カテゴリ:給食
古くて新しい味 カレーシチュー
学校給食週間、二日目です。今日は「少し昔の給食メニュー」として
・コッペパン ・牛乳 ・いちごジャム
・コールスローサラダ ・カレーシチュー です。
カレーシチューは戦後すぐの給食開始から、少しして全国に広がった給食独自の料理です。
カレー風味のクリームシチュー…なのですが、若い調理員さんは
「どういう料理なんですか? カレーシチューって」
と首をかしげていました。そして沢石小の職員室では
「ここにミルメークがあれば完璧に『昭和の給食』!」
という意見もあり、昔の給食の話題に花が咲きました。
カレーシチューは、米飯給食がはじまる前、パン給食が中心だった頃の人気メニューです。
日本の給食は、明治から昭和初期のはじまりの頃は米飯中心でした。
その後第二次世界大戦で少し途絶え、戦後すぐは「ユニセフ給食」と呼ばれる脱脂粉乳の牛乳給食や、アメリカの民間団体ララなどから寄贈された小麦粉によるパン給食が中心になりました。
ちなみに、米飯の開始は昭和51年(1976年)頃からです。
米飯が開始し、カレーが給食に登場してくるとカレーシチューはだんだん食べられなくなってしまいましたが、今でもあちこちの学校で人気メニューとして残っているそうです。
今日はジャムやパンの種類も、当時の雰囲気に合うものにしました。
野菜ばかりの献立でしたが残食はきわめて少なく、シチューの食缶はどのクラスもきれいに空になっていました。
伝統はあごが疲れる…?
先週お知らせした通り、全国学校給食週間が今週の月曜日からはじまりました。
今日の沢石共同調理場は三春の郷土食にちなんで
・ごはん ・牛乳
・ほうろく焼き ・青菜のごまあえ ・ざくざく煮
です。
「ほうろく焼き」は、「三春揚げ」とも言われる三角の油揚げの中にねぎを入れ、ほうろく(和風フライパン)で素焼きにした料理です。
三春町内の旅館で開発・提供されたことをきっかけに、三春の郷土料理として定着しました。
通常は上に「ゆずみそ」や「ふきみそ」などの甘めのみそを塗って提供されます。
沢石の給食では中のねぎにかつおぶし・みそ・マヨネーズで味を付けてオーブンで焼いています。
三春揚げの三角形は三春のお城「舞鶴城」の鶴にちなんだ形です。そして、一見「生揚げ」と見紛う厚さには焼いて食べる他、煮付けなどでも食べられているから、という伝統があるそうです。
「ざくざく」は会津の料理「こづゆ」や「のっぺい」などとよく似た、中通りの冠婚葬祭でよく出てくる、煮物と汁物の中間のような料理です。
たくさんの角切りにした根菜とこんにゃくが入り、しょうゆ味で味つけします。
地域でそれぞれの伝統的な作り方があり、同じ町内でも部落が違えば味つけや具材の組み合わせなどにまた変化があります。
とはいえ、最近ではあまり食べる機会も作る機会も少なくなった料理でもあるため、調理場でも「これでいいのかな?」とお互いに確認しながら作りました。
今日はごぼうなど歯ごたえのある野菜や、春菊・里芋・いんげんなど子どもたちにはちょっと苦手な野菜が入ったり、かつほうろく焼きの油揚げがかみ切りにくかったり…という、低・中学年児童にとってはなかなか手こずる献立の日でした。
(それでも、できるだけ残さないようにがんばって食べていました。)
4年生は道徳で日本の伝統について学んだので、特に一生懸命食べてくれていました。
来週は「全国学校給食週間」です。
今日の献立は
・ソフトめん ・牛乳
・ひじきツナマヨサラダ ・きつねうどんの汁
・焼き芋 です。
きつねうどんの油揚げは三春特産の三角油揚げ(ミニ)を調理場で煮たものです。
安納芋の焼き芋は冷凍ですが、調理員さんが一手間加えて焼き上げ、中が金色しっとりの仕上がりです。
さて、来週1月25日からの一週間は第二次世界大戦後、全国に学校給食が広まったことを記念する「全国学校給食週間」です。
福島県内の各給食実施校をはじめとする様々な場所で、給食に関する講演会等の行事や展示、特別メニューなどが実施されます。
沢石共同調理場では、12月に沢石小児童から募集した「わたしの食べたい給食コンクール」の入賞作品や、郷土食献立、昔の給食風献立を実施します。
平成26年度「わたしの食べたい給食コンクール」金賞(第一位)になったのは6年生の献立です。
「ひじきごはん・牛乳・キャベツ入りメンチカツ・きんぴらごぼう・オニオンスープ・りんご」です。
野菜中心で果物やひじきなども使用しているころが、高評価の決め手になりました。
給食で実施できるようにバランスを少し調整し、1月28日(水)に実施します。
その他の入賞作品は、一部を2・3月の給食で実施する予定です。
全体の結果はランチルーム前廊下に掲示してあります。学校にお越しの際はぜひご覧ください。
ひじきツナマヨサラダ <材料 小学生一人分>
・芽ひじき 2g(小スプーン1杯) ・ツナ水煮 5g(小スプーン1杯くらい)
・にんじん 2g(大きめ輪切り1枚) ・むき枝豆 5g(2~3粒)
