沢石小Diary

カテゴリ:給食

雨後のタケノコ

今日の給食は

・山菜ごはん  ・牛乳
・にんじんしりしり  ・みそ汁  です。
6月の献立予定表は来週末を目安に配布する予定です。
山菜ごはんの山菜は青森県産の水煮パックを使用しています。
今日は季節の食材ということで、山菜のまぜごはんです。肉もツナも使っていますが、ほぼ野菜ばかりの献立です。
食べられるかな? 大丈夫かな? と心配していましたが、児童のみなさんはよく食べていたようです。
ごはんの中に入っていたタケノコにちなんで、今回は「学校裏のタケノコ」のご紹介をします。
小学校と旧小学校(調理場)の間の崖には以前、土の流出防止のため、小さい竹林がありました。
毎年ここで掘ったタケノコを給食で使っていたのですが、竹林が伐採され数年、何もない状態になっていました。
ところが今年の5月になると、なんとその跡地からタケノコが。

大きな雨の降ったスポーツフェスタ直後から本数が増え始め「雨後のタケノコ」という言葉を実感します。
夏休み頃には竹林が元通りになっているかもしれません。

にんじんしりしり の作り方(沖縄料理 「しりしり」はにんじんを削る動作のこと)
<材料 小学生一人分>
・にんじん 35g(約1/5本)   ・ツナ油漬け 15g(スプーン1杯くらい)
・卵 20g(約1/2個) ・しょうゆ 3g(小さじ1/2弱) ・黒こしょう(好みで)
※にんじん2本でツナ1缶 卵2個程度 ですが、家庭料理なので割合はお好みで。
 ツナは油ごと使います。にんじんのカロテン吸収を助けるので、不足するようなら炒め油を入れてください。
 卵を入れず、ツナを多めにすると「ツナごはん」の具になります。
 ツナの代わりに豚肉やベーコン、ソーセージやランチョンミート缶もよく使われます。
<作り方>
①にんじんは千切りスライサーか包丁で千切りにする(長めに切ると食べやすい)。ツナは缶をあけ、卵は割ってほぐしておく。
②フライパンにツナを油ごとあけ、にんじんも入れてしんなりするまで炒める。しょうゆで味を付け、卵を全体にからめるように炒めあわせる。
③卵に火が通ったら仕上げに黒こしょうをふってできあがり。
甘みはにんじんだけで足りるので、特にいりません。しょうゆもほとんど使わなくて大丈夫です。

食品自主検査の日です。

今日の給食は

・ごはん  ・牛乳   ・グルメンチ
・五目きんぴら  ・じゃがバタコーンみそ汁  です。
スポーツフェスタ等でがんばった児童のみなさんに元気を出してもらうため、好評メニューをそろえてみました。
三春名物グルメンチは好評で残食も少なく、みなさん楽しく食べていたようです。
……と、それではあまりおもしろくないので、今日は別の話題を。

タイトルにもある通り、今日は田村地区の「食品自主検査」の日だったのでそのことについてご紹介します。
食品を取り扱って仕事をする者が守る法律に「食品衛生法」という法律があります。
食品の取り扱い方法や品質の基準、施設の管理などを定めた法律です。
その「食品衛生法」では、食品を製造する業者はそれぞれ、自分の扱っている品について異状がないか検査を行うことを義務づけています。
また、福島県の条例ではその検査を年1回以上行い、検査結果を1年間保存することを定めています。
検査の内容はそれぞれの取り扱う品で違っていますが、主に食中毒をおこしやすい菌や食品添加物等について基準が守られているか調べます。
その検査について、検査機関が地区ごとにまとめて受け付けを行う日があり、田村地区の受付日が今日だったのです。
(検査日そのものは年何回かあります。業者の多い地区は回数も多いです)
できあがったおかずを滅菌された袋に入れ、中身をこぼさないよう指定時間までに届けるのは、なかなか緊張する作業です。

