沢石小Diary

2014年11月の記事一覧

誰のために?

今朝はとても寒く、朝、出勤してきたときの気温は-3℃(氷点下三度)でした。
このところめっきり冷え込んできたわけですが、それでも・・・。

6年生のM子さんは、今日も玄関前を掃いています。
「寒くないの?」と声をかけたところ「やらないとちょっと・・・。」という答えが返ってきました。
どうやら歯磨きと同じで、やらないと気持ち悪い(たとえが変でしょうか?)ようです。

ここまでくれば本物です。

「やってあげてる」というような上から目線の態度であったり、「やらないと(注意される)」といった~するのが嫌(~するよりまし)的な気持ちの人は継続しません。
はきものをそろえたり、つくえをまっすぐに並べたりといったことも同じですが、やっている自分も見た人も、きれいで気持ちがいいというのが持続の秘訣です。
このような態度を「奉仕の精神に富んでいる」と表現します。
6年生はあと数ヶ月で中学生になるわけですが、沢石小の誇りになる児童たちに育ってほしいと願っています。
誰のためでもない、ちょっとした善意、善行。
継続できる人は尊敬に値する人です。

笑う 森林学習 第3弾!

本日、秋晴れの下、森林学習の第3弾が行われました。
校地内の樹木の観察に始まり、次に幹の太さを測定。
そこから1本の木が吸収する二酸化炭素の量を調べる・・・頭も使いました。
最後は地球温暖化の問題にまで発展し、「私たちにできることは何か?」をみんなで考えました。
講師の大方さん曰く、「勉強が大事だよ。何でもいいから、勉強することだよ。」と。
森林学習は、環境教育であり、人を育むことにもつながると改めて感じました。
    【樹木の幹の太さを測定中】                           【記録をみんなで共有】
                                          【子ども葉っぱ判定士マニュアル】                  【最後にみんなで記念の1枚】                        
3回に渡って行われた森林学習。
子どもたちはいったい何をつかんだのでしょうか?
今後行うまとめが楽しみです。

箸の持ち方 使い方の話 その1

今日の給食は、調理員さんが「からあげにするの、もったいなーい!」と叫んでいたまぐろを、ゆで大豆と

共にからあげにし、味つけした「まぐろのこはく煮」でした。
しかし、今日の話題はそこではなく、担任の先生と話をしたある一件のことです。
「箸の変な持ち方って気になりませんか?」
担任の先生に相談を受けたのは、児童の箸の持ち方が学年が上がってもなかなか正しい持ち方に安定しない

ということでした。
「鉛筆は正しく持てるのに、箸が変だったり、その逆だったり…、持ち方が一見正しいように見えて箸先が

交差していたり、使うときになると変な形になったり…」
たとえて言うとこんな感じです。(本人の名誉のため手だけですが、高学年もあります)

「将来恥をかくぞって注意しているんですが、変な持ち方の方が本人としては扱いやすいらしくて」
「でも、最近はあまり箸の使い方とかで厳しく言わないことが多くなってきていますよ。だから本当に将来

困るというのは、ないかもしれないですよね」
と、そんな話をしました。

箸の持ち方ができていなくて困るのは、小さい物を正確につかむことよりも、むしろ大きな物を安定してつ

かむときです。(料理の菜箸などはいい例です)
箸本来の機能(はさむ・すくう・切るなど)を完全に使うには、正しい持ち方が必要ですが、最近は道具で

補うことも多くなっています。
だから箸が正しく持てず困るという局面は、昔より減っているかもしれません。
ただし、箸が正しく持てないことの裏側には「中指が意識して使えない」「指先でつまむ動作が苦手」

なのではないか?という、手先の訓練・運動不足が関わっていることが多いようです。

①「親指と人差し指、中指で○を作り、指先を集めるようにする動作」(以下見本)

②「チョキ→グー→チョキを連続してやる」※じゃんけんのあの動作です。
がスムーズに、負担なくできるかが、まずは一つのチェックポイントになります。
児童をチェックすると、意外にできていません。

特に①は以下のようになりがちです。(指先同士が一度できちんと合わない、指で○を作れない)


またはこんな風になる児童も多いです。(人差し指の爪先が親指の腹につく)

カメラをかまえると、「箸の持ち方のことですね!」と一生懸命直しますが、不意打ちをするといつものクセが出てきます。
箸の持ち方が気になる方、チェックしてみた結果はいかがでしたか?(続きはは来週)

教育委員在校日 お疲れ様でした



お昼からの半日ではありましたが、教育委員在校日の日程が終了いたしました。
多くの沢石小児童が意見を述べたり、お話を聞いたりすることができました。

夕方には町教委の永山グループ永山さん、学校教育グループの金田さんも、沢石小学校の修繕箇所の検討のため、本校に足を運んでくださいました。
早速児童たちの声を反映した計画を組んでくださいました。
皆様本当にありがとうございました。

慌ただしい午後にはなりましたが、実りの多い午後でもありました。

眼鏡 努力のあしあと

沢石小では、1年生の段階から自主学習に取り組ませています。
5年生ともなれば、内容もからりしっかりとしたものになります。

7ヶ月が経ち、進んでいる子は既に7冊目に突入しました
クラス全体では、今日までで、計31冊分。
まさに子どもたちの努力のあしあとです
        
 
【重ねるとこのようになります。】        
5年生修了まで、何冊になるでしょうか?
がんばって、続けてほしいです。