沢石小Diary

カテゴリ:給食

食品自主検査の日です。

今日の給食は

・ごはん  ・牛乳   ・グルメンチ
・五目きんぴら  ・じゃがバタコーンみそ汁  です。
スポーツフェスタ等でがんばった児童のみなさんに元気を出してもらうため、好評メニューをそろえてみました。
三春名物グルメンチは好評で残食も少なく、みなさん楽しく食べていたようです。
……と、それではあまりおもしろくないので、今日は別の話題を。

タイトルにもある通り、今日は田村地区の「食品自主検査」の日だったのでそのことについてご紹介します。
食品を取り扱って仕事をする者が守る法律に「食品衛生法」という法律があります。
食品の取り扱い方法や品質の基準、施設の管理などを定めた法律です。
その「食品衛生法」では、食品を製造する業者はそれぞれ、自分の扱っている品について異状がないか検査を行うことを義務づけています。
また、福島県の条例ではその検査を年1回以上行い、検査結果を1年間保存することを定めています。
検査の内容はそれぞれの取り扱う品で違っていますが、主に食中毒をおこしやすい菌や食品添加物等について基準が守られているか調べます。
その検査について、検査機関が地区ごとにまとめて受け付けを行う日があり、田村地区の受付日が今日だったのです。
(検査日そのものは年何回かあります。業者の多い地区は回数も多いです)
できあがったおかずを滅菌された袋に入れ、中身をこぼさないよう指定時間までに届けるのは、なかなか緊張する作業です。

そうして今年度も無事検査を依頼することができました。結果は後日届く予定です。

写真のステッカーは「検査しました」の印です。給食施設や食堂等には必ずどこか見えるところに貼ってありますので、機会がありましたらぜひ見つけてみてください。

葉桜は「たけのこ」の先触れ

今日の給食は

・たけのこごはん  ・牛乳
・みそマヨサラダ  ・凍み豆腐のみそ汁
みそ汁の具材「しみどうふ」は、全国的な名称では「凍り豆腐」「高野豆腐」と呼ばれる物です。
そのままかじってもおいしくないですが、消化がよくミネラル豊富で保存がきき、さらに水で戻す時間も短いという、乾物の中でも使いやすい素材です。
とはいえ、今日の話題は別のことです。
先週配布・アップロードした献立表をよくご覧になっていただけるとわかるのですが、5月の前半はにんじん・キャベツなどの定番野菜に加えて、ある野菜が多めに入れられています。
その野菜とは「たけのこ」です。「桜前線を追いかけるたけのこ前線」と言われるたけのこは、5月前半のちょうど今ごろが旬の野菜です。
いつもは水煮パックですが、5月の今ごろだけは、新鮮なゆでたけのこを使っています。
旬の味わいを感じてもらうために当日朝、氷詰めで届けられる高級品です。
学校の移転前は毎年、調理場裏の竹林で掘ったものを使っていたのですが、竹林がなくなったこと等もあり、数年前から愛媛産のゆでたけのこに切り替えました。
たけのことにんじん、油揚げを甘辛く煮て混ぜこんだ「たけのこごはん」は、たけのこの素材の良さあってか、非常に好評で残食も少なめでした。

端午の節句には

昨日、5月の献立表を配布しました。5月はスポーツフェスタの繰り替え休日があります。
おべんとうの日は、沢石小学校年間行事等一覧に掲載されております。
また、学校から学年のお便りの他、前日、もしくは休み前に緊急メールでお知らせもしています。併せてご確認いただければ幸いです。
5月献立予定表.pdf
5月給食だより.pdf
今日の給食は

・ごはん ・牛乳 ・あぶらあげの煮物
・ふきの煮物 ・すまし汁  です。
福島県の端午の節句ではふきとたけのこ、長芋の煮物を食べる風習があるそうですが、沢石調理場ではちょっと難しいため、簡略化してふきの煮物にしました。
すまし汁に入っている花なるとは、端午の節句にちなんで花菖蒲の柄です。
あぶらあげは、いつもなら「ほうろく焼き」にするのですが、今回は甘辛く煮付けにしました。
苦手な食べ物かな? と心配したのですが、案外好評だったようです。
端午の節句に欠かせない「かしわもち」は、休み明けの7日に出す予定です。
現在の季節は春の終わり「穀雨(こくう)」。田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころとされています。
夏の始まり「立夏」は5月6日なので、もう夏も間近いということですね。
この時期は湿気が多く気温が高くなり、病気や食中毒の危険性が増す季節です。
そのため縁起の悪い月の邪気払いとして、端午の節句の行事が行われているという話があります。
長いお休みの間の体調管理や飲食物の管理には、十分お気を付けください。

