沢石小Diary

2014年12月の記事一覧

まるで算数、中身は食育。

今日は6年生の総合で食育の授業がありました。
 
テーマは「食べることと運動の関係について考えよう」です。
正月太り、クリスマス太り、冬太りなどとよばれる言葉をきっかけに、夏休みと冬休みの活動の差、自分の適正エネルギー量、おやつのエネルギー量を運動に換算するとどれくらいかなどについて考えました。
配布された個別のワークシートには、それぞれにあわせた一日のエネルギー量が三段階で記されています。
体を動かす日と動かさない日のエネルギー量の差が、最大ごはん2杯分あること。
小さなチョコレート一粒を消費するには15分も歩かなければいけないこと。
6年生では基本的におやつは必要なく、注意して食べないとエネルギーのとりすぎになること。
おやつの箱やパッケージの裏には、エネルギー量の記載されているものがあること。
そんな様々なことがわかり、全員とても熱心に授業に取り組んでいました。

今回の授業では割合やかけ算など計算する場面が多く、一部を切り取るとまるで算数の時間のようでしたが、
「僕のおやつ、3時間以上も歩かなきゃだめだ~!」
「箱の裏にこんなこと書いてあるなんて、はじめて知った……」
「えっ! チョコレート10粒食べたら2時間以上も歩くの?」
「お手伝いや掃除は歩くよりエネルギー使うから、冬休みはたくさんお手伝いしなきゃ」
など、自分で表示を見て計算したからこそわかることもあったようです。
冬休み後はこの授業の反省が待っています。さて、どんな結果が出るでしょうか。