食育

お月見献立

今日は「十五夜」です。

きれいな月を見ることができるでしょうか?

十五夜は秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝する行事で、「中秋の名月」と呼ばれています。

お月見に欠かせないのが、すすきやお団子などのお供えものです。

お月見は秋の収穫と深い関わりがあったことから、この時期に収穫される里芋をお供えするのが主流でした。

その後、お米で作った団子も供えられるようになり、保存がきくことからお団子が主流になったと考えられます。

白くて丸いお月見団子は満月を表していて、収穫への感謝をこめてお供えされます。 

また、丸い形は縁起が良いとされていたので、その団子を食べることで、健康や幸せを得ると信じられています。

給食では、しょうゆと砂糖で作ったみたらし餡を団子に絡めました。

クリームボックス

 今日の主食は、郡山市のご当地パン「クリームボックス」

牛乳と砂糖、生クリームで作ったトロンとした優しい甘さのクリームです。

今日は厚切りの食パンにたっぷりクリームをのせ、軽く焼いてあります。

 クリームボックスは1976年に郡山市のベーカリーが発売し、高校生を中心に人気となったそうです。

ミルククリームはお家でも簡単に作れます。手作りすることで、甘さの調整をすることもできます。

《材料》

 牛乳   24g  生クリーム   24g  砂糖   7g   

 コーンスターチ   4g   無塩バター  1.2g

《作り方》

 ①砂糖とコーンスターチを混ぜておく。

 ②鍋に牛乳、生クリームを入れ、火にかけ①を少しずつ振り入れる。

 ③とろみがついたら、バターをおとし、溶かす。

 ④食パンにクリームをたっぷりのせ、オーブントースターで軽く焼く。

 

もち米蒸し団子

今日の主菜のもち米蒸し団子は、中国の広東料理で、日本ではもち米の輝くような白さから「真珠蒸し」

とも呼ばれています。

給食ではもち米に紫黒米も加えました。

ひき肉にみじん切りにしたねぎ、たけのこ、豆腐を加え、よく混ぜて肉団子を作ります。

そこに、水に浸しておいたもち米をまぶし、蒸します。

調理員さんが1個1個丸めて作りました。

 

スポーツと食事

明日からの新人戦田村支部大会に向けて、試合前日と当日におすすめの食事についてのお話です。

試合の前日と当日におすすめの食事は・・・エネルギー源となる炭水化物をしっかり補給できる食事です。

炭水化物は、ごはんやパン、めん、いも類、果物などに多く含まれています。また、炭水化物をエネルギーと

して利用するときに、大切な栄養素がビタミンB1になりますので、ビタミンB1の多い、豚肉やうなぎ、鮭等

を主菜に選ぶといいでしょう。ここで注意することは、調理法に気をつけるということです。

油っこい揚げ物は消化に時間がかかるのでおすすめできません。

さらに、ビタミンCの多い果物には、ストレスから体を守る働きがありますので、

朝、果物や果汁100%のオレンジジュースをとることもおすすめします。

そして、試合当日の朝食は、試合の3時間前には食べておくことが理想です。

では、明日からの大会、みなさんの活躍を願っています。

鮭フライ

 日本では、様々な種類の鮭が食べられていますが、最も多く食べられているのはシロサケです。

シロサケは、秋から12月にかけて旬をむかえます。今日の給食に使った鮭も「シロサケ」です。

鮭には、カルシウムの吸収をよくしてくれるビタミンD、血液をサラサラにし、集中力を高めて

くれる脂が多く含まれています。また、鮭は、魚が苦手な人も食べやすいですよね。

毎週金曜日は、魚を主菜にした日本型食生活メニューです。

 

キャベツ

 キャベツは世界最古の野菜の1つで、ヨーロッパ生まれのケールが祖先だったそうです。

ケールの子孫は、ブロッコリーやカリフラワーなど、長い歴史の中で人間は改良を積み重ねて、

多様なキャベツ一族をうみだし、食卓を豊かにしてくれました。

 キャベツの栄養成分はビタミンC・K、食物繊維などが多いこと。

特にビタミンCは、大きめの葉2枚分で1日の摂取基準量をクリアできます。

かぜなどの感染症をブロックしたり、がんや老化をおさえる働きがあります。

さらにキャベツ特有な成分として、ビタミンUがあります。傷ついた胃腸の粘膜を修復するため、

胃腸薬として売られているほどです。

 給食では、蒸したキャベツをにんにくとベーコン炒め、ホットサラダにしました。

 

 