おうちの人といっしょに給食

今日の給食は
・中華風まぜごはん  ・牛乳 ・とりつくね
・もやしのラー油あえ  ・粟米湯(すーみーたん)  です。
粟米湯は中華風のコーンスープです。「粟米」はひきわりにしたとうもろこしのこと。「湯」はスープという意味です。「玉米湯(ゆーみーたん)」とも言います。(今日は献立の写真を撮っていません)

今日は午後から授業参観日です。沢石小学校では新一年生の保護者の皆様に、給食の味見を兼ねた試食会を毎年実施しています。

ランチルームに保護者の皆様の椅子を並べ、同じテーブルを囲んで給食を食べます。
一年生の机と椅子は足を短くしてあります。そのため、大人には少し座りづらそうです。
いつものスペースだけではちょっときついので、何名かは隣にある二年生の机で食べました。
いつもと違うメンバーでの給食に、一年生だけでなく上級生もどこか緊張気味です。
今日は野菜の多い給食で、少しピリ辛な野菜の付け合わせもあります。
ピリ辛味や野菜の苦手な一年生のみなさん、かなりがんばって食べていました。

お昼の後一年生は、保護者の方に「歯みがきチェック」と「仕上げみがき」もしてもらったそうです。

「いただきます」までの時間

4月20日(月)はフレンド班でおべんとうを食べる「おべんとうの日」です。
牛乳はありません。おべんとう・飲み物(甘くない物)を忘れずに持ってきてください。
高学年の児童のみなさんは、自分でおべんとうを詰めることや、自分でおにぎりを作ること、自分でおべんとうを作ることなどにもぜひチャレンジしてください。

今日の給食は
・ごはん ・牛乳  ・ウインナーベーコン巻き
・ポテトサラダ ・みそ汁  ・味付きのり  です。
大人気メニュー「ウインナーベーコン巻き」と「味付きのり」は今日も好評でした。
とはいえ、あまり珍しい献立でもないので今日は少し「いただきます」までの間、給食当番以外がどう過ごしているかご紹介します。


沢石小学校では、4校時が終わってから給食までの間、給食当番以外は主に読書をする時間となっています。

ホールにある「ならなしライブラリー」や「三春町巡回図書」から本を選び、ホールや音楽室などで本を読みます。

最近3年生男子の間で人気なのは「給食番長」シリーズと「はれときどきぶた」シリーズです。
「『じゃがいもにけがはえた』っておもしろいね」
「そうそう。『えんぴつのてんぷら』とか……」
などの声が聞こえてきます。人数分の本はないので、人気作はみんなでのぞきこんで読んでいます。

時間が来たら本を置いてランチルームに移動します。その時点で準備ができていないときは少し家庭科室や窓際で待機します。
5分早く食べ始める1年生は着席して静かに待っています。

手を組んで待っているのは、食前のお祈りではありません。食中毒防止等の理由で、机や箸などを触らないためだそうです。

はじめての「おかわり」?

遅くなりましたが平成27年度4月の献立表です。始業式・入学式の日に配布しました。
4月献立予定表.pdf
4月給食だより.pdf

今日の給食は

・ごはん  ・牛乳  ・包み蒸し
・八宝菜  ・春雨スープ   です。
写真を撮る余裕もなくばたばたとしていた給食開始から今日で三日目。
ようやく少し落ち着いてきました。

今年度はランチルームの当番が以前の3班から2班になりました。
そのため1班あたりの配膳範囲が1.5倍に増え、さらに班のメンバーも昨年度から変わっています。
そんな中まだ少しぎくしゃくした様子はありますが、大きなミスやけがもなく時間内に作業を終わらせているチームワークのよさが、大変すばらしいと思いました。
新委員会がまだ稼働していない中、給食前の献立発表など旧ランチ委員会で行っていた仕事を5・6年生のみなさんが分担で引き受けてくれています。こちらもすばらしいことです。