・キャベツ 20g(1/4枚くらい) ・コーン 5g(小スプーン1杯くらい)
・マヨネーズ 10g(大さじ1弱) ・しょうゆ 0.5g(風味付けにごく少量)
・黒こしょう 辛子、マスタード わさび 練り梅 かつおぶし などを好みで少量追加してもおいしいです。
※分量は目安です。お好みで増減してください。
給食では野菜の種類も、季節や他メニューとの相性で変えています。
材料は大根や水菜、れんこん、えのきたけ、ミニトマト、チーズ、かつおぶし、しらす干しなども合います。
ひじきは長ひじきでもいいですが、長い時は一口程度に小さく切ってください。
<作り方>
①ひじきは5分ほど水にひたしてもどす。にんじん、キャベツは千切りにする。ツナは缶をあけ中身を出す。
②鍋に湯をわかし、ひじき、野菜をさっとゆがく。ざるで水気をとり、急ぐなら流水で冷やす。
③器にツナと②の材料、しょうゆを入れてまぜる。しょうゆがなじんだらマヨネーズを加えてさらにまぜてできあがり。好みで風味付けの材料を加える。
※しょうゆ+マヨネーズは和風ドレッシングに変えてもおいしいです。
平成27年の給食開始
今日から後期の後半がはじまります。
沢石共同調理場は、お正月にちなんだ給食にしてみました。
・青菜ごはん ・牛乳
・松風焼き風ハンバーグ ・紅白サラダ
・雑煮 です。
青菜ごはんは、七草の「すずしろ」こと大根葉のまぜごはん。
紅白サラダは紅白なますのサラダ仕立てです。
雑煮には小さな団子風のもちと、今日のラッキーアイテムとして、笹の葉型に型抜きしたにんじんを入れました。
松風焼き風ハンバーグは、調理場の手作りです。
のし鶏とも呼ばれる松風焼きは、「表にはごまなどがあるが、裏が寂しい」=「浜の松(待つ)風、浦さびしい」にちなんだ料理のため、表だけにごまやけし粒を付けるのが決まりです。
「きちんと表が見えるように、入れないとね」と、調理員さんがていねいにごまをふり、配食していました。
とはいえ、今日の給食はハンバーグよりサラダの方が、どちらかといえば人気だったようです。
残食も全体に少なく、よい一年のはじまりとなりました。
一陽来復 冬至七種(いちようらいふく とうじななくさ)
本日、献立表を配布いたしました。
26年度1月献立予定表.pdf
26年度1月給食だより.pdf
今日の給食は平成26年の最後になります。冬至にあわせて
・わかめごはん ・牛乳 ・焼き魚(鮭)
・おひたし ・冬至かぼちゃ(トレー左上) ・豚汁 です。
冬至の日は一年でもっとも太陽の出ている時間が短く、この日からだんだん日が長くなっていく日です。
そのため「一陽来復(いちようらいふく)」といって、悪いことが終わり、運を回復する日とされています。
今年の冬至は十九年に一度の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」という、旧暦11月1日(新月)と冬至が同時におきる特別な日です。
朔旦冬至は運を回復する力が特別に強い冬至、とも言われています。
冬至には「冬至七種(とうじななくさ)」と呼ばれる「ん」が二つつく食べ物を、七種食べると運気が上昇するそうです。
また、「冬至に湯治」のごろあわせや「ゆずは融通が利く」ということで、ゆずを入れたお風呂の「ゆず湯」に入ることなどもすすめられています。
「なんきん(かぼちゃ)・うんどん(うどん)・かんてん・きんかん・にんじん・ぎんなん・れんこん」が冬至七種です。
最近ならば「ちんげんさい」「いんげんまめ」「ぽんかん」なども仲間に入るかもしれません。
給食では「なんきん」「にんじん」を出しました。
ご家庭で残り五種を食べることに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
セレクト給食の日+箸と食事マナーについて
今日の給食は12月のバースデー給食です。
また、年に3回あるセレクト給食の二回目としてケーキセレクトを行いました。
献立は
・黒糖パン ・牛乳 ・県産鶏肉(伊達鶏)のタンドリーチキン
・ほうれん草のソテー ・野菜スープ
※ケーキは「ストロベリーケーキ・キャラメルケーキ・チョコクレープ」から事前に選びます。
今回の一番人気は二位に圧倒的な差をつけ、チョコクレープでした。
今日も箸の日ではありませんが、箸の使い方の話、最終です。
箸の話をするに至った担任の先生との会話の続きのことについて少し。
「箸の変な持ち方って気になりませんか?」
「将来恥をかくぞって注意しているんですが、変な持ち方の方が本人としては扱いやすいらしくて」
ある日担任の先生と会話したその一言が、箸の持ち方についてお知らせしようと考えたきっかけでした。
食事のマナーには「同席者に恥をかかせない」というものがあるので、正式な席であるほど、一緒に食事をする相手の箸づかいがおかしくても、それについて指摘することはありません。
