材のよさは
・新鮮で美味しい
旬の食材はほかの季節と比べて香りや旨味が豊かに感じられ、美味しいのがメリットです。素材そのものの味わいを楽しみながら食事が摂れます。
・栄養価が高い
旬の食材はほかの季節と比べて栄養価が高いのがメリットです。食材の栄養価は、季節ごとに変化しています。また、旬の野菜には、その季節に体が必要とする成分が含まれていることが多く、日々の健康を維持するために役立ちます。
・価格が安い
旬の野菜は生産量が多く、ほかの季節よりも価格が安くなるのがメリットです。新鮮で美味しく、さらには栄養価の高い食材を、家計にうれしい低価格で入手できます。
令和5年 最初の給食
今日から「夢作り、感謝期」が始まりました。給食もスタートです。
給食調理員さんは、年明け5日より給食の準備をしてくださいました。
日々の給食がスムーズに提供できているのは、事前の準備と打合せ、チームワークが重要。
今年もおいしく安全な給食作りにご尽力いただいています。
令和5年最初のメニューは、「ごはん チキンの中華ソース れんこんのきんぴら 七草白玉スープ 牛乳」
七草白玉スープには、春の七草の「せり」と「すずしろ(大根)」を入れました。