 

初日はジャムの袋に、二日目は果物の皮むきに手こずっていた1年生のみなさんも、今日はスムーズに食べ終わって「おかわり」をする姿が見られました。
北保育所で人気の「スープ」は、小学校になっても人気のようです。

平成26年度給食終了です

今日の給食は3月バースデー給食+卒業・進級祝いのミニセレクト給食です。
切りこぶごはんは、お彼岸の行事食でもあります。
 

・切りこぶごはん  ・牛乳  ・鶏の照り焼き 又は イカの照り焼き
・のりあえ ・菜の花のみそ汁  ・クレープ  です。
鶏の照り焼きが大人気でしたが、イカの照り焼きもなかなかの健闘ぶりです。
デザートがあることを抜けばかなり大人向けのメニューだと思うのですが、ごはんやあえもの、みそ汁も全体に残食が少なく、とてもよく食べられていたようでした。
(今年度最後なので全テーブルの食べている風景を撮影してみました)

北保育所は3月27日まで牛乳給食を行いますが、小学校は本日で平成26年度の給食終了です。
平成27年度の給食は入学式・始業式の翌日、4月7日(火)開始の予定です。
決算報告書は3月27日(金)、4月の献立予定表は4月6日(月)に配布予定です。
アレルギー等による食事制限や医師の指示等のある方は、早めのご連絡・ご相談をお願いいたします。

今年度はインフルエンザの流行等による休校や食中毒等大きな事件もなく、給食を終了することができました。
皆様の多大なるご協力とご支援に、沢石共同調理場一同、感謝申し上げます。
来年度もよろしくお願いいたします。

楽しく食べました。テーブルマナー給食

今日は沢石小6年生のテーブルマナー給食です。
・バターロール(バター) ・牛乳
・ハンバーグ(にんじんのグラッセ・粉ふきいも・ゆでブロッコリー)
・フレンチサラダ ・クリームコーンのスープ (キャラメルケーキ)
()内は沢石小6年生・御木沢小6年生のみの追加メニューです。

※給食本体の写真は本日撮影できなかったのでありません。

家庭科室の机にテーブルクロス風の布をかけ、皿やナプキン・フォーク等をセッティングします。
お皿の盛りつけや配膳は養護教諭の先生や内部作業員さん、外部作業員さんが協力してくださいました。
特別ゲストに校長先生をお招きし、会食がはじまります。


児童のみなさんは慣れないナイフとフォークの扱いにとまどいつつも、いつもと変わらず元気に楽しく会話しながら食べることができたようです。

ひな祭りに貝

明日、3月4日(水)は沢石小学校はおべんとうの日です。
牛乳もありませんので、おべんとう・飲み物(甘くない物)を忘れないようにお願いします。
フレンド班でおべんとうを食べます。

今日の給食は

・コッペパン ・牛乳 ・ハッシュドポテト
・ひじきサラダ ・クラムチャウダー  です。

昨日はひな祭りにちなんで「ちらしずし」でしたが、今日も少しだけひな祭りにちなんだメニューです。
二枚貝「あさり」のスープ「クラムチャウダー」がひな祭りの行事食です。
今日はジャムなどを付けなかったので、クラムチャウダーにパンを浸して食べる児童が多く、「先生、シチューをパンに乗せて食べるとありえないくらいうまい!」という声も聞こえました。

納豆は混ぜが大切です?

昨日3月の献立表を配布しました。
3月献立予定表.pdf
3月給食だより.pdf

※3月の給食は予算や納品の都合等で変更の起きる場合があります。
 変更がある場合は事前にお知らせしますが、アレルギー等の不安事項がある場合はご連絡お願いします


今日の給食は

・ごはん  ・牛乳  ・肉じゃが
・みそ汁  ・納豆   です。
2月の豆だらけ献立シリーズ、最後を飾るのは福島県民に絶大な人気を誇る納豆です。
日本の納豆消費額では全国4位の福島県。
スーパーマーケットなどでは常時10種類を越える納豆が販売され、福島県では、保育所・小学校でも納豆が大人気です。当然、沢石でも納豆は人気メニューです。
今回の納豆は、カップ入りの小粒納豆(たれ・からし付き)です。
からし付きは子ども向きではないのでは? と思うのですが、低学年でも「先生、納豆にはやっぱりからしだよね」「この辛さがおいしいんだー」と言う子も少なくありません。
今日は納豆を嬉しそうにぐるぐると一生懸命にかきまぜている様子が食堂全体に見られ、ごはんの残食も少なめでした。