周囲が全員正しい箸づかいをしている中で、自分一人が違うことに気がついた時「うわっ!」と恥ずかしく感じることが「恥をかく」ということです。
食事は、たいてい「親しい人」または「親しくなりたい人」同士で行います。
そして相手の食事マナーに気がつくのは、相手を見る心の余裕があって、同席者を気にかけていることの現れです。
いわゆる「正しい箸の持ち方」は「無理のない自然な持ち方」なので、変な箸の持ち方をしているとどうしても、どこか不自然、かつ食べにくそうに見えます。
一緒に食事をする親しい仲で、自分を見ている相手に、不自然な姿を見せるのがあまりよくないというだけで、こぼさず食べられれば、箸づかいそのものは個人の自由と言えるかもしれません。
食事のマナーには箸の持ち方の他に、本当に様々な物があります。
姿勢や食器の扱い方、無駄なく食べることや会話のことなど数多く、同じ箸を使う国でも日本と外国のマナーもまた違います。
箸づかいだけがよくて他が悪い人よりは、箸づかいが多少変でも食べ物や同席者に敬意をはらい、ていねいに食べる人の方が美しく感じられます。
マナーを気にする時はそういった総合評価で相手を見るので、箸だけで判断することはあまりありません。
よいマナーに共通するのは「心の余裕を持つこと」です。箸を自然に持つこと、使うことはその余裕を持つための一つの手段でしかありません。
だから、手のクセや個性でどうしても箸が正しく持てないとしても、それ自体が悪いことではないのです。
直せるなら直すと、楽に食べられるようになりますけれど。
箸の相談の後、そういう話を担任の先生といたしました。
この話をした先生が児童をよくご覧になっていて、そして児童に箸を美しく使うことでその「心の余裕」を持てるようになってほしい、と願っておられるのが給食担当者として、とてもうれしいことでした。
学校での箸指導は限られた時間の中で、多くの相手に教えるため、家庭で行うようなきめ細やかさで、完成まで教えることがとても難しいです。
どうしても家庭をはじめとする、多くの方々のお力が必要です。
箸の持ち方は「教え方のコツがわからない」という声が多く、だからこそ教えたいのに教えることをためらう、最後まで教えきれない、という声もよく伺います。
前回までで色々提示させていただいたことは、箸の持ち方を覚えるための一例でしかありません。
でも、ふと目の前で子どもの箸の持ち方が気になった時に、声をかけてみようかな? と思うための手助けになれればと願っております。
箸の持ち方 使い方の話 その4
今日の給食は シーフードカレーとポパイサラダ、りんごです。
冬の魚「たら」や季節の野菜などを使ってみました。児童は「たら? 入ってた?」と一生懸命カレーをかき回し「見つからない」と言っていましたが、平常のカレーに使う肉の量より、多く入っておりました。
給食はスプーンの日ですが、箸の話4回目です。「持ち方はできるようになったけど、さてその先は…」がテーマです。
箸を持てるようになったのに、実際の食事の場になると持ち方が崩れるということがあります。
これらのケースは①「まだ意識していないと持ち方が保てないのに、意識するのを忘れる」、②「箸と手のバランスが悪い」、③「手首やひじがうまく使えない」ことに、だいたいの原因があります。
①「まだ意識していないと持ち方が保てないのに、意識するのを忘れる」についてです。
どんな運動もですが、技術を身につけることには「最初の一回目ができるようになる」→「何度やっても正しい動作ができるようになる」→「意識しなくても正しい動作ができ、状況に応じて動作を使いこなせる」という、いくつかの段階があります。(細かく分けると、もっとたくさんの段階があります)
専門的なことは、とても深くなるので省きますが、一回できるようになり、覚えて終わりではないのです。
一度覚えた動作は、繰り返し練習することで「自動化」と呼ばれる、意識しなくてもできる状態になります。
自動化になるまでで大切なのは「繰り返す」こと。そして「自分の動作はおかしくないか?」と考えて「直しながら」繰り返すことです。
「直しながら」が必要な段階で考えることを省くと、間違った状態で覚えてしまうという、「変なクセがつく」現象が発生します。
完全に定着したなと思える段階になるまでは、周囲が本人に目を配り、声をかけ、動作について意識させてあげることが大切です。
一人で直していく時は、「はじめの一口は正しい持ち方で」などと決めて行うのが、特に効果的です。
小学生くらいだと、手の機能ができている状態、かつかなり徹底した一対一の指導で持てるようになるようです。それには、10分×5~6回以上、意識せず持てるようになるまで最低15~16回くらいの連続した指導が必要です。
人によっては「身につけた動作を使ってきた年月と同じだけの時間が、直すことには必要」とも言います。
一回目ができるまでより、できたことが身につくまでが、とても長く大変です。
だから、基本的に持ち方の練習と、食事は切り離して行うことが大切です。