ふくしま健康応援メニュー

 福島県民の食の特徴は、野菜不足と塩の取り過ぎといわれています。

そこで県では、ふくしま食の基本として「主食・主菜・副菜がそろった食事+おいしく減塩」

をテーマに県民の健康づくりを応援しています。

今日の給食は、ふくしま健康応援メニューです。福島県の旬の野菜を使用し、減塩でおいしく、

バランスのとれたメニューとなっています。

今月の使用野菜はピーマンです。三春町ではピーマン栽培が盛んです。県内2位の生産量で、

苦みが少なく、肉厚で濃いみどり色のピーマンが特徴です。

 今日はピーマンをメインに福島県産の野菜、豚肉を使ったごま味噌スープです。

野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体の調子を整え、機能を正常に保ち、

免疫力を向上させるための大切な栄養素がたくさん含まれています。

色や香り成分は生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。

 福島中央テレビが健康応援メニューの給食ということで、取材にきました。

放送は明日(21日)夕方の「ごじてれchu!」で放送される予定です。

 

ジャージャー麺

 ジャージャー麺は(ジャージアンミエン)、中国の北部(北京市近辺など)の家庭料理の一つです。

豚ひき肉と細かく切ったたけのこ、しいたけなどと、豆味噌などで炒めて作った「ジャージャン」

と呼ばれる肉味噌を茹でた麺の上にのせた料理です。

 

ひじきの炒めもの

ひじきは、波が荒い海岸近く、岩場などに多く繁殖します。

北海道の南部から広域で収穫することができ、中国や朝鮮半島などでも収穫されます。

ひじきは健康にとても良い食材です。ひじきは低カロリーかつ豊富な栄養素を含みます。

特徴的なのはカルシウムと食物繊維、そしてヨウ素が豊富です。

100gあたりで換算すれば牛乳の10倍以上もカルシウムを含んでいます。

カルシウムはよく知られているように骨の成形を助ける作用があります。

今日は、ひじきをじっくりと味を含ませた、ひじきの炒めものです。

 

ピザドックパン

今日のピザドックパンは、ソースも給食室で作りました。

簡単に手作りできます。(5人分見当で)

にんにく1かけ、玉ねぎ4分の1個をみじん切りして、油で炒めます。

そこにトマトピューレ100ccを入れ煮詰めます。塩、こしょう少々を加えて出来上がりです。

給食では、コッペパンにぬり、ソーセージとチーズをのせて焼きましたが、

これを厚切りパンに塗って、玉ねぎ、ピーマン、ベーコン等をのせ、とろけるタイプのチーズをかけて

焼きあげればピザトーストの完成です。

ピザはもちろんイタリアで生まれた、世界的に広く食べられている料理ですが、

生地を作らず、厚切りパンにのせて焼くピザトーストは日本で考えられた食べかたです。

ヤンニョムチキン

 ヤンニョムチキン(양념치킨)とは、鶏のから揚げに、コチュジャンやニンニクなどで作った

甘辛いタレを絡めた料理のこと。

1980年代に韓国でブームになり、今ではファストフードやお酒のおつまみとして定番となっています。

また、日本でも韓流ブームとともに急速に知られるようになり、現在ではスーパーや総菜店、韓国料理店など

さまざまな場所で見かけるようになりました。

 ヤンニョムとは、薬味や香辛料などを混ぜ合わせた韓国料理における合わせ調味料の総称のこと指します。

みなさん大好きな唐揚げを、ひと手間加えていつもとは違ったから揚げにしました。

 

ブロッコリーのおかか和え

 ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜です。キャベツの変種で、カリフラワーも同じ仲間です。

原産地はイタリアを中心とした地中海沿岸です。

ブロッコリーには小さな緑色のつぶつぶがたくさんついていますが、

これは1つひとつの花のつぼみです。そして、それらが集まったものを「花雷(からい)」といい、

その花雷の部分と花茎(かけい)の部分をブロッコリーとして食べています。

含まれている栄養素の種類も多く、特に多く含まれているのがビタミンCで、続いて、たんぱく質、

ビタミンE、葉酸、カリウム、カロテン、食物繊維などたくさんの種類の栄養素が含まれています。

 今日は、キャベツ、コーンとともに、かつお節としょうゆで和風に仕上げました。

 

ぶどう

ぶどうの歴史は古く、紀元前3000年頃には、すでに栽培が行われていました。

また世界で最も多く生産されているくだもので、その種類も1万種以上と言われ、

生で食べるほかにワインの原料としても使われています。

ぶどうには体内に吸収されやすいブドウ糖や果糖などの糖質が多く含まれており、

これらは体内で代謝の経過を経ずにそのままエネルギーになってくれるので、

疲労回復効果が非常に大きいと言えます。また直接脳の栄養源となり、

脳の働きを活発にし、集中力を高める効果があります。

 

食欲の秋

「●●の秋」にはいろんなものがありますよね。

食欲の秋、読書の秋、実りの秋、芸術の秋、スポーツの秋…。みなさんの秋はどれでしょうか?