謎の●の正体は…

今日の給食は

・丸パン ・牛乳
・魚フライ ・ボイルキャベツ ・タルタルソース
・青菜とコーンのスープ ・デザート  です。
とある先生いわく「黒いベレー帽みたいですね」なデザートは(写真左上隅)、調理場手作りのココアケーキです。
北保育所のみなさんに週一回程度出している調理場の手作りおやつの一つを、小学校にも出してみました。
卵や牛乳、バターが入らないのでとてもシンプルな味わいです。
配食中の当番のみなさんに「先生、この黒いのなんですか?」「食べられるものですよね?」と何度も聞かれた初メニューは、好評を博しました。余分に入っていた分のデザートも、すべてなくなりました。

ココアケーキの正式な名前は「プアマンケーキ(貧乏人のケーキ)」。
卵や牛乳などを使わなくてもできる、安上がりなお菓子という意味だそうです。
<材料 マドレーヌ型(菊型アルミカップ9号程度)1個分>
・薄力粉 20g
・ココア粉末 2.5g(小さじ1強)
・ベーキングパウダー 0.5g
・砂糖(好みの種類) 10g(大さじ1程度)
・サラダ油 6g(大さじ1/2程度)
・水 25g(大さじ2弱 かたさをみながら)
※サラダ油は溶かしバターやマーガリン、オリーブ油でも可。
 好みでくるみやアーモンド、レーズンを加えてもよい。
<作り方>
①オーブンは180℃に余熱しておく。しっかりした型ならバター又はサラダ油を塗ってくっつかないようにしておく。アルミカップなら薄紙をとってそのまま使う。
②薄力粉・ココア・ベーキングパウダーをあわせてふるう。(むらなく混ざればどんな混ぜ方でもよい)
③②の粉と油、水をむらのないようによくまぜる。
④型の半分くらいに③の生地を流し入れ、オーブンの天板に並べる。
⑤180℃で20分程度焼く。出す前にはケーキに中心近くに竹串かつまようじを刺し、焼けてない部分がくっつかないか確認をする。
⑥好みで粉砂糖をふったり、デコレーションするときれいです。

北保育所から愛をこめて?

今日の給食は、バレンタインデーメニュー……ではなく、北保育所きりん組のみなさんからのリクエストメニューです。

・わかめごはん  ・牛乳  ・ウインナーベーコン巻き
・春雨サラダ  ・ワンタンスープ  ・ゼリー
という、人気メニュー詰め合わせになりました。
ちなみに今日のラッキーにんじんはバレンタインデーにちなんでハート型です。
わかめやきのこ、野菜や肉などが色々入ってバランスがよいのですが、ごはんの味つけやウインナーにやや塩分が多めです。
ご家庭では「野菜や果物をとること」と「薄味」を心がけていただけると、さらによい組み合わせになります。
北保育所では献立が配布されてから毎日、園児のみなさんがわくわくと実施日を待っていたのだとか。
沢石小学校でも大好評で、残食もほとんどありませんでした。

別の話題ももう一つ。
今週から沢石小学校では縦割り班の給食当番が開始されました。
6クラス分を3つの班で担当し、6年生など高学年がリーダーシップをとりながら配膳をします。
  
初日のみ少々とまどっていたものの、四日間でとてもスムーズに配膳できるようになりました。

おとこ汁ではなく御事汁(おことじる)です。

今日の給食は2月6日の「海苔の日」と2月8日の「事八日(ことようか)」の行事にちなんで
・ごはん  ・牛乳    ・味付きのり
・さばの三味焼き  ・じゃがいものきんぴら ・御事汁(おことじる)  です。
※写真は本日、失敗したためありません。