食事中は楽しくおいしく食べる方が優先です。
②「箸と手のバランスが悪い」ことについてです。
箸の持ち方を覚える節目は「5歳」頃がよいとされています。
手の大きさが幼児用の箸にちょうどよくなり、神経や筋肉も発達し、言われていることを理解できるようになるからだそうです。
そういった説があるくらい、手の大きさと箸の長さのバランスは、よい持ち方に深く関係しています。
箸には、持ちやすく扱いやすい場所があり、手の大きさと箸の長さが合っていると、さほど無理をしなくても正しい動きができます。
手の大きさに合わない大きい箸を使うと、箸先の合わせやすい位置が手前にずれてコントロールしづらく、箸が交差しやすくなります。
小さい箸だと、箸を下ろしたときに中指が邪魔になり、中指と一緒に箸が落ちすぎて、こちらも箸が交差しやすくなります。
手にあった箸の長さは「一(ひと)あた半(はん)」と言われます。
「一あた」は親指と人差し指を軽く広げた間の長さ。その目安で、一つ半ということです。市販の子ども用箸はだいたい16.5㎝。大人用は20㎝~22㎝くらいです。
箸先が交差しやすいという方は一度、手と箸の長さが合っているか、チェックしてみてはいかがでしょうか。
③手首やひじがうまく使えないことは、豆つかみなどがうまくできるが、実際の食事の場になるとうまく使えない人に多く見られる現象です。
箸は「開いて閉じる」だけの動作をしています。つかんだものの向きを変えたり、それを口元に持って行ったりする動作には、手首やひじの動きが重要です。
特に手首をひねる動きは大切で、食事の主要な動きのほとんどが手首をひねる動きで行われます。
「自動化」に至るほど正しい持ち方に慣れてないことが根幹にありますが、箸の持ち方を意識しすぎている時に手首が緊張して、動かせなくなる例が多いようです。
緊張に気がついたら、箸を保持したまま手首を回転させることなどを行い、手首の緊張を解くと、だいぶ解消しやすくなります。
効果的な箸の持ち方習得法や運動の習得・習熟については、まだ多くの研究がされているところです。
簡単に、すぐにはできないものであるということを理解した上で、本人や教える側が動作を身につけていく過程を楽しみ、どうやったらできるかな、と考えながら行うと上達は早まるのだそうです。
おいしいものの越える垣根
今日は、御木沢小学校6年生のみなさんのリクエスト給食です。
・キムタクごはん ・牛乳
・ウインナーベーコン巻き ・海藻サラダ
・春雨スープ ・みかん です。
ウインナーやキムチなどで塩分が多いのですが、その分野菜や海藻をたっぷり摂取できるように配慮されていたり、デザートをビタミンの多いみかんにして、濃厚な給食をさっぱり味で締めたり、など細やかな工夫がされた献立です。残食はほとんどなく、今年度のリクエスト給食の中でもきわめてよく食べられておりました。
今日のメニューのキムタクごはんは、平成14年に長野県塩尻市の管理栄養士、上野 保佐美(やすみ)さんが給食の献立として開発したメニューです。
児童に漬物に親しんでもらうために作り、今では塩尻市のブランドと言われ、「キムタクごはんの素」や「キムタクおにぎり」が販売されるまでになったのだそうです。
沢石調理場では、数年前に中学校向けのスタミナメニューとして取り入れてみたのですが、今は小学校でもリクエストに挙がるほどの人気メニューとして定着しました。
長野と福島という地域の垣根を飛び越えて、「え? まぜごはんに漬物?」という先入観の垣根を飛び越えて、おいしいものが受け入れられ、根付いていったことがとても興味深いなと感じました。
そんなキムタクごはんの作り方は以下。キムチでにんにく臭くなることと、皿と調理道具がキムチ+油で赤く染まることという難点はありますが、きわめて簡単でおいしい料理です。
<材料 小学生一人分>
・あたたかいごはん…茶碗1杯分
・白菜キムチ…20g(きちんと発酵させたものがよい 大きめスプーンに1杯くらい)
・つぼ漬けまたはたくあん漬け…20g(甘口しょうゆ味の大根の漬物 薄切り3~4枚くらい)
・豚肉またはベーコン…15g(ウインナーでも可。脂肪分のある肉の方がおいしい)
・油…炒め油として適量(サラダ油かごま油が、特に相性がよい)
・しょうゆ…基本的に入れなくてよいが、味が不足する時に少量
<作り方>
①白菜キムチは2㎝角程度の小さめに切る。つぼ漬けは2~3㎜程度の薄切りを1/4くらいに切る。
豚肉やベーコンは小間切れならばそのまま、大きければ好みに合わせて小さく切る。
②フライパンに油を熱し、肉類を炒める。表面の色が変わるくらいに加熱できたら、キムチとつぼ漬けを入れてさらに炒める。はじめは汁を切った状態で入れ、味を見ながら漬物の汁で辛みと甘みを調整する。
肉に完全に火が通ったら具は完成。
③あたたかいごはんに②の具をまぜ、少しなじませてから茶碗に盛ってできあがり。
※キムチとたくあんで、「キム たく(あん)ごはん」だそうです。分量は好みで加減してください。