そうして今年度も無事検査を依頼することができました。結果は後日届く予定です。

写真のステッカーは「検査しました」の印です。給食施設や食堂等には必ずどこか見えるところに貼ってありますので、機会がありましたらぜひ見つけてみてください。

葉桜は「たけのこ」の先触れ

今日の給食は

・たけのこごはん  ・牛乳
・みそマヨサラダ  ・凍み豆腐のみそ汁
みそ汁の具材「しみどうふ」は、全国的な名称では「凍り豆腐」「高野豆腐」と呼ばれる物です。
そのままかじってもおいしくないですが、消化がよくミネラル豊富で保存がきき、さらに水で戻す時間も短いという、乾物の中でも使いやすい素材です。
とはいえ、今日の話題は別のことです。
先週配布・アップロードした献立表をよくご覧になっていただけるとわかるのですが、5月の前半はにんじん・キャベツなどの定番野菜に加えて、ある野菜が多めに入れられています。
その野菜とは「たけのこ」です。「桜前線を追いかけるたけのこ前線」と言われるたけのこは、5月前半のちょうど今ごろが旬の野菜です。
いつもは水煮パックですが、5月の今ごろだけは、新鮮なゆでたけのこを使っています。
旬の味わいを感じてもらうために当日朝、氷詰めで届けられる高級品です。
学校の移転前は毎年、調理場裏の竹林で掘ったものを使っていたのですが、竹林がなくなったこと等もあり、数年前から愛媛産のゆでたけのこに切り替えました。
たけのことにんじん、油揚げを甘辛く煮て混ぜこんだ「たけのこごはん」は、たけのこの素材の良さあってか、非常に好評で残食も少なめでした。

端午の節句には

昨日、5月の献立表を配布しました。5月はスポーツフェスタの繰り替え休日があります。
おべんとうの日は、沢石小学校年間行事等一覧に掲載されております。
また、学校から学年のお便りの他、前日、もしくは休み前に緊急メールでお知らせもしています。併せてご確認いただければ幸いです。
5月献立予定表.pdf
5月給食だより.pdf
今日の給食は

・ごはん ・牛乳 ・あぶらあげの煮物
・ふきの煮物 ・すまし汁  です。
福島県の端午の節句ではふきとたけのこ、長芋の煮物を食べる風習があるそうですが、沢石調理場ではちょっと難しいため、簡略化してふきの煮物にしました。
すまし汁に入っている花なるとは、端午の節句にちなんで花菖蒲の柄です。
あぶらあげは、いつもなら「ほうろく焼き」にするのですが、今回は甘辛く煮付けにしました。
苦手な食べ物かな? と心配したのですが、案外好評だったようです。
端午の節句に欠かせない「かしわもち」は、休み明けの7日に出す予定です。
現在の季節は春の終わり「穀雨(こくう)」。田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころとされています。
夏の始まり「立夏」は5月6日なので、もう夏も間近いということですね。
この時期は湿気が多く気温が高くなり、病気や食中毒の危険性が増す季節です。
そのため縁起の悪い月の邪気払いとして、端午の節句の行事が行われているという話があります。
長いお休みの間の体調管理や飲食物の管理には、十分お気を付けください。

おうちの人といっしょに給食

今日の給食は
・中華風まぜごはん  ・牛乳 ・とりつくね
・もやしのラー油あえ  ・粟米湯(すーみーたん)  です。
粟米湯は中華風のコーンスープです。「粟米」はひきわりにしたとうもろこしのこと。「湯」はスープという意味です。「玉米湯(ゆーみーたん)」とも言います。(今日は献立の写真を撮っていません)

今日は午後から授業参観日です。沢石小学校では新一年生の保護者の皆様に、給食の味見を兼ねた試食会を毎年実施しています。

ランチルームに保護者の皆様の椅子を並べ、同じテーブルを囲んで給食を食べます。
一年生の机と椅子は足を短くしてあります。そのため、大人には少し座りづらそうです。
いつものスペースだけではちょっときついので、何名かは隣にある二年生の机で食べました。
いつもと違うメンバーでの給食に、一年生だけでなく上級生もどこか緊張気味です。
今日は野菜の多い給食で、少しピリ辛な野菜の付け合わせもあります。
ピリ辛味や野菜の苦手な一年生のみなさん、かなりがんばって食べていました。

お昼の後一年生は、保護者の方に「歯みがきチェック」と「仕上げみがき」もしてもらったそうです。