耳慣れない料理「御事汁(おことじる)」は、「御事始め(おことはじめ)」とも呼ばれる2月8日の行事「事八日(ことようか)」の行事食です。
「事八日」は年越しの神事が終わり、田の神を迎えて一年の農作業をはじめる日です。
12月8日も「事八日」と言い、2月と12月の2つを「御事始め・御事納め」としてセットで祝うのだそうです。

御事始めには裁縫箱を整理し、古い針の「針供養」を行って手仕事の上達を祈ります。
御事汁は小豆、各種の根菜を入れた具だくさんのみそ汁です。地域によっては「こんにゃく」や「くわい」「焼き豆腐」「焼き栗」なども入れるそうです。

「小豆の香りが少しするけど、意外に普通のみそ汁ですね」
という調理員さんの言葉がそのまま、この汁の味です。ただ、少し色は黒いような気がします。
豆や根菜がたくさん入るため、節分前から続けている「豆を使った料理シリーズ」として実施しました。
しかし、なぜか調理員さんを含めたほとんどの人が、この料理を「おとこ汁?」と聞き返します。
誤解されるのも悲しいので、ここで少しくわしく説明させていただきました。
児童のみなさんは小豆に違和感を持つこともなく、とてもよく食べていました。
……いつものみそ汁より、よく食べられていたかもしれません。

ゆずの香りがわかりますか?

今日は2月の献立表を配布しました。
2月献立予定表.pdf
2月給食だより.pdf

※2~3月の給食は予算や納品の都合等で変更の起きる場合があります。
 変更がある場合は事前にお知らせしますが、アレルギー等の不安事項がある場合はご連絡お願いします。

今日の給食は

・ごはん  ・牛乳   ・さばのしょうが煮
・大根のゆず漬け  ・大豆の磯煮  です。
やや量が多めだったことや、ちょっと苦手メニューだったこともあって、若干余り気味だったようです。
今日の野菜のおかずは季節のくだもの「ゆず」の風味をつけた大根の甘酢漬けです。
給食がはじまる前の1年生に
「今日のおかずはみかんのにおいがするから、確かめてみて」
と言ったら、1年生のみなさんはにおいを確かめて

「先生、これゆずのにおいだよ。みかんじゃないよ」
と答えました。1年生にはあまりなじみのない食べ物だろうなあと思い「みかん」と言ったのですが、正確に答えてくれた違いのわかる1年生に拍手です。

わたしの食べたい給食コンクール 表彰

学校給食週間三日目の今日は、12月に沢石小学校で募集した「わたしの食べたい給食コンクール」金賞献立です。

・ひじきごはん  ・牛乳
・キャベツ入りメンチカツ  ・きんぴらごぼう
・オニオンスープ  ・りんご   です。

野菜や海藻、果物までをしっかりと使い、健康に配慮されているところが高得点の決め手です。

本日、給食の時間にランチルームでコンクール入賞者の表彰を行いました。
 
校長先生から賞状を受け取り、お祝いの拍手を受け、嬉しそうに笑っていたみなさんの笑顔がとても印象的した。
コンクールの結果は、月曜日から廊下に掲示する形で発表していました。月曜日に入賞献立を見た、きんぴらごぼう好きのある6年生は、嬉しそうにガッツポーズをしながら
「○○ちゃん、ありがとう!」
とまるで自分の献立が入賞したかのように喜んでいました。
今日のごぼうは三春産でいつもより風味がよかったこともあってか、全体的に残食は少なく、おおむねよく食べられていたようです。