長ネギなどを加えるのもよいそうです。
沢石調理場では、保育所用は小学校の半分くらいの具の量にして、ごく薄く作ります。
おいしい…けど、おなかいっぱい…のさつまいも
中華めん 牛乳
春巻き 水菜のサラダ
みそラーメンスープ
と、いうあまり珍しくない献立ですが、沢石小学校の給食には一つのサプライズがありました。
学校農園で育てたさつまいもの「大学いも」が付いたのです。(中央の皿 左上)
このさつまいもは、先日のふかしいもパーティ+干し芋作りの残りですが、それでもまだ10kg以上あり、「給食でみんなで食べられるようになりませんか?」という相談のもと、作られたものです。
とても甘いさつまいもだったので、素揚げでもいいかな?とは思いましたが、配送の間に固くなってしまうので、柔らかくする意図もこめて、たれをからめた大学いもにしました。(甘いたれが絶品)
皮が厚くなっていてだいぶ廃棄したため、残念ながら受配校全部に配るほどはなく、沢石小のみとなりましたが、それでもたくさん食べることができました。
ボリュームが増えたのに残食は少なかったのですが、さすがにみなさん、食後は少々苦しかったようです。
箸の持ち方 使い方の話 その3
今日の魚は、さばの切り身をカレー粉入りのしょうゆだれにつけ込んで焼いた「さばのカレー焼き」です。
ごまや錦糸卵、いかなどたくさんの材料を使ったあえものの「千草あえ」とあわせて、箸の機能を活用して食べるメニューとなっています。児童のみなさんは箸を駆使し、楽しくおいしく食べていたようです。
さて、先週の続きとなる箸の持ち方の話です。
先週は箸を二本使ううちの「上」の箸の話でした。
今週は「下」の箸の話です。
練習の順番としては、むしろ「下」の箸から始めた方が比較的スムーズかと思います。
それくらい重要なポイントです。
このポイントを抑えて箸を練習し、正しい持ち方のスイッチが入ったある高学年児童は、「うわ! 手が勝手に動く!」とびっくりしていました。
下の箸は「固定する箸」とか「動かない箸」と言われます。
ところが! 意外にその「固定する」が難しいのです。
上の箸を抜くと、下の箸は以下のような形で保持されています。
(「開き気味のチョキ」に箸を乗せ、「親指の付け根部分ではさむ」形です。
基礎動作は「指先を使わず」箸を親指ではさむことです。
(簡単にすると下図のような形。★は力を入れている場所です。)
この「はさむ」動作が箸の持ち方の大きなポイントになります。
日常の動作ではあまり使わない動きなので、箸使いの苦手な児童を見ると親指の指先を使ってはさもうとします。
(児童がよくやる持ち方は指を開くとこんな風です。★の位置の違いをご覧ください)
<間違いの「はさむ」>
しかし、親指は自由に動くようにしておかないと、今度は上の箸が動かせません。
指先を使わず箸をはさみ、親指の指先を自由に曲げ伸ばしできるか、チェックしてみましょう。
親指の根もとで箸をきちんとはさみ、指先が動かせるようになったら今度は箸先を正しい位置に固定します。
要領としては
この図の状態から、「薬指で箸をすくい上げる」形です。
親指で「はさむ」力を抜かないように注意しましょう。
薬指に乗せた箸の先は、「薬指の爪と関節の間」あたりに置きます。(以下の★の位置)
触ってみるとわかりますが、関節のふくらみが終わったあたりで、へこんでいるので乗せやすいのです。
この位置だと関節のふくらみが、箸を奧に転がらせないようにするストッパーになります。
薬指はのばしすぎるとバランスがとりにくく、縮めすぎると箸が落ちるので、軽く曲げたくらいがちょうどです。
小指は薬指に沿わせると安定します。
親指の位置は、中指と人差し指を下ろしたときに、ちょうど指先が合うくらいの前方にずれていきます。
力が入っている位置は★のところです。私は「親指の★のところで箸を奧に押す感じ」と言っています。
箸先を自分の方にややひねるとこんな感じです。
★が左右から箸を押すように「はさんでいる」のが、おわかりでしょうか。
この状態が特に意識せず持続できるようになったら、中指と人差し指、親指で○を作り、開く動作をやってみましょう。
(↓の写真の動作で、指を開け閉めします)
あとは中指に箸を乗せて終わりです。(乗せる位置は上記の薬指と同じ「爪と関節の間のくぼみ」です。)
「上」の箸を中指で動かすように意識すると、ごく自然に正しい持ち方になるよう手が動きます。
冒頭に児童が「手が勝手に動く!」と言ったのは、この状況のことです。
うまく動かせない時は「親指ではさむ」の、力が抜けていることが多いようです。
正しい動作を固定させ、食事の中で使いこなすためにはさらにもう一段階が必要ですが、そちらはまた来週お話ししたいと思います。
黒いひげに気をつけて! ココア揚げパンの日
・ココア揚げパン ・牛乳
・ブロッコリーサラダ ・ひき肉団子スープ
・りんごゼリー
です。