気候も過ごしやすくなって、いろんなことに打ち込める絶好の季節の到来です。

なぜ秋には食欲が増すのでしょう?

1:日照時間が短くなると、心身の安定につながる脳内の「セロトニン」の分泌が減り、

 それを補うためにたくさん食べたくなる。

2:気温が下がると基礎代謝が上がるため、寒い冬に備えてカロリーを蓄えておこうとする。

…と、いろんな説がありますが、中でも1番有力なのは、秋は、果物や穀物などさまざまな

食材が旬を迎えるため、旬の美味しいものを食べる機会が増すから「食欲の秋」と呼ばれる

ようになったという説です。

旬の食材はその時期の体に必要な栄養をたくさん含んでいます。

おいしいだけでなく栄養もたっぷりな秋の味覚を楽しんでみましょう。

 

ミートローフトマトソース

 今が旬のトマトをたっぷりと使ったソースがかかったミートローフが今日の主菜です。

湯むきをして角切りに切ったフレッシュトマトと玉ねぎやにんにくを加えて手作りしました。

さっぱりとしたソースが、こってりとしたミートローフよく合います。

なすのミートソースグラタン

 なすは、独特の食感と、紫色の皮の印象から、嫌いな人が多い野菜かも知れませんが、

なすの皮には、「ナスニン」といわれる「ポリフェノール」が豊富に含まれており、

がんなどの病気を予防してくれます。

 また、給食では、なすをよりおいしく食べてもらえるよう、油で揚げてから、調理しています。

今日のミートグラタンは、広報みはる8月号に掲載されています。動画で作り方も紹介されていますので、

ぜひおうちでもお試しください。

カレーライス

 夏の定番メニューとしてカレーが食べられるのには理由があります。

カレーに含まれるスパイスには、食欲増進、消化促進の効能があり、夏バテの防止に最適です。

それにカレーの定番具材である豚肉には、ビタミンB1がたっぷり。

ビタミンB1は、炭水化物などの糖質をエネルギーに変換します。

疲労回復にも大きな役割を果たすことから、夏の日差しでダメージを受けた身体をケアしてくれます。

 

夏休み明けの給食

 夏休みも終わり、今日から学校生活が始まりました。

 夏休み明けの給食メニューは

枝豆ごはん、鮭のレモンソース、ひじきのサラダ、チンゲン菜のスープ、牛乳です。

少しでも食べやすいものをと思い、レモンやお酢を使ったさっぱりメニューとし、

ごはんも枝豆とわかめごはんの素で混ぜごはんとしました。

久しぶりの給食でしたが、暑さにも負けず食欲旺盛な生徒の様子にホッとしました。

まだまだ暑い日が続くと思いますが、しっかり食べて、規則正しい生活を心がけましょう。

旬のふくしまスタミナメニュー

 夏休み前最後給食は、「旬のふくしまスタミナメニュー」として福島県産の食材を使った献立としました。

県産の牛もも肉をゆでて冷却し、県産のほうれん草やもやしとともに特製だれで和えたビビンバ。

お米はもちろん三春産米です。

トックスープは、県産の米粉を使ったトックと、キャベツ・卵も福島県産で、野菜の甘みが感じられ

るスープでした。

副菜は福島県の郷土料理「味噌かんぷら」をアレンジしたもので、本来は小さいじゃがいもを油

で炒って作りますが、給食では、じゃがいもに油をからめ、蒸し焼きにしてヘルシーに仕上げました。

デザートは三春町産のブルーベリーと県産のヨーグルトを合わせた手作りシャーベット。ブルーベリーの

酸味がさわやかで涼しげなデザートとなりました。

1年生のフロアーでは1個シャーベットをめぐり、盛大なじゃんけん大会が繰り広げられ

ていました。

 

ピーマン

 給食では今日も夏野菜が大活躍です。

三春町で多く栽培されているピーマンは、肉厚で苦みが少なく、色が濃いのが特徴だそうです。

三春町とその周辺では、夏から秋にかけて収穫される夏秋ピーマンを露地栽培している農家が多く、

年間およそ1400トンが出荷されています。一日当たりの出荷量が多いときでおよそ25トンに

のぼるということです。

 ピーマンを細切りにし、お湯でさっと湯がいて、おかかと共に和えました。シャキシャキの食感で、

さっぱりとした和えものでした。