古くて新しい味 カレーシチュー

学校給食週間、二日目です。今日は「少し昔の給食メニュー」として

・コッペパン  ・牛乳 ・いちごジャム
・コールスローサラダ  ・カレーシチュー     です。
カレーシチューは戦後すぐの給食開始から、少しして全国に広がった給食独自の料理です。
カレー風味のクリームシチュー…なのですが、若い調理員さんは
「どういう料理なんですか? カレーシチューって」
と首をかしげていました。そして沢石小の職員室では
「ここにミルメークがあれば完璧に『昭和の給食』!」
という意見もあり、昔の給食の話題に花が咲きました。
カレーシチューは、米飯給食がはじまる前、パン給食が中心だった頃の人気メニューです。
日本の給食は、明治から昭和初期のはじまりの頃は米飯中心でした。
その後第二次世界大戦で少し途絶え、戦後すぐは「ユニセフ給食」と呼ばれる脱脂粉乳の牛乳給食や、アメリカの民間団体ララなどから寄贈された小麦粉によるパン給食が中心になりました。
ちなみに、米飯の開始は昭和51年(1976年)頃からです。
米飯が開始し、カレーが給食に登場してくるとカレーシチューはだんだん食べられなくなってしまいましたが、今でもあちこちの学校で人気メニューとして残っているそうです。
今日はジャムやパンの種類も、当時の雰囲気に合うものにしました。
野菜ばかりの献立でしたが残食はきわめて少なく、シチューの食缶はどのクラスもきれいに空になっていました。

伝統はあごが疲れる…?

先週お知らせした通り、全国学校給食週間が今週の月曜日からはじまりました。
今日の沢石共同調理場は三春の郷土食にちなんで

・ごはん  ・牛乳
・ほうろく焼き  ・青菜のごまあえ  ・ざくざく煮
です。
「ほうろく焼き」は、「三春揚げ」とも言われる三角の油揚げの中にねぎを入れ、ほうろく(和風フライパン)で素焼きにした料理です。
三春町内の旅館で開発・提供されたことをきっかけに、三春の郷土料理として定着しました。
通常は上に「ゆずみそ」や「ふきみそ」などの甘めのみそを塗って提供されます。
沢石の給食では中のねぎにかつおぶし・みそ・マヨネーズで味を付けてオーブンで焼いています。
三春揚げの三角形は三春のお城「舞鶴城」の鶴にちなんだ形です。そして、一見「生揚げ」と見紛う厚さには焼いて食べる他、煮付けなどでも食べられているから、という伝統があるそうです。

「ざくざく」は会津の料理「こづゆ」や「のっぺい」などとよく似た、中通りの冠婚葬祭でよく出てくる、煮物と汁物の中間のような料理です。
たくさんの角切りにした根菜とこんにゃくが入り、しょうゆ味で味つけします。
地域でそれぞれの伝統的な作り方があり、同じ町内でも部落が違えば味つけや具材の組み合わせなどにまた変化があります。
とはいえ、最近ではあまり食べる機会も作る機会も少なくなった料理でもあるため、調理場でも「これでいいのかな?」とお互いに確認しながら作りました。

今日はごぼうなど歯ごたえのある野菜や、春菊・里芋・いんげんなど子どもたちにはちょっと苦手な野菜が入ったり、かつほうろく焼きの油揚げがかみ切りにくかったり…という、低・中学年児童にとってはなかなか手こずる献立の日でした。
(それでも、できるだけ残さないようにがんばって食べていました。)
4年生は道徳で日本の伝統について学んだので、特に一生懸命食べてくれていました。

来週は「全国学校給食週間」です。

今日の献立は

・ソフトめん  ・牛乳
・ひじきツナマヨサラダ   ・きつねうどんの汁
・焼き芋   です。
きつねうどんの油揚げは三春特産の三角油揚げ(ミニ)を調理場で煮たものです。
安納芋の焼き芋は冷凍ですが、調理員さんが一手間加えて焼き上げ、中が金色しっとりの仕上がりです。

さて、来週1月25日からの一週間は第二次世界大戦後、全国に学校給食が広まったことを記念する「全国学校給食週間」です。
福島県内の各給食実施校をはじめとする様々な場所で、給食に関する講演会等の行事や展示、特別メニューなどが実施されます。
沢石共同調理場では、12月に沢石小児童から募集した「わたしの食べたい給食コンクール」の入賞作品や、郷土食献立、昔の給食風献立を実施します。
平成26年度「わたしの食べたい給食コンクール」金賞(第一位)になったのは6年生の献立です。

「ひじきごはん・牛乳・キャベツ入りメンチカツ・きんぴらごぼう・オニオンスープ・りんご」です。
野菜中心で果物やひじきなども使用しているころが、高評価の決め手になりました。

給食で実施できるようにバランスを少し調整し、1月28日(水)に実施します。
その他の入賞作品は、一部を2・3月の給食で実施する予定です。
全体の結果はランチルーム前廊下に掲示してあります。学校にお越しの際はぜひご覧ください。