一年生のリクエストの定番は、国語で学習した「サラダでげんき」のりっちゃんサラダですが、「ブロッコリー大好き!」の一年生はブロッコリーサラダをリクエスト。
担任の先生の強い要望もあって出てきたココア揚げパンは、本日も大人気でした。
租税教室で遅くなった6年生の給食を、残っている学年が手分けして配膳し、それに6年生がお礼を言うという心温まる一幕もありました。
…しかし、問題は食べ終わった後です。
ココア揚げパンはかみついて食べると、口のまわりがココアだらけになります。
高学年は袋の中でパンを小さくちぎり、比較的きれいに食べていますが、低学年では顔半分がココアの黒いひげという児童も。
そして、「顔にココアが付いているよ」と言うと、ぺろりとなめてきれいにしようとする子や洋服の袖で顔を拭こうという子もいます。
「歯みがきチェックしたら、口のまわりも中もココアだらけでしたよ」
とは養護教諭の先生のコメント。
誰かの顔に、ココアの黒いひげが放課後まで残っていないことを、給食担当者としては祈るばかりです。
箸の持ち方 使い方の話 その2
本日献立予定表を配布しました。
26-12月献立予定表.pdf
26-12月給食だより.pdf
本日の給食は、児童に大人気の「ウインナーベーコン巻き」でした。
児童は串に刺さったウインナーを自分好みに刺し直し、にこにこしながら楽しく食べておりました。
意外に人気だったのが、凍り豆腐のみそ汁。水で戻し、小さく切った凍り豆腐をいつものみそ汁に加えて煮込んだものですが、「おいしー♪」と喜んで食べていたようです。
さて、箸の持ち方の話、先週の続きです。
謎の指運動「三本指で○(丸)を作る」「チョキ→グー→チョキ」と箸の使い方についてです。
指運動①の「三本指で○(丸)」は、鉛筆の持ち方および、箸の「上」を使う時の指の動きの基本です。
鉛筆の持ち方を簡単にすると以下の動作になります。
何かに見覚えはありませんか?
鉛筆・筆は「指を三本使い、つまむ」動作が基本になります。ボールペンのような筆圧をかけるもの、筆や万年筆のような筆圧をかけないもの、という筆記用具に合わせて「主に親指と中指ではさむ」「主に親指と人差し指ではさむ」という力加減で、使い分けています。
箸の「上」はこの持ち方から親指を外した形で保持します。
ただし箸は、筆や鉛筆とは「似ているけれどちがう」力の入れ方をして扱います。
そこで謎の指運動②「チョキ→グー→チョキ」の出番です。
箸の二本あるうちの上の箸は箸を「人差し指と中指ではさむように」指の間にひっかけ、「中指で押し上げ、人差し指で押し下げる」動作をします。
(親指を外すとこんな感じで持っています。ただし、この写真は力の入れ加減の説明用見本で、実際はもっと指の先でひっかけるくらいに浅めに保持します。)
持っている物を中指と人差し指でコントロールするのは鉛筆などと同じです。
ただし、箸では「親指の指先に力を入れない」ことが一つのポイントです。
上の箸を使う時の親指は「箸が動くためのガイド」役をしています。
中指と人差し指で動かしている箸は、親指の脇(指の腹)をすべるように移動することで、正しい位置に戻ります。この動きはまさに「チョキ→グー→チョキ」そのものです。
そのため同じように見える形ですが、鉛筆と箸は力の使い方が微妙に違うのです。
鉛筆の持ち方で親指に力が入ったままだと、箸はうまく開ききりません。
また、箸の持ち方で鉛筆を持つと親指の支えがなく、字が安定しません。
鉛筆は「三本指でつまみ、親指の指先に力を入れる」、箸は「親指の指先には力を入れず、指の脇をすべらせる」。この二つを区別することが大切です。
この二つの動作で大事なのは「指先の筋力」があり、力を入れたり抜いたりする動作ができること、「人差し指と中指を同時に曲げ伸ばしできる」しかし、「中指と薬指が別々に動く」ことです。
特に、「中指」の力加減と曲げ伸ばしがポイントになります。
指運動①に鉛筆を足すと「鉛筆の持ち方」
指運動②に箸一本を足すと「上の箸の動かし方」です。
そのため、この二つをスムーズにできることが、箸の持ち方の基礎能力判定となるのです。
細い物を指先でつまむのにも、指の曲げ伸ばしも、神経や筋力の発達が必要なので、それらの能力が訓練不足などで発達していないうちは、どうしても不自然な持ち方になってしまいがちです。
トレーニングとしては指で「つまむ」動作、「手のひら全体で包むくらいの大きさのボール(幼児ならピンポン球くらい)を握る」「指を閉じたチョキで指を曲げ伸ばし」「指数字を作る」などがあります。
箸の持ち方にはもう一つ、親指を使ったある「はさむ」動作が重要になります。
箸の持ち方を練習するときは、こちらから始めた方がスムーズだ…とも言われる重要ポイントです。
どんな動作かについてはまた来週お話ししたいと思います。
箸の持ち方 使い方の話 その1
今日の給食は、調理員さんが「からあげにするの、もったいなーい!」と叫んでいたまぐろを、ゆで大豆と
共にからあげにし、味つけした「まぐろのこはく煮」でした。
しかし、今日の話題はそこではなく、担任の先生と話をしたある一件のことです。
「箸の変な持ち方って気になりませんか?」
担任の先生に相談を受けたのは、児童の箸の持ち方が学年が上がってもなかなか正しい持ち方に安定しない
ということでした。
「鉛筆は正しく持てるのに、箸が変だったり、その逆だったり…、持ち方が一見正しいように見えて箸先が
交差していたり、使うときになると変な形になったり…」
たとえて言うとこんな感じです。(本人の名誉のため手だけですが、高学年もあります)
「将来恥をかくぞって注意しているんですが、変な持ち方の方が本人としては扱いやすいらしくて」
「でも、最近はあまり箸の使い方とかで厳しく言わないことが多くなってきていますよ。だから本当に将来
困るというのは、ないかもしれないですよね」
と、そんな話をしました。
箸の持ち方ができていなくて困るのは、小さい物を正確につかむことよりも、むしろ大きな物を安定してつ
かむときです。(料理の菜箸などはいい例です)
箸本来の機能(はさむ・すくう・切るなど)を完全に使うには、正しい持ち方が必要ですが、最近は道具で
補うことも多くなっています。
だから箸が正しく持てず困るという局面は、昔より減っているかもしれません。
ただし、箸が正しく持てないことの裏側には「中指が意識して使えない」「指先でつまむ動作が苦手」
なのではないか?という、手先の訓練・運動不足が関わっていることが多いようです。
①「親指と人差し指、中指で○を作り、指先を集めるようにする動作」(以下見本)
②「チョキ→グー→チョキを連続してやる」※じゃんけんのあの動作です。
がスムーズに、負担なくできるかが、まずは一つのチェックポイントになります。
児童をチェックすると、意外にできていません。
特に①は以下のようになりがちです。(指先同士が一度できちんと合わない、指で○を作れない)
またはこんな風になる児童も多いです。(人差し指の爪先が親指の腹につく)
カメラをかまえると、「箸の持ち方のことですね!」と一生懸命直しますが、不意打ちをするといつものクセが出てきます。
箸の持ち方が気になる方、チェックしてみた結果はいかがでしたか?(続きはは来週)
なぜリクエスト給食は似るのでしょう。
本日は沢石小学校2年生のリクエスト給食です。
・ごはん ・ふりかけ
・牛乳 ・ミニハンバーグ
・かみかみサラダ ・ワンタンスープ
・プリン
です。
今日は配膳が遅くなった一年生を気づかって、2・3年生が代わりに1年生の配膳をするという、心温まる一幕もありました。
今朝、給食の材料と献立をチェックしていた調理員さんが「あれ?また、ワンタンスープですか? よく出ますね」と言っていました。
よくよく献立表をチェックすると9月の4年リクエスト、10月の3年リクエストに続き三回目の登場です。
ちなみにもう一つのメニュー「かみかみサラダ」も9月のリクエストに引き続き2回目です。
「リクエスト給食って、似たような物出てきますねえ。もっと色々言ってみればいいのに」とは別の調理員さんのコメントですが、ワンタンスープは今日も大人気。
リクエスト給食でよく出てくるのは「海藻サラダ」と「ワンタンスープ」ですが、「とりのからあげ」「キムタクごはん」「五目とりめし」あたりもかなりの頻度で上がってきます。
そうしてなぜこれが好きなんだろう? と栄養士が首をかしげた「かみかみサラダ」の作り方は以下。
<材料 小学生一人分>
・千切りするめ…4g(イカにんじん用くらいです おつまみ用さきいかでもよい)
※酢と砂糖を2:1にあわせたものにひたしておく(いかの量に合わせて)
・キャベツ…20g(葉1枚程度)
・きゅうり…10g ・コーン水煮…8g(スプーン1杯程度)
・ごぼう…10g
※野菜は好みで適量入れてください。
・アーモンドダイス…2.5g(小さじ1くらい)
・マヨネーズ…10g~20g(材料にあわせて適量)
・塩とこしょう…好みに応じて適量
<作り方>
①キャベツは千切り、きゅうりは斜め方向の半月切り、ごぼうは笹がきにする。
②野菜をお湯でさっとゆで、水で冷やす。(きゅうりはゆでない方がおいしいが、ゆでない場合は塩もみをしてしぼると味がよくなじむ)
③②のゆで野菜とするめをまぜる。するめのつけ汁で水びたしにならない程度に下味をつける。
④③をマヨネーズであえ、アーモンドを散らす。好みで塩・こしょうで味をととのえる。
つぶつぶな給食でした。
主菜の魚は「ししゃも一夜干し」こと、カペリンの焼き魚。そこにごはん、牛乳、みそ汁が付きます。
午前中、みそ汁を作っていた調理員さんが一言。
「みそ汁の上が麩だらけで、下の野菜が見えませんねえ…」
気がついて見てみると確かにその通り。そしてふとできあがった給食を見てみると、なんだか、全体につぶつぶした印象が。
つぶつぶ①…ごはん
つぶつぶ②…大豆の磯煮
つぶつぶ③…白玉麩だらけのみそ汁(写真は麩が少ない方です)
つぶつぶ④(隠れつぶつぶ)…ししゃもの卵