ひじきツナマヨサラダ   <材料 小学生一人分>
・芽ひじき 2g(小スプーン1杯)   ・ツナ水煮 5g(小スプーン1杯くらい)
・にんじん 2g(大きめ輪切り1枚)  ・むき枝豆 5g(2~3粒)
・キャベツ 20g(1/4枚くらい)  ・コーン 5g(小スプーン1杯くらい)
・マヨネーズ 10g(大さじ1弱)   ・しょうゆ 0.5g(風味付けにごく少量)
・黒こしょう 辛子、マスタード わさび 練り梅 かつおぶし などを好みで少量追加してもおいしいです。
※分量は目安です。お好みで増減してください。
給食では野菜の種類も、季節や他メニューとの相性で変えています。
 材料は大根や水菜、れんこん、えのきたけ、ミニトマト、チーズ、かつおぶし、しらす干しなども合います。
 ひじきは長ひじきでもいいですが、長い時は一口程度に小さく切ってください。
<作り方>
①ひじきは5分ほど水にひたしてもどす。にんじん、キャベツは千切りにする。ツナは缶をあけ中身を出す。
②鍋に湯をわかし、ひじき、野菜をさっとゆがく。ざるで水気をとり、急ぐなら流水で冷やす。
③器にツナと②の材料、しょうゆを入れてまぜる。しょうゆがなじんだらマヨネーズを加えてさらにまぜてできあがり。好みで風味付けの材料を加える。
※しょうゆ+マヨネーズは和風ドレッシングに変えてもおいしいです。

平成27年の給食開始

今日から後期の後半がはじまります。
沢石共同調理場は、お正月にちなんだ給食にしてみました。

・青菜ごはん  ・牛乳
・松風焼き風ハンバーグ  ・紅白サラダ
・雑煮        です。
青菜ごはんは、七草の「すずしろ」こと大根葉のまぜごはん。
紅白サラダは紅白なますのサラダ仕立てです。
雑煮には小さな団子風のもちと、今日のラッキーアイテムとして、笹の葉型に型抜きしたにんじんを入れました。
松風焼き風ハンバーグは、調理場の手作りです。
のし鶏とも呼ばれる松風焼きは、「表にはごまなどがあるが、裏が寂しい」=「浜の松(待つ)風、浦さびしい」にちなんだ料理のため、表だけにごまやけし粒を付けるのが決まりです。
「きちんと表が見えるように、入れないとね」と、調理員さんがていねいにごまをふり、配食していました。
とはいえ、今日の給食はハンバーグよりサラダの方が、どちらかといえば人気だったようです。
残食も全体に少なく、よい一年のはじまりとなりました。

一陽来復 冬至七種(いちようらいふく とうじななくさ)

本日、献立表を配布いたしました。
26年度1月献立予定表.pdf
26年度1月給食だより.pdf

今日の給食は平成26年の最後になります。冬至にあわせて

・わかめごはん ・牛乳  ・焼き魚(鮭)
・おひたし ・冬至かぼちゃ(トレー左上) ・豚汁  です。

冬至の日は一年でもっとも太陽の出ている時間が短く、この日からだんだん日が長くなっていく日です。
そのため「一陽来復(いちようらいふく)」といって、悪いことが終わり、運を回復する日とされています。
今年の冬至は十九年に一度の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」という、旧暦11月1日(新月)と冬至が同時におきる特別な日です。
朔旦冬至は運を回復する力が特別に強い冬至、とも言われています。

冬至には「冬至七種(とうじななくさ)」と呼ばれる「ん」が二つつく食べ物を、七種食べると運気が上昇するそうです。
また、「冬至に湯治」のごろあわせや「ゆずは融通が利く」ということで、ゆずを入れたお風呂の「ゆず湯」に入ることなどもすすめられています。
「なんきん(かぼちゃ)・うんどん(うどん)・かんてん・きんかん・にんじん・ぎんなん・れんこん」が冬至七種です。
最近ならば「ちんげんさい」「いんげんまめ」「ぽんかん」なども仲間に入るかもしれません。
給食では「なんきん」「にんじん」を出しました。
ご家庭で残り五種を食べることに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。