そんなつぶつぶだらけの給食は、児童に楽しそうに食べられていて、特にみそ汁が人気のようでした。
気になる昨日の給食との豆料理対決は、どちらも残食が少ないので、どうやら引き分けという様子です。
勝敗はどちら? 洋風 対 和風の「豆料理+魚」
今日の給食は、初メニューの洋風豆料理「いんげんのトマト煮込み」に、鮭のムニエルを添えた献立でした。
明日の給食は、和風豆料理「大豆の磯煮」に、ししゃも(カペリン)の焼き魚を添えた物です。
献立を作成したときに意図したわけではなかったのですが、洋風と和風で「豆料理+魚」となりました。
今日のトマト煮込みは、沢石小学校では比較的よく食べられていたので、喜ばしく思いました。
明日はさて、どうなることでしょう。
そんな初メニュー「いんげんのトマト煮(皿の上の赤い物です)」の作り方は以下。
もとの料理はフランス料理「カスレ」。パンやスパゲティの外にごはんにも合います。
<材料 小学生一人分>
・白インゲン豆水煮…25g(ほかに、ひよこ豆などでんぷん質の豆が合うそうです)
・肉類…20g(給食ではウインナーとベーコンで作りました。元のレシピは鶏肉をメインに、ウインナー等を合わせるそうです。)
・たまねぎ…20g ・にんじん…7g(1㎝くらい 入れなくてもよい)
・にんにく又はガーリックパウダー…少々(あれば入れた方がおいしい)
・パセリ…少々(あれば入れた方がきれい)
・トマト水煮…25g(入れないレシピもあります)
・オリーブ油…適量(炒め油です。鍋の大きさにあわせて 普通の油でもよい)
・塩…0.5g(味を見てうすかったら入れるくらい)
・こしょう…1ふり
<作り方>
①たまねぎ・にんじん・肉類は1.5㎝角くらいの角切りにする。にんにく、パセリはみじん切りにする。豆はざるなどで水を切っておく。
②厚くて深さのある鍋に油を熱し、たまねぎ、にんじん、肉類、にんにく、インゲン豆を炒める。
③材料がひたひたになる程度の水とトマトの水煮(くずしたもの)を②の鍋に加え、かきまぜながらやわらかくなるまで煮る。
④③の味見をし、好みで塩、こしょうをふり、全体がぽってりするくらいまでこげないように煮詰める。
⑤仕上げにみじん切りのパセリをふる。
※本場のレシピではこれを深皿に入れてパン粉を振り、オーブンで表面を焼いてグラタンのようにするそうです。作り置きした方がよりおいしいらしいです。
11月の献立予定表と給食だより
児童の皆さんにも献立予定表と給食だよりを配付いたしました。
10月から2月まで、何回かに分けて、昨年度も実施した「学校給食おいしい県産農林水産物活用事業」の補助による福島県産の肉料理が予定されています。
詳細は献立表をご覧ください。
また、給食だよりにない臨時のお弁当の日や行事の変更等については、学校からのメール配信やお知らせをご参照ください。
26-11月献立予定表.pdf
26-11月給食だより.pdf
本日の給食は、10月バースデー給食の
黒糖パン・牛乳・マカロニグラタン・りんごドレッシングサラダ・白菜スープ・かぼちゃプリン です。
楽しく食べてはいたようですが、なぜかみなさん食べ終わるのが遅かったように思います。
冬の定番
冬の定番といえば…、“おでん”!
今日の給食は煮込みおでんでした。ここ数日の寒さにぴったりの献立です。春菊のごまあえもビタミン豊富で風邪対策にバッチリです。さらに、納豆もあり、今日も充実したメニューでした。ご馳走さまでした。
【今日の献立】
牛乳、納豆、春菊のごまあえ、煮込みおでん豆つかみ大好き!
だいたい二週間交代くらいで、大きい物をつかむ、小さい物をつかむ、などいろいろなテーマの箸遊びができるようにしています。
人気のある物もない物も色々ですが、その中で抜群の人気を誇るのが「豆つかみ」です。
四角のマス目の中に小豆や大豆、インゲン豆などいろいろな豆を箸を使い入れていく遊びです。
今まで何回も出しているのですが、マス目を埋めていく作業が楽しいらしく、何回出しても子どもたちは熱心に取り組んでいます。お皿の上で豆を移し替える「豆うつし」も人気です。
お家でもこんな遊びをしてみるのはいかがでしょうか。
見た目たらこ じつはにんじん
・白ごはん
・牛乳
・たらのもみじ焼き
・にらとえのきのサラダ
・みそしる
・ふりかけ です。
本日初登場の「たらのもみじ焼き」は、下味をつけた白身魚(たら)の上に、すりおろしにんじん入りのマヨネーズをかけて焼いたものです。
マヨネーズの中に混じる赤いつぶつぶの大きさや歯ごたえ、そして味も「たら」+「卵(マヨネーズ)」で「たらこ」のようですが、本当ににんじんです。
「にんじんマヨネーズの味、大丈夫だった?」と食べ終わった児童に尋ねると、みなさん一様に「えっ!にんじん?」と驚いていましたが残量も少なく、まずまずの成功のようです。
「これならにんじん嫌いも食べられるかも」という6年生のつぶやきに、初メニューでドキドキしていた調理場もほっと一安心です。